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The Mote in God's Eye 第五話『ザ・グロウ 』本編ー2

◆注意◆
これは、2020年11月15日にユドナリウムで行われた
ニンジャスレイヤー三部時間軸の
ニンジャスレイヤーTRPGキャンペイグン

The Mote in God's Eye
第5話 二日目


のセッションリプレイです。
リプレイ化にあたって読みやすく会話の順番や誤字・語調を調整したりといった、調整を加えています。あらかじめご了承ください。
PL五人だとめっちゃごちゃごちゃしてるからね!

また使用しているスクリーンショットは後に再現したものを使用しています
そのためキャラ配置などかなりずれていると思われます。
あくまで雰囲気を味わうためのものとお考え下さい。

第一話はこちら

纏め記事はこちら

一日目はこちら

使用FMとかは一日目のを読んでね!


◆◆◆◆◆◆◆

~前回のあらすじ~

謎の柿色の装束のニンジャによる襲撃で内部抗争が始まってしまった
カタナキラー・ダイ・フェデレイション・レンゴウ

大まかにスターファング・シルバーバレッド連合と
ブラザーフッドを雇うことに成功したエッジオブスカルデーモンの
二勢力へと纏りつつあった
そして、そのブラザーフッドから君たちに
ディナーへの招待状が届いたのであった。

雇い主には極秘で、という一文が付いて

◆◆◆◆◆◆◆


このシーンは招待に応じたPCのみが登場できた。
参加したのは結果、デモンハンド以外の全員であった。
(ポプシクルは今回はNPC扱い)
また、アヤメに関して招待が彼女には来ていないという設定です。
ヒロキもJKの小娘相手だと評価していない感じです。
(メタな理由で言えばPCの決定を全部彼女がしてしまうので登場させてません)

なお体力・精神力、シナリオ終了時に自動で得られるアイテム(スシ)は全回復としている。

ポプシクル:ポプシクルは「そんなもん毒でも食わされて死ぬに決まってんだろ!」と行かなかった
ティグリリウム:「毒を食らわば皿まで、ですよ」
ポプシクル:「ただお前らが大丈夫だった食べ物はタッパーに入れて持って帰ってこい」ポプシクルはそう言うとドッグレース場へと消えていった
シシケバブ:「フン、抗争相手のヨージンボを相手に何を考えてるのやら…」腕くんで突っ立っておこう。
ダイキャット:「ごはんーがたーべられるー♪
ストロボ:「いいじゃんいいじゃん、せっかくのご招待だぜ。お話聞かせてもらおうじゃん」

◆◆◆◆◆◆◆

マルノウチ ハイスピンドル
君たちはヒロキの…ブラザーフッドの招きに応じでこの高級料理店にやってきた

カノコ:「やれやれ……」ウローンズを見て呆れる。こいつらも来てるとは思わなかったのだ。
ヒロキ:「ドーモ。ベイビーキャット=サン。そして皆さん」
ダイキャット:「ドーモ」(おいしそうな匂いがするぜ…)
カノコ:「ドーモ」肩をすくめて挨拶する。
ティグリリウム:「ドーモ」
シシケバブ:「ドーモ」
ティグリリウム:「あっカノコ=サン!貴女も来ていらしたのですね!」
ストロボ:「ドーモ。今回はご招待ドーモ。こっちも聞きたいことあったから嬉しいよ」
カノコ:「むしろアタシとしてはアンタ達が来てるほうが意外だがね」
ティグリリウム:ちなみにティグリリウムはこの時ばかりはと大事な白ドレスを着て来ている。
ダイキャット:「え、だって旨いごはんが食えるって聞いたら…」
ダイキャット:何時もの服装
ティグリリウム:「いや…まあ…美味しいご飯が欲しくて…」
ヒロキ:「今夜も素敵だ」カノコとティグリリウムに微笑みかけた
彼はダイキャットを女性だと思っていなかった

ダイキャット:草、でもさもありなん

カノコ:「デートの誘いかと思ったが、違ったようだね」周囲のウローンズに目をやると笑う。
「アンタはアタシみたいな女が好みと思ってたが」
ヒロキ:「思い上がった人だな」
ヒロキ:そして微笑んだ
ティグリリウム:「綺麗でしょ?私に浮気しちゃってもいいんですよ~」
ティグリリウム:冗談交じりに微笑みかける
ヒロキ:「僕に特定の相手はいないよ。今のところは、ね」
カノコ:涼やかな態度、しかし分厚い何かに裏打ちされた自信。
カノコ:この男は何を思って傭兵会社など始めようと思ったのか……。そしてこの周囲の連中はなんなのか
シシケバブ:「ま、このメンツが集められたということは、大方どういう話なのか察しはつくが…」
ストロボ:「……ハッ、美男美女のやり取りに思わず撮影に専念してしまった。アブナイアブナイ」
ダイキャット:「そのまま専念してくれてもいいんだぜストロボ=サン」
ストロボ:「いやいやせっかくお誘いいただいたんだ。ちゃんとお話伺わないとね?」
ストロボ:「この騒ぎの絵をかいた人のさ」


ヒロキ:「固くならないで。伝えたとおり、食事だよ。僕としては傭兵同士、もう少し懇意にしておきたいと思ってね」
ティグリリウム:「今日ばかりはどんどんご撮影お願いします~」結構自信を持って選んだ服のようだ。
ダイキャット:「なるほど」わかってなかった。
カノコ:「そういうのは互いのクライアントが仲のいい時に言う台詞だね」
ヒロキ:「僕たちは傭兵だ。クライアントが敵対していても僕たちが敵対しなくちゃいけない理由はない」
ティグリリウム:「貴方自身も傭兵なので…?」
カノコ:サケを傾ける。確かに警戒しすぎても仕方がない。どちらにせよ襲われる時は襲われるのだ。
ヒロキ:「僕は傭兵企業の社長さ。スタートアップしたばっかりの弱小のね」

ヒロキ:「おっと、彼を紹介しておこう」
ヒロキ:「うちのニンジャのアルトリウスだ」
アルトリウス:「ドーモ、アルトリウスです」洗練された仕草でアイサツした
ストロボ:「ドーモ、アルトリウス=サン。ストロボです」
シシケバブ:「…ドーモ、アルトリウス=サン。シシケバブです」後方のニンジャの確かな圧を感じ取り警戒しつつアイサツ。
ティグリリウム:「ドーモ、アルトリウス=サン。ティグリリウムです」
ダイキャット:「ダイキャットです」(話が小難しくなってきたな…面倒だな…いつもならポプシクル=サンに投げるんだがな…)
カノコ:(ニンジャ……)目を細めてアルトリウスと名乗ったニンジャを見る。よく練れている。デモンハンドより、この胡乱な連中よりよほど。
ティグリリウム:「アルトリウス…アーサー王伝説の…偉い王様ですね…」
ティグリリウム:「聖剣エクスカリバーから極太ビームを発射しあらゆる敵を薙ぎ払うという…」情報が偏っていた。
ティグリリウム:「ですが本当に凄いのは剣ではなく鞘なのですよね…確か…」
ヒロキ:「ははは。アーサー王はもっと地味な王様さ」
ストロボ:「スタートしたばっかりの割にはずいぶん羽振りがいいようで」
ストロボ:「秘訣を是非ご教授いただきたいね?」
ヒロキ:「この騒ぎのお陰だよ。君たちも同じだろう」
シシケバブ:「抗争のヨージンボ故な、ボスの元にはたんまりとカネが入っていることだろう」
ストロボ:「うちは…うちはどうだろ…スシは食えてるけど…」

ダイキャット:「ボスがね…小遣いを絞ってるんだよね…」
ダイキャット:まあ絞られても仕方ないかなって思ってはいるがそれらそれこれはこれだった。
ヒロキ:「それはゴシュウショウサマ」肩をすくめて、微笑んだ
カノコ:「なに、商売のやり方が違うってことだろう?」
ティグリリウム:「ですが…あの人はニンジャですよね。極太とは言わないまでも、ビームを出せるのでは…?」
ダイキャット:「ニンジャでも流石に出ないんじゃない?」
ストロボ:「でも別に傭兵会社同士の親睦を深めたいわけでもないんだろ?」
カノコ:「アタシやコイツらはあくまでも使われる側」
ダイキャット:「……」(…出る人、身近にいたわ…)
ヒロキ:「そうかもしれないね」
「君は愉快で痛快な発想を持っているね」ティグに
ティグリリウム:(けどストロボ=サンも出せますよ?)小声で第キャットに
カノコ:「アンタらは……少なくとも使う側に回ったことがある。でなきゃこんなカネはでない」
ダイキャット:(あまりに自然に写真撮影だと思ってたわそう言えば…)
ティグリリウム:「ええ…物語を嗜むのは趣味ですのでね」
カノコ:下請けの下請けの下請け……世の中、同じ仕事をしていても上層でプレイヤーとなるか下層で人に使われるかで収入は驚くほど異なる。
ヒロキ:「まぁ、社長だからね。」サケを飲めるものにはサケを注いで見せる

ヒロキ:「さて、親睦を深めよう」
カノコ:グラスのサケを眺めた。これでもアサシンだ、少しでも毒が入れば分かるし……ヒロキはそんなつまらないマネはするまい。
ダイキャット:ごくり。普通にサケを飲む。でかいから普通の量では酔いにくいのだ。
ティグリリウム:ごくり、ジュースを頂いた。
ティグリリウム:学生なのでサケは飲めない。
ダイキャット:「…あっしまった、カンパイするんだったっけ」
ティグリリウム:「あっ私もついダイキャットチャンに倣って…」
ヒロキ:「気にしないで。今日はブレイコだ」
ストロボ:「何に乾杯を?」
ヒロキ:「そうだね。僕らの出会いと将来に」
カノコ:「カンパイ」
ヒロキ:「カンパイ」
ダイキャット:「カンパーイ」飲んだ後だけどする
ティグリリウム:「…カンパイ!」
カノコ:カノコは努めて無表情な声色でカンパイし、サケを飲み干した。
ストロボ:「カンパイ」
この胡乱な仲間たちの将来などとても見通せそうもないが(全力棚上げ)
シシケバブ:「カンパイ」
カノコ:冷たいサケが喉を通りぬける。甘いいい酒だ、日頃飲んでるケモビールとはまるで違う。

カノコ:「……まあいいや、せっかくだから聞かせてよ。アンタの組織の事」
ヒロキ:「そうだね。ブラザーフッドには七人いる」
ヒロキ:「皆、底辺を知っている連中だ。僕も含めて」
カノコ:「……」
ヒロキ:「僕はずっと考えていた……何が僕らの人生をひどいものにしているのかッてことを」
ティグリリウム:「底辺…ですか。確かにネオサイタマは貧富の差が激しいですね…」
ティグリリウム:「生徒会長をやってると、どうしても色々な生徒とは触れ合うので、嫌でも痛感しますよ。」
ヒロキ:そうだろう?とティグにほほ笑む
「そして、答えを出した」
ヒロキ:「システム、だ」
カノコ:目を細める。
ティグリリウム:「システム…つまり…社会そのもの…ですか?」
ダイキャット:(なるほどなるほど)わかってなかった。
ヒロキ:「僕らの人生には迂遠なレールが敷かれている」
ヒロキ:「選択肢らしきものが用意されているように見えて、そうでもないんだ」
カノコ:この男の言っていることは少なくとも嘘ではない。本音の言葉にしか出ない重みがある。

ティグリリウム:「本当に小さい頃は色々な夢を持てるけど、成長するごとに少しずつ切り捨てては…いきますよね」
ティグリリウム:「そして大人になるころには子供のころの夢は一つ残ればいい方です…」
ストロボ:「気に入らないねぇ。裏でなんでも仕切ってるって面の奴は」
ヒロキ:僕もそうさ、とストロボに頷く
「普通に暮らして、学校に行って、UNIXを覚え、カイシャに入る」
ヒロキ:「そしてカロウシする」
ダイキャット:「…」
ヒロキ:「そうでない者はストリートに放逐されて、その日暮らし、少ない賃金で食いつながされる」
ティグリリウム:「…カロウシは流石に極例だと……思いますよ」
ヒロキ:「さて、どちらが正解?」
カノコ:「……」カノコは眉根を寄せた。どちらも不正解だからだ。
シシケバブ:「正解なんぞない」
ヒロキ:「そう。どちらも不正解」
ストロボ:「笑って死んだほう」
ティグリリウム:「……努力すれば、一つくらいは夢を叶えられると信じたいです、私は。」
ヒロキ:「どっちもそうそう笑って死ねないと思う」
ヒロキ:「つまり…うまくいかないようにできている。これはどういう事か……ゲームをプレイしているのが僕ら自身では無いからさ」
ストロボ:「だろうね」肩をすくめる
ヒロキ:「だから、僕らは勝てない」
ヒロキ:「そういう仕組みになっているんだ」

カノコ:「思いのほかポエットみたいな話をするんだね。それで? だから闇社会を選んだッてワケ?」
ヒロキ:「いや、闇社会も同じさ」
ティグリリウム:「………貴方、諦めたんですか?」
ティグリリウム:「…人生を」
ヒロキ:まさか、とティグリリウムの言葉に肩をすくめる
カノコ:「黙って聞きな」ティグリリウムをチラリと見た。
カノコ:「コイツが諦めるタマに見えるか?」
ティグリリウム:「…すみません。」これは大人の話だ…まだ自分には早いかもしれない
ストロボ:「気に入らない結論だ。ダメなもんはダメってだけの話じゃつまらないさ」
ダイキャット:「…まあ、それはないね」

ヒロキ:「下請けの下請けの下請け……ピラミッド構造の底にあって、オヤブンのオヤブンにドゲザを続ける」
ヒロキ:「どこも同じだよ。オキナワに飛べる日なんて、来やしないさ…」
ヒロキ:「結局、ゲームの盤を横からひっくり返すしかないッてこと」
カノコ:「……」あの男オイランの顔がまぶたをよぎった。
ヒロキ:「僕はゲームを降りる。そしてプレイヤーを倒す」
カノコ:「そのためのブラザーフッドか」
ヒロキ:「そういうこと」
カノコ:「確かに、今じゃこの界隈二言目にはアンタの組織の話をしてる」
ヒロキ:「営業努力のたまものさ」
カノコ:「で? こんな小洒落た店でサケを飲んで、ゲームの盤をひっくり返したってわけか」
ストロボ:「プレイヤーを倒した後は?アンタがプレイヤーになる?」
ヒロキ:「そういうこと」
ヒロキ:「いや……そうだな。たとえばそう、これはただの、"味" だよ」
ヒロキ:「ただの、味。心地よい刺激に過ぎない。これ自体に意味は無いんだ」
ティグリリウム:(ストロボ=サンがいつになく真面目です…)
ヒロキ:「僕はいまだ盤上で、用意された報酬にありついている。刺激にね。それだけだ」
ヒロキ:「でも、じきに圧し潰される。もっと大きく、強いなにかに。そういう風にできている」
ヒロキ:「僕は……意味ある存在になりたいと思う」

カノコ:「そのためにどうすんだ? アタシ達と親交を深めれば意味が得られる?」
ヒロキ:「さてね。身内になれば教えるよ」
カノコ:「そりゃどうも」
ヒロキ:ヒロキは笑った。だがすぐに笑いやめ、じっとカノコを見た
ストロボ:「気に入らないなぁ」
ストロボ:「有象無象は意味ない生ってことだろ?」
カノコ:ストロボの言葉に目を向けた。
シシケバブ:「やはりそういう話か」
ティグリリウム:「ストロボ=サン…」
ヒロキ:「僕の主観だけどね。誰かに搾取されるだけじゃ僕は、僕たちは我慢できないってことさ」
ティグリリウム:「確かにあなたの外見は有象無象とは最も遠い場所にありますね……」
ストロボ:「これ仕事用のメンポだよ?」>ティグに
カノコ:実際自分たちの人生に意味はあるのか? ミオには? 考えないようにしていたことだ。 デモンハンドならば世の中はクソだと言うだけだろう。

カノコ:「それで。アンタはアタシ達の人生を有意義なものにしてくれるってことか?」
ティグリリウム:「いや…それでもこんなメンポを好き好んで被るニンジャなんてアナタくらいだと思いますし…」
ヒロキ:「ベイビーキャット=サン。単刀直入に言おう。ブラザーフッドに来るといい
他の皆は人数が多いし、チームに愛着もあるだろう。同盟…共同経営はどうだい?」
ストロボ:「そら非ニンジャははっきり言って糞だけどさぁ。それでもデケェ顔した奴が痛い目見てぎゃふんと言うのを笑うのが好きなんだよねー」
カノコ:「その話を予想してなかったわけじゃない。だが、専属でってことか? 条件は?」
カノコ:カノコはため息をつく。
カノコ:この胡乱な連中はこう見えてニンジャだ。それにまだ若い。
ヒロキ:「カノコ=サンはこちらに入るから…そうだね」数字の書かれた紙を渡す
ヒロキ:今の年収の倍以上であった
カノコ:傭兵企業ならばいわゆる青田買いは当然。だが錆びついたアサシンである自分は――
カノコ:紙の数字を見て目を見開く。
ストロボ:「うわすごい。転職考えようかな」テノヒラクルー
ティグリリウム:「おおっ…これは結構いい選択肢なんじゃないですか…?」
ストロボ:数字を横から見る
ダイキャット:「おおー…」
カノコ:「アタシはただのくたびれたアサシンだ」
ヒロキ:「前から言っているが、僕はそうは思わない」
シシケバブ:「フン、羽振りはいいようだな」

ヒロキ:「君はもっと優れた仕事が出来る。……そして、加えて言うなら」
カノコ:「このニンジャ達の心を動かすためか? 先ず隗より始めよにも程がある……」
ヒロキ:「…スターファングのオヤブンに近い。君たちはシルバーバレッドのオヤブンに」
カノコ:「スターファングにシルバーバレット……?」
シシケバブ:「手土産ということか」
カノコ:「……」表情を硬くする。
ティグリリウム:「…………」
カノコ:「殺れッてのか?」
ヒロキ:「………」
カノコ:周囲のニンジャ達を見る。どう出る?
カノコ:もしこのニンジャ達が受けるのであれば、最悪自分は口封じされることすらありうる。
ヒロキ:「エッジオブスカルデーモンと君たちの連合は今拮抗している。膠着状態…だらだらとイクサが続く」
カノコ:「アタシ達にとっては仕事が続いてありがたい話じゃないか。それとも先のプランでもあるのかい?」
ヒロキ:「このままだと抗争は悪化するだろう。それでいいのかい?」
ヒロキ:「抗争が終わったらこっちのオヤブンに顔利きぐらいはするさ」
カノコ:「……」

カノコ:「スターファングはオヤブンを失って、その後どうなる?」
ヒロキ:「…エッジオブスカルデーモンに吸収される」
カノコ:「そしてアンタはエッジオブスカルデーモンの立役者になるってわけか」
ヒロキ:「そういうこと」
ストロボ:「フーン…うまいなぁ。流石の営業手腕だなぁ」
カノコ:「まるでショーギかマージョンだね。でもそれで終わるつもりじゃないんだろう? どうするつもりだ?また別の組織でも引っ張ってきてエッジオブスカルデーモンとぶつけるのか?」
ヒロキ:「この前出張してきたが、キョートは良いところだよ」
カノコ:「……ッ」
ヒロキ:「シンカンセンも随分と安全を改善させたしね。現地のヤクザの独特の礼儀作法も心地よい」
カノコ:息を飲んだ。冗談のつもりの言葉があっさりと肯定されたのだ。

シシケバブ:「…俺は断らせてもらうとしよう」シシケバブは席を立つ。
ティグリリウム:「それが…貴方達のするゲームと言うことですね……」
ストロボ:「あら、いいんすか?もうちょい話聞いた方がいいじゃないすか?」
ヒロキ:「なぜだい?僕たちが殺しあう理由が?いつまでも使われる側でいいのかい?」
シシケバブ:「この業界、長くやるには信用が重要だ。殺す相手は見極める必要がある。依頼主のオヤブンなぞはその典型だな」
カノコ:利益としては計算するまでもない。
どうせ引退しようというアサシンが、一度裏切って汚名を背負ったところで大した問題ではない。だが
ストロボ:「いろいろ計画教えてもらえそうだし」
カノコ:「アタシはそこの槍野郎に賛成だ。道義にもとるッてヤツだ」
ティグリリウム:「…私もシシケバブ=サンと同意見です」
ダイキャット:「そんなに言うんならストロボ=サンだけ残れば―?アタシは嫌だけど」
カノコ:カノコも席を立つ。
ティグリリウム:「こういう場で一番大事なのは……ソンケイなんですよ」
ヒロキ:ヒロキは身を乗り出し、去ろうとするカノコの手を取った
カノコ:「アンタ自身で手を汚しな。ニンジャにやらせりゃいい。そこのアルトリウスだの、あともうひとり例の埠頭の時にいた…………」
ストロボ:「えー、寂しいなぁ。てか困るなぁ。断るのに最後まで一人で話聞いてたら殺されてちゃうよ」
ティグリリウム:そう口走りながら席を立つ前に出来る限りの料理をタッパに詰め込んでいる
ダイキャット:「違いないや」

カノコ:「………………」
ダイキャット一緒にタッパーに詰めている。
カノコ:目を見開く。
カノコ:あの埠頭で現れた柿色装束のニンジャ。レンゴウのダイオヤブンを殺した柿色のニンジャ。
シシケバブ:「フン、聞きたいことがあるのであれば表で待っていてやるさ」
カノコ:「…………マサカ」
カノコ:とられた手を逆に強く握り返す。
ダイキャット:「あ、シシケバブ=サン手、開いてるならタッパーに詰めるの手伝って
カノコ:「アンタが今の状況の絵を描いたのか? グランド・オヤブンを殺したニンジャは、ブラザーフッドの……!
ティグリリウム:「どんなに美味しい取引を持ち掛けられても、裏切ってはいけない物はあるんです」料理をタッパに詰めれるだけ詰め込んでいる
ヒロキ:「旅はまだ始まったばかりだ」
ヒロキ:見つめ返す

シシケバブ:「…仕方あるまい…」タッパを手に取る。
ストロボ:「やっぱそうなんだ」
ダイキャット:「えっそうなの」
ティグリリウム:「…そうだったんですか…」
カノコ:「アンタがやったことはゲーム盤をひっくり返したんじゃない。搾取するプレイヤーに回っただけだ」
ヒロキ:「同じ事さ」
ストロボ:「アイツ、どこの誰かと思ったけど内から手引きないとあそこまでスムーズにやれないよね」
カノコ:「見解の相違だね」
カノコ:「こんな回りくどい話、されたくなかった。バカにするな」
ヒロキ:「違う……それとこれは。本心だ。君は信頼に足る人間だと感じる」
ヒロキ:「だから頼もうとした。僕は、君の事は……」
ティグリリウム:「恥を知りなさい、恥を」料理を二つ目のタッパに詰め込む
カノコ:ヒロキの手を振り払う。

ヒロキ:「……残念だよ」
ストロボ:「……ハッ!美男美女の良い感じのやり取りだったから思わずカメラ回してしまった。アブナイアブナイ」
ダイキャット:「なるほどねえ、それ聞く前から違和感あったけど、アンタあれか。降りるだのなんだの言ってる割に、多分誰よりもゲームにのめりこんでるんだ、多分」
カノコ:「……アタシもさ」
ダイキャット:タッパーはみちみちだ。
ヒロキ:「僕は、あけすけに話したつもりだ」
ヒロキ:「…見解の相違さ」ダイキャットに
カノコ:「そうね。敵側にこんな話をされたなんて、話しただけでスパイを疑われちまう」
ティグリリウム:「あけすけに話してそれなら、多分貴方ヤクザの社会に向いていないのでしょうね。」そう口にし終えるとタッパーがいっぱいになったので料理を口に入れた。
ダイキャット:「まー、アタシはあれだ、そう言うこと繰り返してたらいつ「うちのボス殺ってこい」って言われるかわかったもんじゃないからそっちにはつかないよ」
ヒロキ:「…正直、君たちも向いていないと情報を集めて思った」
ダイキャット:もぐもぐ。

カノコ:そうだね……

ヒロキ:「だから誘ったんだが…」
ダイキャット:「でも、やることが変わんないじゃん。何処まで行ってもさ」
ヒロキ:「いずれ、変わる。言っただろう。僕たちは未だ盤上にいる」
ダイキャット:「いずれ。ねえ」
ティグリリウム:「そうですよ。私はなんだかんだでボスや皆との関係が続いている今が結構好きなんですよ」
ダイキャット:「アタシはそう言うの、好きじゃないんだよね」
ヒロキ:「そうか。…残念だよ」
ダイキャット:元々彼女は死んでこの巨体と化し、すべてが一変した。悪い方に。
カノコ:「……オタッシャで」カノコは一瞬ヒロキと目線を絡め、呟いた。
ダイキャット:「だからまあアタシは断るよ、ご飯はもらうけど」
カノコ:身を翻し出口へと歩いていく。
ティグリリウム:「ゲームの盤上に生まれたのなら、ゲームの盤上からはみ出さずに出来る限り遊びを模索するのも、一つの選択だと思います」
カノコ:ウーロンズも置いていく
ストロボ:「俺は陰謀を聞くと無性に暴いて台無しにしたくなるんだよね~」
ダイキャット:「…多分”降りる”ためにすることは、そうじゃないんだと思うんだ…アタシはね」
ティグリリウム:「あっカノコ=サン待って!」ついていく

アルトリウス:「お送り致しますよ。ベイビーキャット=サン。皆さんも。表まで、ですが」
ダイキャット:ついていく
シシケバブ:「使う、使われる。知ったことではない。お前がどういう手を使って、どう成り上がろうが興味はない。どうなろうが俺もお前も惨めに死ぬ」両手いっぱいにギチギチのタッパーを持つ。
カノコ:カノコは無視してそのまま歩いていった。
ティグリリウム:料理のタッパを両手に抱えて。
ダイキャット:タッパーを抱えている。
ティグリリウム:(し、シシケバブ=サンあんなにいつの間に・・・・)
シシケバブ:「親睦会という名目だったか、せいぜい、抗争で殺し合いにならんことを祈っておけ。次があるなら仕事を回せ」槍にタッパーを括り付け去る。
アルトリウス:ヒロキを振り返る
こいつら断ってくれてよかったんじゃ、という顔であった

ダイキャット:そうだね。
カノコ:そうだね。
ティグリリウム:そうだね。
ストロボ:なんで誘ってしまったのですか

ヒロキ:ヒロキは窓から、ネオサイタマの夜景を見ていた。

◆◆◆◆◆◆◆


ヒロキ:ではシーン転換な
カノコ:ハーイ!
シシケバブ:イェーイ
ティグリリウム:うぇーい
ヒロキ:ヤスアキたちがいる付近にコマを集めておいてください
ヒロキ:今ヒロキがいるコンテナ二つより倉庫側が初期配置になります
ダイキャット:ハーイ
シシケバブ:アイヨー

◆◆◆◆◆◆◆

抗争は一気にクライマックスへと向かった
スターファング・シルバーバレット連合の集会をエッジオブスカルデーモンが襲撃したのだ
連合側もこれを事前に予測し戦力を結集
夜の倉庫街で、(抗争としては)大規模な戦力の激突となった

ザグロウ本編2-2

敵データ

◆イエローマシーン(種別:ニンジャ)
体力:3
精神力:5
脚力:2
カラテ:3
ニューロン:5
ワザマエ:4
ジツ:-
近接ダイス:4
遠隔ダイス:4
回避ダイス:6
◇装備や特記事項
【装備】
テッコ 内蔵型サブマシンガン
【スキル】
【ジツ】
◆クイックアックス(種別:ニンジャ)
体力:5
精神力:3
脚力:3
カラテ:5
ニューロン:3
ワザマエ:3
ジツ:-
近接ダイス:5
遠隔ダイス:3
回避ダイス:5

◇装備や特記事項
【装備】
殺人斧(大型武器)
【スキル】
【ジツ】
◆モーターヤブ(モンキーモデル) (種別:戦闘兵器)
体力:4
精神力:-
脚力:3
カラテ:4
ニューロン:2
ワザマエ:4
ジツ:0
近接ダイス:4
遠隔ダイス:4
回避ダイス:-
◇装備や特記事項
【装備】
 オムラ・アサルトライフル:遠隔武器、連射2、ダメージ1、小銃
 サスマタ:近接武器、ダメージ1
 戦闘兵器:このルールを持つキャラに「カナシバリ・ジツ」などの精神攻撃は作用しない。
◆ヤクザ集団 (種別:モータル/大型2×2)
体力:5
精神力:5
脚力:2
カラテ:2
ニューロン:1
ワザマエ:3
ジツ:0
近接ダイス:2
遠隔ダイス:3
回避ダイス:-
◇装備や特記事項
【装備】
 チャカガン
 集団:このキャラクターは体力または精神力の分だけ連射を行っているとみなす。


NM:さて、ちょっとルール解説です
NM:ヤクザ集団は互いの数を比較して、多い分だけがターンの終わりに射撃をします
NM:ちなみにヤクザ集団はクローンヤクザ5人だとお考え下さい
NM:なので、今スカルデーモン側は30、君たちは20
NM:差し引き10のダメージが君たちに振り分けられます(回避はN
NM:ただし、君たちがヤクザを倒せば逆転します
NM:なおロールとしては撃ち合ってるせいで互いに頭を押さえられて有効な射撃ができていないと思ってください
NM:そのため、このターン終わりの射撃をヤクザ集団に向けることはできません
NM:また、アルトリウスはまだ戦線に参加していません

シシケバブ:ヤクザ数をへらすか、他を狙うか悩ましいとこすネー

NM:さて、では他に質問はあるでしょうか
シシケバブ:敵からのヤスアキタバカへの攻撃はあるか、とかかなー
NM:あ、あのふたりは倉庫内にいます
NM:ご安心を

◆◆◆◆◆◆◆

カノコ:「やっこさん随分焦ってきたか」
ヤクザ集団:「「「ザッケンナコラーッ!!!!」」」
ダイキャット:「なんとも…これはすごい数だねお互い」
ヤクザ集団:重金属弾が飛び交う
デモンハンド:「……結局全員殺せば終わりだ」
デモンハンド:「話が大分シンプルになったな」
カノコ:「なら頼むよヤングスター、シルバーバレットの連中に負けないようにね」
シシケバブ:「フン、大規模抗争か、稼ぎ時だな」
ティグリリウム:「…ここに至るまで相当な激戦が数々…でしたね…」
ダイキャット:「まあ、これが終わればしばらくお休みかなー…」
ティグリリウム:「私もしばらく学業に専念ですねぇ…」
シシケバブ:「せいぜい殺してオヤブン共からボーナスを受け取るとしよう」
ストロボ:「うーん、こういうのは写真よりビデオの方がむいてんだよなー」
タバカ:「スッゾ―コラーッ!!!コロセーッ!!!」
ダイキャット:「ビデオはやらんの?ストロボ=サン」
ストロボ:「あんまりねー。カメラの切り取る感じが好きなの」
デモンハンド:「せいぜい殺されないようにしな」

イエローマシーン:「ドーモ、イエローマシーンです」
デモンハンド:「ドーモ、デモンハンドです」
ティグリリウム:「ドーモ、ティグリリウムです」
クイックアックス:「ドーモ、クイックアックスです」
ダイキャット:「なるほど…あ、向こうにもニンジャ。ダイキャットです」
ストロボ:「ドーモ、ストロボです」
カノコ:「フン」デモンハンドの言葉に楽しそうに笑う。しかしこのニンジャ同士の名乗り合いはなんなのか、隙だらけではないか。
シシケバブ:「フン、肝に銘じて置くとしよう」ヤリを持たぬ手でカトンを育てる。
「ドーモ、シシケバブです」
モーターヤブ(モンキーモデル):「オナタカミはアナタを守ります」
モーターヤブ(モンキーモデル):「ピガーッ!」
カノコ:「オナタカミ? オムラじゃないのかい」
ダイキャット:「?そうなの???何時ものヤブだけど…」
カノコ:頭を巡らせる。オナタカミ、オナタカミ……弱小兵器メーカーでそんな企業があったような
モーターヤブ(モンキーモデル):「オナタカミは許しません」
デモンハンド:「誤差だ、どっちにしてもぶっ壊す」
ティグリリウム:「まあどっちにしろ同じじゃないですか?私のデンゲキでらくらくですよ」
カノコ:「珍しいね、同意見だ」
ダイキャット:「むしろアタシに巻き込まれないようにね!」
デモンハンド:「……チッ」
ダイキャット:がちんがちん。両こぶしをぶつけ合わせる!

行動順は変わらず
ティグ→ストロボ→ケバブ→ネコ→カノコ→デモンハンドである
ダイキャット:殺せ!ティグリリウム=サン!殺すのだ!
モーターヤブ(モンキーモデル):ティグ!いけー!
ティグリリウム:はいそくてーん
ティグリリウム:AT5
<BCDice:ティグリリウム>:NinjaSlayer : (5B6>=4) → 6,4,2,1,4 → 成功数3
ティグリリウム:ここからデン・サークル
ダイキャット:自分中心5×5だったっけ
ティグリリウム:範囲でかいぞー
ストロボ:横に並ぶとヒカリで巻き込むかも
カノコ:構わん、やれ!
クイックアックス:やれ!
ストロボ:ヤブ全部にヒカリするつもりなので
ダイキャット:コロセーッ!(味方を)
シシケバブ:コロセーッ!
ストロボ:一歩動いてくれると安心!
ダイキャット:良し!
クイックアックス:今回は味方を撃たんのか…
カノコ:電気ビリビリだ
ティグリリウム:ヨシ!

ティグリリウム:「丁度いいです!カミナリ様がおしおきですよ~!」
ティグリリウム:ティグリリウムは雷からステッキを生成し…雨雲を召喚!

ティグリリウム:AT10
<BCDice:ティグリリウム>:NinjaSlayer : (10B6>=4) → 3,2,6,3,2,2,2,6,5,4 → 成功数4 → サツバツ!!

ダイキャット:「雷雲!あんなことできるようになったんだ」
カノコ:「あの子、あんなに突出して何をする気だ……!?」

クイックアックス:ev2
<BCDice:クイックアックス>:NinjaSlayer : (2B6>=4) → 5,5 → 成功数2

デモンハンド:「……チッ」
ティグリリウム:「電気ビリビリ…ぶち込んでやります!イヤーッ!」雷雲から敵だけを確実に狙う
ティグリリウム:イカヅチが落とされる!
クイックアックス:「イヤーッ!!」
クイックアックス:危機を感じ飛びのく!

ティグリリウム:電磁ダメージ2です

ヤクザ集団:「「グワーッ!?」」
モーターヤブ(モンキーモデル)
:「ピガガ―ッ!オムラ!バンザイ!」
モーターヤブ(モンキーモデル):爆発四散!
カノコ:「なんだ、やっぱりオムラだったんじゃないか」
シシケバブ:「実際凄まじい、この手の大抗争では頼りになる」
ダイキャット:「どっちなのかははっきりしてほしいね」

(編注:PLには伝わっていないがオナタカミ製とオムラ製のヤブが混在している。AとかBとかついてないとわからないよね!)

モーターヤブ(モンキーモデル):「ピガ―…オムラは滅びました」
デモンハンド:「どうでもいいだろ」
ダイキャット:「そうかもしれんけど何となく気になるじゃん」
ティグリリウム:「どちらにせよ壊れれば塵芥ですよ」
シシケバブ:「違いない」
オヤブン(エッジオブスカルデーモン):「な、なんだとぉ!?」
カノコ:「しかしなんだいありゃ……」これがこれからの抗争のスタンダードになるなら最早腕の衰えなどと言っている場合ではない
カノコ:一瞬脳裏に自分をスカウトしたヒロキの顔がちらつき、振り払った。

アルトリウス:ではストロボ=サン
ストロボ:記念殺映するしかねー!
ダイキャット:字が怖い!
ストロボ:AT6 側転
<BCDice:ストロボ>:NinjaSlayer : (6B6>=4) → 1,6,6,4,5,1 → 成功数4 → サツバツ!!

ティグリリウム:「どうですかカノコ=サン!これがニンジャの力です!」

カノコ:「ニンポを覚える前に気遣いを覚えなって誰かあの子に伝えといてくれ」
ダイキャット:「言っても聞かないんだもん」
デモンハンド:「チッ」
アヤメ:『なんというか…ゴメンナサイ』
シシケバブ:「ま、悪気はないのだ。すまんが流してくれ」

ストロボ:AT9@5 ジツ
<BCDice:ストロボ>:NinjaSlayer : (9B6>=5) → 3,4,3,3,3,1,1,2,4 → 成功数0
ダイキャット:ええー
シシケバブ:HARDはHARD…
ヤスアキ:あらら
ストロボ:ダメだ…僕には仲間ごと撃つなんてできない…
カノコ:エェ……
ヤスアキ:仲間いないよね!?
ストロボ:撃てませぇん!!
ダイキャット:お優しいこと…これがお嬢様力…
カノコ:こんなことってある!?
ダイキャット:まあまああります
ティグリリウム:エェ.........
ヤスアキ:よくあります
ティグリリウム:たまにある
デモンハンド:クイックアックスは感動しなさい

クイックアックス:「ム…!」何らかのジツを警戒…!
ストロボ:「クッ…やはりカメラだと移り変わる戦場の状況を表現するのは忙しい!!」
ストロボ:ただのカメラフラッシュだった
クイックアックス:「ム…?」首を傾げた
ダイキャット:「……これじゃただの戦場カメラマンだぞストロボ=サン!!!たたかえ!!!」
シシケバブ:「遊んでる場合か、ストロボ=サン」
ティグリリウム:「ストロボ=サン…失敗……見たいですね…」
ストロボ:「戦場カメラマン!!その手があったか!もう戦争終わってる!!」

シシケバブ:さてどうすっぺか
カトンでツジギリいけるならツジギリカトンかな…
ダイキャット:近接攻撃の代わり、だから行けるはず?どうだろ
ストロボ:通常カトンはできるはず
クイックアックス:近接の代わりならいけますね
シシケバブ:攻撃の代わりに使用を試みられる、がカトンなのでいけそう
シシケバブ:やります!
ストロボ:カトンボは射撃扱いで差別されてる
ダイキャット:ゴー!
ダイキャット:カトンボ、そういう所も特殊なやつ
シシケバブ:3マス前進
シシケバブ:こっからティグ=サンをターゲッティング外してクイックアックス中心にカトンジツ2
ダイキャット:コロセーッ!!!
シシケバブ:at7
<BCDice:シシケバブ>:NinjaSlayer : (7B6>=4) → 1,3,3,5,2,2,1 → 成功数1
クイックアックス:ev1
<BCDice:クイックアックス>:NinjaSlayer : (1B6>=4) → 3 → 成功数0
シシケバブ:1d3
<BCDice:シシケバブ>:NinjaSlayer : (1D3) → 1

カノコ:「ニンジャにとって戦場は遊び場かい?」実際そうなのかもしれない。あんな怪物じみた力を持つならば
シシケバブ:「イヤーッ!」カトンをティグリリウムに当たらぬよう薙ぎ払いながら放つ!!
クイックアックス:「グワーッ!?」
デモンハンド:苛立ちが募る。
ティグリリウム:「いや、結構ギリギリですよ。特に対ニンジャ戦闘は」

シシケバブ:うーんしょっぱい
ダイキャット:ぬーん
シシケバブ:んで左に一歩動いて終了

ティグリリウム:「配慮アリガトウゴザイマス!」
クイックアックス:「ヌゥー…!」
ダイキャット:「おし!それじゃあ二人とも、巻き込まれるなよッ!!!
ティグリリウム:「ダイキャット=サン!」

ダイキャット:飛行移動!
ダイキャット:ここから回転斬撃:暴れ!ニンジャ二人食らえーっ!!!
ダイキャット:at10[h]
<BCDice:ダイキャット>:NinjaSlayer : (10B6>=5) → 1,1,3,4,3,5,3,4,5,6 → 成功数3
ダイキャット:普通!2ダメ!
クイックアックス:ev1
<BCDice:クイックアックス>:NinjaSlayer : (1B6>=4) → 5 → 成功数1

イエローマシーン:ev1
<BCDice:イエローマシーン>:NinjaSlayer : (1B6>=4) → 3 → 成功数0
カノコ:命中!

ダイキャット:「イヤーッ!!!」その辺のコンテナをひっつかんで振り回す!
イエローマシーン:「グワーッ!?」
ダイキャット:ぼがん!「ちっ!コンテナがもろかった!」
クイックアックス:「バカチカラが…ッ!」
カノコ:「……チッ、まあニンジャはニンジャに任しとけってことだね」

イエローマシーン:では連続側転!
イエローマシーン:at4
<BCDice:イエローマシーン>:NinjaSlayer : (4B6>=4) → 3,5,5,3 → 成功数2
イエローマシーン:ここからティグに内蔵サブマシンガン
イエローマシーン:at2@h
<BCDice:イエローマシーン>:NinjaSlayer : (2B6>=5) → 4,5 → 成功数1
イエローマシーン:at1
<BCDice:イエローマシーン>:NinjaSlayer : (1B6>=4) → 2 → 成功数0
イエローマシーン:at1
<BCDice:イエローマシーン>:NinjaSlayer : (1B6>=4) → 4 → 成功数1
イエローマシーン:1ダメ
イエローマシーン:回避N
ティグリリウム:EV2
<BCDice:ティグリリウム>:NinjaSlayer : (2B6>=4) → 1,3 → 成功数0
ダイキャット:いててて
シシケバブ:いてえ!

イエローマシーン:「イヤーッ!」側転しつつテッコ内蔵のサブマシンガン連射!
ティグリリウム:「ンアッ…ヌゥ!よくも乙女の肌に傷を!」
イエローマシーン:「傷を付けたくないなら家で寝ていろ!」
ダイキャット:「サイバネか、ああいうのも実際侮れないから困る!」
カノコ:「正論だが、大した反撃じゃないね」
ティグリリウム:「よくも乙女の健康的な生活に傷がつきそうな言葉を!」
ティグリリウム:「外に出れないと運動とかできないじゃないですか!」
カノコ:「ニンジャはあっちのびっくり人間コンテストにまかせてアタシ達は敵の数を減らすよヤングスター」
クイックアックス:「イクサにガキィ連れてきやがってェ…!」
ストロボ:「あはは。そういう話じゃないよ」
デモンハンド:「ああ、バカの発言を聞いてるとあいつから殺したくなる」
カノコ:「今日は珍しい日だね、また同意見だ」

カノコ:ヤクザ集団を射撃
カノコ:at5
<BCDice:カノコ>:NinjaSlayer : (5B6>=4) → 3,3,4,1,6 → 成功数2
カノコ:右端のヤクザ集団に1ダメージ

カノコ:BLAM! BLAM!
カノコ:ニンジャに目が向いているスキをついてコンテナの影から射撃!
ヤクザ集団:「グワーッ!?」ヤクザが銃弾を受け倒れる!
カノコ:「露払いはしたよ、行きな!」
デモンハンド:「……イヤーッ!」

デモンハンド:連続側転→滅多打ち
デモンハンド:nj4
<BCDice:デモンハンド>:NinjaSlayer : (4B6>=4) → 5,3,1,4 → 成功数2
デモンハンド:AT4@h
<BCDice:デモンハンド>:NinjaSlayer : (4B6>=5) → 6,1,4,2 → 成功数1
デモンハンド:AT2@h
<BCDice:デモンハンド>:NinjaSlayer : (2B6>=5) → 5,1 → 成功数1
デモンハンド:3!
ダイキャット:強い!
シシケバブ:リープキックで打ち消しての滅多か、ツヨイ

デモンハンド:「イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!」
ヤクザ集団の中に突っ込んでひたすらに倒していく。
ヤクザ集団:「「「アバーッ!?」」」
カノコ:「アイツやるじゃないか」銃撃を続けながら呟く
シシケバブ:「実際、獰猛なイクサぶりだな」
ストロボ:「みんなすごいねぇ」写真撮影を継続!
ダイキャット:「撮ってんじゃねー!」
ストロボ:「撮らないでなにするってんだよ!」
クイックアックス:「ふざけやがって…ザッケンナコラーッ!!!」
シシケバブ:「殺し合いだな」
ダイキャット:「シシケバブ=サン良いこと言った!」

クイックアックス:シシケバブに大型武器で攻撃
クイックアックス:at5@h
<BCDice:クイックアックス>:NinjaSlayer : (5B6>=5) → 3,1,3,3,5 → 成功数1

クイックアックス:「イヤーッ!!」強大な殺人斧を振り下ろす!

シシケバブ:6ダイス避けだ!
シシケバブ:ev6
<BCDice:シシケバブ>:NinjaSlayer : (6B6>=4) → 6,6,5,4,1,1 → 成功数4
ダイキャット:カウンター!
シシケバブ:カウンター!
シシケバブ:迎撃はなし
ストロボ:ナイスゥ!
ティグリリウム:カウンター!
クイックアックス:ev1
<BCDice:クイックアックス>:NinjaSlayer : (1B6>=4) → 1 → 成功数0

シシケバブ:「獲物に振り回されているぞ!イヤーッ!」大ぶりの攻撃を躱しヤリの石突で顎を打ち上げる
クイックアックス:「ナニ…!?グワーッ!?」
モーターヤブ(モンキーモデル):「オナタカミ…どんな時もオナタカミのマシンガン…オムラよりオナタカミ…」
ダイキャット:「なんだかこっちはこっちで狂気を感じる」
モーターヤブ(モンキーモデル):宣伝音声を流しながら銃を構える
ティグリリウム:「けど心はオムラなんでしょう?」
ストロボ:「ややこしい企業間の愛憎が見える」

モーターヤブ(モンキーモデル):デモンハンドに連射2
モーターヤブ(モンキーモデル):at2
<BCDice:モーターヤブ(モンキーモデル)>:NinjaSlayer : (2B6>=4) → 4,5 → 成功数2
モーターヤブ(モンキーモデル):at2
<BCDice:モーターヤブ(モンキーモデル)>:NinjaSlayer : (2B6>=4) → 1,3 → 成功数0
モーターヤブ(モンキーモデル):1ダメージ
ダイキャット:まともな人を狙うなんて…

モーターヤブ(モンキーモデル):BATATATATA!!
アサルトライフル(オムラ製)が火を噴く!

デモンハンド:nj2
<BCDice:デモンハンド>:NinjaSlayer : (2B6>=4) → 5,1 → 成功数1

デモンハンド:「イヤーッ!」
コンテナを遮蔽物として利用し、銃弾を回避する。
モーターヤブ(モンキーモデル):「ピガーッ!?」
ヤクザ集団(味方)「「「スッゾオラーッ!!!」」」
カノコ:コンテナの向こうで行われている異次元の戦いに意識を向けないようにする。自分がやるべきことは雑魚減らしだ

ヤクザ集団(味方):というわけで2上回ってるので2ダメを振り分けれます
ダイキャット:やったぜ
シシケバブ:ワオ!
ダイキャット:クイックアックスが回避内からここかな?
カノコ:回避ダイス0のそこのアホにぶちこむしかねえよなァーッ!
シシケバブ:コロセーッ!
ダイキャット:ニンジャと言えど撃たれ続ければ実際死ぬ!
ヤクザ集団(味方):カウンター無かったら回避1あったんだからぁ…
ティグリリウム:コロセェー!
シシケバブ:イェーイ
ストロボ:ニンジャは銃で撃たれると死ぬ
クイックアックス:では2ダメをクイックアックスに?
カノコ:GO
ダイキャット:ですね
シシケバブ:デスネー
デモンハンド:かわいそうに

クイックアックス:「グワーッ!?」銃弾を避けきれぬ!
クイックアックス:「オノレ…!」
ダイキャット:「よしよし、いいぞいいぞ!」
カノコ:「……なるほど、ニンジャを殺すには面制圧か。覚えとくよ」
クイックアックス:「アバ…ッ…」


2ターン目


ティグリリウム:「モータルを侮りすぎましたね!」
ストロボ:「貴重な資料だ」
オヤブン(エッジオブスカルデーモン):「センセイ!早くニンジャを!」
シシケバブ:「避けれなければ死ぬ故な」
ヒロキ:「まだ…もう少し待ちましょう。機会はすぐきます」

ヒロキ:ではティグな
ダイキャット:行けーッ!
シシケバブ:コロセーッ!
ティグリリウム:よし電気ビリビリ
ティグリリウム:デンサークルその場で
ティグリリウム:AT10
<BCDice:ティグリリウム>:NinjaSlayer : (10B6>=4) → 5,3,2,5,5,5,4,6,1,6 → 成功数7 → サツバツ!!
クイックアックス:ev1
<BCDice:クイックアックス>:NinjaSlayer : (1B6>=4) → 4 → 成功数1
カノコ:ヤクザ死!
シシケバブ:ヤクザ無惨!

クイックアックス:「…!イヤーッ!」
ティグリリウム:「もう一回オシオキです!」モクモクと作られる雷雲からイカズチが落ちる!
ヤクザ集団:「「アババ―ッ!?」」
ヤクザ集団:感電死!
ダイキャット:「うわちちち!」少し離れてやり過ごす!
シシケバブ:ヤリを避雷針代わりに一瞬立て雷撃への備えとする!
ティグリリウム:「ウーン…やはり多人数戦でのイカズチオトシは威力的面ですね」
カノコ:「ニンジャでも能力は千差万別、雷を落とすやつもいれば炎を出すやつもいると……」

ストロボ:AT7 側転
<BCDice:ストロボ>:NinjaSlayer : (7B6>=4) → 6,6,5,1,6,1,2 → 成功数4 → サツバツ!!

ダイキャット:良い出目ー
ヤクザ集団:ワオワオ!
ストロボ:誤射るぜ~~
ダイキャット:こい―ッ!!!
カノコ:コロセーコロセー!
ストロボ:右側にヒカリジツ!
シシケバブ:コロセーッ!
ダイキャット:いっけー!

ストロボ:AT9@5
<BCDice:ストロボ>:NinjaSlayer : (9B6>=5) → 1,4,1,3,5,6,4,2,6 → 成功数3 → サツバツ!!
クイックアックス:ev1@h
<BCDice:クイックアックス>:NinjaSlayer : (1B6>=5) → 5 → 成功数1

ストロボ:「良いアングルだ!イヤーッ!」
スライディングしながら写真撮影!
クイックアックス
:「イヤーッ!」
クイックアックス:斧で受ける!

シシケバブ:やりおる!
カノコ:そして問題のねこさんは……?
ダイキャット:回避しない、1ダメ!
ダイキャット:2だっけ?
カノコ:当たったァー!
モーターヤブ(モンキーモデル):1よん
ストロボ:1だよ!
シシケバブ:1ダメだったと思う
ダイキャット:良し
モーターヤブ(モンキーモデル):やったぜ
ダイキャット:残り16

ダイキャット:おお…見よ!斧から反射した光が…
ダイキャット:「ン?…ンアーッ!?!?」
ダイキャット:モロに食らう!熱い!
ティグリリウム:「ちょっとストロボ=サン!誤射が!」
ダイキャット:そしてそのままさらに跳ね返りヤブの方へと飛んでいく!
モーターヤブ(モンキーモデル):「ピガーッ!?損傷!」
ダイキャット:「あっっっつ!!!」
ダイキャット:「いや思ったほどでもないわ…でもびびったわ!」
ストロボ:「あっ、ゴメン。キアイ入りすぎた」
カノコ:「……」わちゃわちゃを無視して淡々と戦っている。慣れてきたのだ
クイックアックス:「貴様ら…正気か!?」
ダイキャット:「全く、次から気を付けてほしい!」
ダイキャット:ぷんすこ!
ティグリリウム:「もうー…めっ、ですよ」
ストロボ:「いやー、ごめんごめん」

シシケバブ:ツジギリ宣言
シシケバブ:クイックアックスにヤリ二連撃
シシケバブ:at4
<BCDice:シシケバブ>:NinjaSlayer : (4B6>=4) → 3,6,5,3 → 成功数2
シシケバブ:at3
<BCDice:シシケバブ>:NinjaSlayer : (3B6>=4) → 3,5,4 → 成功数2
クイックアックス:ev1
<BCDice:クイックアックス>:NinjaSlayer : (1B6>=4) → 6 → 成功数1
クイックアックス:ev1
<BCDice:クイックアックス>:NinjaSlayer : (1B6>=4) → 2 → 成功数0
ダイキャット:殺ったッ!

クイックアックス:「イヤーッ!」斧を掴んでいない左腕で槍を逸らす!が!
シシケバブ:「余所見とは余裕だな、イヤーッ!」クイックアックスへ鋭い突きを見舞う!
クイックアックス:「グワーッ!?」次の一撃は避けられぬ!
クイックアックス:槍が体を貫く…!
シシケバブ:「…イヤーッ!」そのまま腹部へねじ込んだ!
クイックアックス:「アバ…オノレ………サヨナラ!」
カノコ:「殺った……!」
クイックアックス:クイックアックスは爆発四散!
イエローマシーン:「クイックアックス=サン!?」
ティグリリウム:「結構な強敵でしたね……」
ダイキャット:「お、良し!殺った!ついでにちょうどいい得物みっけ!」そこに落ちる持ち主を失った斧を拾う!
カノコ:「よし、均衡が崩れた。このまま攻めきる!」
シシケバブ:「さて、今の所形勢はこちらが有利なようだが…」奥に控えるヒロキを見、警戒を強める。
ヒロキ:腕時計をちらりと見る

ダイキャット:飛行移動!
ダイキャット:ここから回転斬撃:暴れ!
ダイキャット:at10[h]
<BCDice:ダイキャット>:NinjaSlayer : (10B6>=5) → 4,1,4,6,1,4,3,4,2,2 → 成功数1
ダイキャット:しょぼい!2ダメ!

ストロボ:「ウム…。良いカットだった」
カノコ:(アイツ、何を待っている……?)
ヤクザ集団:「「グワーッ!?」」
ダイキャット:「イヤーッ!!!」BAGOOON!!!斧ごと地面とヤクザとヤブを壊す!!!
モーターヤブ(モンキーモデル):「ピガーッ!?」
ダイキャット:ベキッ!斧は折れる!「あらら、持たなかったか」
ダイキャット:「まあいいや、次!」
オヤブン(エッジオブスカルデーモン):「オイ!何やってんだ!ハヨニンジャ出さんかい!!」
ティグリリウム:「も、勿体ない…いや猫=サンらしいですけど…」
ヒロキ:「大丈夫。大丈夫ですよ」
シシケバブ:「ダイキャット=サンが使えば斧だろうがコンテナだろうが同じことだな、実際頼もしい」
ダイキャット:「丁度いいものがなくて困るんだよねいつも!」

イエローマシーン:専念してケバブに連射
イエローマシーン:at2@e
<BCDice:イエローマシーン>:NinjaSlayer : (2B6>=3) → 1,2 → 成功数0
イエローマシーン:at1@e
<BCDice:イエローマシーン>:NinjaSlayer : (1B6>=3) → 1 → 成功数0
イエローマシーン:at1@e
<BCDice:イエローマシーン>:NinjaSlayer : (1B6>=3) → 5 → 成功数1
イエローマシーン:は?
ダイキャット:切ない出目
シシケバブ:悲しみしかない出目
デモンハンド:悲しい男だ
シシケバブ:んー

イエローマシーン:「シネーッ!!」BATATATATA!!

シシケバブ:4ダイス
シシケバブ:ev4
<BCDice:シシケバブ>:NinjaSlayer : (4B6>=4) → 5,3,3,4 → 成功数2

シシケバブ:「イヤーッ!」十文字槍を回転させ銃弾を弾く!
カノコ:「なんだあのヘッピリ腰は……重サイバネの方がまだまともな射撃をするよ」
イエローマシーン:「チ、チクショ―ッ!!」
シシケバブ:「狙いが甘いぞ、こちらにとってはありがたい限りだが…」

イエローマシーン:ではカノコ=サン!

カノコ:好機と見てコンテナから出て射撃!
カノコ:(ブラザーフッドが何を考えているのか……仕掛けてくる前に押し切る!)

カノコ:対象:ヤブ
カノコ:at5
<BCDice:カノコ>:NinjaSlayer : (5B6>=4) → 6,6,3,3,4 → 成功数3 → サツバツ!!

カノコ:BLAMN!
カノコ:ダイキャットの攻撃で装甲のひしゃげた部分に銃弾を撃ち込む!
モーターヤブ(モンキーモデル):「ピガガ―ッ!?」
ダイキャット:「おっと!壊し損ねてた、アリガト!カノコ=サン!」
モーターヤブ(モンキーモデル):「オナタカミ/オムラよりも/オナタカミ」
モーターヤブ(モンキーモデル):「サヨナラ!」爆発四散!
ダイキャット:「最後まで抗ったねこのヤブ…」
ティグリリウム:「こちらはオナタカミ派でしたね……」
ストロボ:「気持ちの伝わる良いハイクだった」
オヤブン(エッジオブスカルデーモン):「クソ―ッ!どうすんだ!ブラザーフッド=サンよぉ!」
カノコ:「急ぎな、相手は何かしら用意してるよ……!」

オヤブン(エッジオブスカルデーモン):ではデモンハンド!

デモンハンド:「イヤーッ!」
モーターヤブのハイクなど戯言である。
等ということすら考えない。
ひたすらに戦い続けるのだ、目の前の敵を。目の前の敵を。目の前の敵を。

デモンハンド:Tキック→滅多打ち
デモンハンド:nj4@e
<BCDice:デモンハンド>:NinjaSlayer : (4B6>=3) → 6,4,1,5 → 成功数3
デモンハンド:AT4@h
<BCDice:デモンハンド>:NinjaSlayer : (4B6>=5) → 5,5,3,2 → 成功数2
デモンハンド:AT2@h
<BCDice:デモンハンド>:NinjaSlayer : (2B6>=5) → 5,5 → 成功数2
デモンハンド:よっしゃ!
カノコ:ヨシ!
シシケバブ:こちらも出目がツヨイ

デモンハンド:「イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!」
ヤクザ集団:「アイエ…!?アババ―ッ!?」
ヤクザ集団:ニンジャの暴威に蹴散らされる!
カノコ:カノコは小型暗視双眼鏡で敵陣を観察する。焦っているのはエッジオブスカルデーモンのオヤブンだけだ
タバカ:「よし!このままミナゴロシにせんかい!!」
カノコ:「ああ、急いでやっちまうよ!」
ティグリリウム:「ヨロコンデー!」
タバカ:タバカは倉庫から飛び出て腕を振り回す
シシケバブ:「…ハイヨロコンデー」違和感を感じながらもヤリを後ろ手に構え突撃する。
デモンハンド:「……ああ」

タバカ:というわけでイベント発生な

カノコ:(あんまり調子に乗るんじゃ……)振り返って苦言を呈そうとするが――
トリスタンBLAM!
トリスタン:一発の銃声が響き渡る
カノコ:「なっ」
シシケバブ:「…!」
タバカ:「ア…?」
ティグリリウム:「…!?」
ダイキャット:「ンン?」
ストロボ:「おお…?」
タバカ:胸を見た後そのままタバカは前に倒れ伏した
カノコ:タバカを見ていたカノコは分かった。狙撃
デモンハンド:「……チッ、死んだか」
カノコ:……狙撃? この距離から?

スナイパー:BLAM
スナイパー:二発目の銃声

シシケバブ:「クソ、伏兵か」
オヤブン(エッジオブスカルデーモン):「な…?」
カノコ:「マズイ、スナイパーだ!」
オヤブン(エッジオブスカルデーモン):エッジオブスカルデーモンのオヤブンが倒れる
ティグリリウム:「…彼が調子に乗るのを……二発目!?」
ダイキャット:「ええ!?あたしそう言うの避けるの苦手なんだけど!図体のせいで!」
ティグリリウム:「今度はエッジオブスカルデーモンの方に……」
ダイキャット:「…あれ?向こうのオヤブン死んでない?」
シシケバブ:「…なに?」倒れ伏したオヤブンを見て訝しむ、こちらの銃弾ではない…はずだ。
ティグリリウム:「貴方は躱すことより防ぐことを考えた方が良さそうかと!」
カノコ:「クッソ!!!」コンテナを殴りつける。


ヤクザ集団:「「ザッケンナコラーッ!!」」
ヤクザ集団:周り中からのヤクザスラング
ヤクザ集団:そして銃声
ダイキャット:「ウワッナンダナンダ!?」
カノコ:「やられた……!」
火付けをして潰しあわせて上前を撥ねる、それがブラザーフッドの手口。ならば当然この状況は予測しておくべきだったのだ。
ストロボ:「なんか決定的瞬間を撮り逃した気がする―」
ヤクザ集団(味方):「「「アババ―ッ!?」」」
ティグリリウム:「このヤクザスラング…囲まれている…!?」
ヤクザ集団(味方):味方のヤクザたちがバタバタと倒れていく
ダイキャット:「……エート、これさあ…」
ダイキャット:「…ヤバくない?」
ヤスアキ:「な…な…」
シシケバブ:「そうだな」
カノコ:「完全にやられた」なによりカノコとデモンハンドにとってはクライアントの喪失を意味する。
アヤメ:「嘘…囲まれてる…!?」

ザグロウ本編2-3


ティグリリウム:「…こんなになるまで気づかなかった自分が憎いですね…!」
イエローマシーン:「サヨナラ!」
ストロボ:「あはは。いわるゆ大ピンチだ」
シシケバブ:「幸い、こちらのオヤブンはまだ存命だが、この包囲網を生きたまま抜けるれるかどうかは、さて」
イエローマシーン:イエローマシーンは銃弾の中不格好なダンスを踊った後爆発四散!

カノコ:この数は無理だ。ニンジャの暴威で押し切ろうとしても、おそらく敵にも同数程度のニンジャに、あのアウトリウスがいるだろう。
ヒロキ:「おっと…アルトリウス。頼むよ」
ダイキャット:「えーこれヤバイじゃん、ヤバイヤバイ」ダイキャットと言えども撃たれ続ければ普通に死ぬ。でかいから避けようもない。実際ヤバイ。
アルトリウス:「イヤーッ!」
アルトリウス:アルトリウスはヒロキを抱えるとそのまま戦場を離脱した
デモンハンド:「クソッタレ」
ティグリリウム:「あのパーティー会場でアルトリウスを全員でナントカしておくべきでしたか…!」
ストロボ:「いやーそれはどうかなー」
カノコ:ブラザーフッドを舐めていた。ここまでか、ここまで手が早いとは。
シシケバブ:「どちらにせよたらればだ、今どうするか考えるべきだな」
ストロボ:「あの会場の裏で仲間待機させてたでしょ」
ダイキャット:「そう言うの考えるのはポプシクル=サンの仕事なのにさー!いつもは!」
ストロボ:「だって俺らニンジャのこと知ってたもん」
カノコ:「逃げるしかないね。逃してくれるかは別として」
アヤメ:「とにかく…逃げなきゃ…」
アヤメ:「………」
シシケバブ:「撤退命令か、ボス」
カノコ:「ヤスアキ=サンはアンタらに任せてもいいのかい?」
ティグリリウム:「ボスはあまり悔いることありませんよ…」

アヤメ:「カノコ=サン。デモンハンド=サン」
ダイキャット:「賛成賛成!逃げなきゃ!」
カノコ:「……」
アヤメ:「私たちはヤスアキ=サンを乗せて車で脱出します」
アヤメ:「その隙に、どうにか逃げてください」
カノコ:「人の心配をしてる場合かい?」
シシケバブ:「…ま、否が応でも連中の目はこちらに向くだろうさ」
ティグリリウム:「…カノコ=サン…」
ダイキャット:コンテナを壊しては盾っぽくしている!
アヤメ:「こっちとしては重量を減らしてスピードを確保したいのもあります」
アヤメ:そう悪戯っぽく笑った
ティグリリウム:「…二人もこっちに乗せる…のは…できないんですね…」
ストロボ:「注意引く?そういうの得意よ。ヒカルし」
デモンハンド:「……チッ、せいぜい走りな」
カノコ:何やら話しているが殆ど聞いていなかった。どうせクルマに乗ろうと乗るまいと、生き残れる可能性は大して変わらない。
ダイキャット:「大体アタシが一番目立つんだよこう言う時!困るよホント」
カノコ:ブラザーフッドがこちらを全滅させるつもりで戦力を用意したってことはそういうことだろう。
アヤメ:「こっちはニンジャの人数も多い。いいですね?」
ティグリリウム:「しかしブラザーフッド…こんなに戦力を抱えていたなんて……」
デモンハンド:「ああ」
カノコ:「勝手にしな」
シシケバブ:「さて、こちらは雇い主の護衛に専念するとしよう」
カノコ:状況はもはや取り返しようのない最悪の想定だ。タバカは死んだ。クライアントの喪失。そして周囲は大量の敵軍。
ダイキャット:「逃げろや逃げろ!オタッシャデー!生きてたらまた会おうね!」

アヤメ:「ポプ=サン!ヨロシク」
ポプシクル:「だから俺はやめとけって言ったんだこんな案件!!」
アヤメ:「私は銃座の操作やるから、直結して」
ティグリリウム:「…タバカ=サン…羽振り良さそうだったのに……」
ポプシクル:「アイアイサー!」
シシケバブ:「死ぬ時は死ぬ、カネのあるオヤブンだろうとな」
ティグリリウム:「今回ばかりはポプ=サンの言う通りかも……」
ストロボ:「いまさらいまさら」
ダイキャット:「そうだよ!」
カノコ:デモンハンドを見る。はぐれた時の合流地点は事前に打ち合わせてある。
アヤメ:「そうですね…脱出した後はこの辺で落ち合いましょう」とマップデータを投げる

デモンハンド:ニンジャになり、なにもない自分は一瞬だけ救われた。
そして結局は何も変わっていない世界に気づく。
暗黒メガコーポ、敵のニンジャ、胡乱なニンジャ、シンプルな大戦力。
得たようなものは手からすり抜けていく。
「クソが」
ストロボ:「泥船でも沈むまでは漕げ、ってマサシもいうだろ」
ティグリリウム:「漕ぎまくればどこかには着けますかね…?」
ダイキャット:「いいから今は漕ぐしかないんだってば―!!!」
ポプシクル:「そうだ!行くぞ!」
シシケバブ:「知らんが、まあそのうちどうにかなるだろう」ヤリで銃弾を弾きながら答える。
ストロボ:「沈んだら泳ごう」
シシケバブ:「そうだな」

デモンハンド:カノコに目をやる。
「生きてりゃもう一度会うだろうよ」
アヤメ:「では…オタッシャデ!行くよみんな!蹴散らしながら一点突破!」
ダイキャット:「アイアイサー!」
シシケバブ:「了解、ボス」
カノコ:「フン、言うようになったね」
ティグリリウム:「ええ…泳ぎながら雷撃…即ち魚雷ですね…!」
ポプシクル:「それじゃあ行くぞ、舌噛むなよ!」
ティグリリウム:「オー!」
ポプシクル:クルマでヤクザ集団の中に突っ込みウーロンズとヤスアキを確保!
ストロボ:「オタッシャデー」


カノコ:BRATATATATATATA!
カノコ:激しい銃声の中で走る。
移動基地:装甲トレーラーは銃弾をまき散らしながら加速する!
デモンハンド:カノコと共に走り出す。
カノコ:(なるほど、これが”無意味な人生”ってやつか……)惨めだった。ニンジャ、ヤクザの抗争、ショーギ盤、鍛錬だとか、カラテだとか、己の生き様だとか……そういう全てのものが、銃声によってなにかつまらないものとなって流れ落ちていく。そんな気がした。
ティグリリウム:「カノコ=サン!オダイジニ!マタイツカ!」
カノコ:走ると先の戦いの傷が激しく痛んだ。一瞬動きがゆるむとその瞬間、脚を銃弾が掠める。
ヤクザ集団:「逃がすな!そっち行ったぞ!」
モーターヤブ(モンキーモデル):「ピガーッ!」
ヤクザ集団:「グワーッ!?」
ポプシクル:「おいおい、あの姉さん……」サイドミラーでカノコの後ろ姿を見て、舌打ちをひとつ。
ポプシクル:あれはもう助かるまい。電子戦争の少年兵時代、死んでいったヤツと同じ背中をしていた。
スモトリヤクザ:「ドッソイオラーッ!」トレーラーの前にスモトリが立ちふさがる!
デモンハンド:カノコの姿を見て、僅かに速度が緩んだ。
「イヤーッ!」
スリケンを投げる、どちらにせよ敵は来る。
どちらにせよ、だ。
ティグリリウム:「…カノコ=サンは大丈夫ですよ」
カノコ:「……!」
ティグリリウム:「あんなにカッコイイ大人の女性はそうはいません…」
ポプシクル:「うるせえ、テメエの心配してろ!」アクセルを踏む!スモトリを踏み潰す!
スモトリヤクザ:「アバーッ!?」
ストロボ:「おおー、ナイスだポプシクル=サン」
ポプシクル:「クソが、あの規模のヤクザに狙われたら俺たちだって今後どうなるか分かんねーぞ!」
ポプシクル:「ああクソ、どうしてこんなことに!ドッグレースも負けるしよお……」
ティグリリウム:「やっぱり負けちゃったんですね」
カノコ:カノコは走り続けた。デモンハンドが共にいるかすら分からなかった。

◆◆◆◆◆◆◆

「チッ、逃げられたか。雑魚は逃げ足が速い」
柿色の装束のニンジャ、モルドレッドはそう毒ついた。
敵のニンジャ…女を逃がそうと挑んて来たデモンハンドというニンジャを圧倒しながら取り逃したのだ。

「モルドレッド、どうだ」
『兄弟』の一人トリスタンが話しかけてきた。トリスタンはモータルだが兄弟に上下の差はない。
「逃げられた」「こちらもだ。あのトレーラー中々重装だった」
「だが、問題はあるまい。連中は構成員のほとんどを喪った。傭兵とオヤブン一人でなにができる」
「そして俺たちは」「ああ。憂いは逃しはしない。女にはケイを派遣した」
「だが、ヒロキがうるさくないか」
「許可は得たし、『ウーサー』にはいい薬になる。俺たちに新しい兄弟はいらない」
「そうだな。…その通りだ。トリスタン」

◆◆◆◆◆◆◆

カノコはなんとか自宅であるアパートに逃げ帰ることに成功した
途中でデモンハンドともはぐれてしまったがどうすることもできない

カノコ:暗い部屋の中で手足を投げ出す。
カノコ:下手な処置をした傷口が痛む。
カノコ:デモンハンドは生きているのだろうか? だが連絡をとることはできない。下手に電波を使えば辿られる可能性がある。
カノコ:一瞬眠ってしまっていた、今は何時だ? 合流時間に間に合うか……猛烈に痛む傷を押して起き上がる。
カノコ:合流時間? 合流して何をするというのだ? タバカの仇討ち? あの胡乱なニンジャと一緒に? あの大軍に対して?
ミオ:外ではミオが花壇に座っていた
ミオ:キラキラしたものが宙を飛ぶ
カノコ:そんなイクサにこの錆びついたアサシンが一体何の役に立つというのか……自嘲しながら窓の外を見る。「アイツ……」
ミオ:シャボン玉であった
ミオ:窓を開けた音に気付いたのかミオはカノコを見上げ手を振った
カノコ:子供の頃はよく吹いたものだ。一瞬の郷愁に吹かれながら、顔の高さまで上がってきたそれを眺める。
カノコ:手を振り返すなどできるはずもない。小さく息をつき、顔をしかめる。

ミオ:一台の車がアパートの前で停車する
カノコ:「オキナワ、オキナワね……」ミオとの約束が一瞬脳裏によぎる。
カノコ:そして一瞬の夢想の後に、車を見た。あれは。なんだ。
ケイ:ドアが開くと黒服の集団がぞろぞろと降りてきた
ミオ:ミオは振り向こうとした
カノコ:「……?」思考が追いつかなかった。
クローンヤクザ:BLAM。黒服は撃った
クローンヤクザ:撃った。
カノコ:一瞬、カノコはあっけにとられていた。
ミオ:ミオはうつぶせに倒れ、動かなくなった
ミオ:血溜まりが広がっていった
カノコ:その後、声がのどをついて出そうになった。それを噛み潰す。
カノコ:叫びたいのに叫べないことなど、いままでいくらでもあった。
クローンヤクザ:BRATATATATATA
カノコ:顔を窓からひっこめ、銃を掴んだ。

クローンヤクザ:…アイエエエエ
下の階から銃声と悲鳴が響く
カノコ:ブラザーフッド。このアパートを。何故。押さえた。いつ。どうやって。
どうすれば。なにをしている。この銃声はなんだ。このアパートを皆殺しにしているのか?
カノコ:ドアを向き、銃を構える。思考がまとまらない。
クローンヤクザ:BRATATATATATA…
クローンヤクザ:下から聞こえる殺人の音が少しずつ上に上がってくる
クローンヤクザ:ガン!ガン!ガン!
クローンヤクザ:繰り返しドアを蹴る音が響く
カノコ:ミオ、デモンハンド、タバカ、胡乱なニンジャ達。思考が行っては返りまとまらない。
クローンヤクザ:BRATATATATATA!
クローンヤクザ:ドアを穿ち、銃弾が跳ね飛んだ
カノコ:入ってきたヤクザ達に向かって引き金を引く。
カノコ:BLAM、BLAM、BLAM
クローンヤクザ:「グワーッ!?」
カノコ:BLAM!BLAM!BLAM!
カノコ:ペースが追いつかない。リロード。引き金を引く。BLAM!
クローンヤクザ:「グワーッ!?」「グワーッ!?」
クローンヤクザ:だが、突入してくるのは二人や三人ではない
クローンヤクザ:BRATATA! BRATATATA! 
カノコ:部屋のショージ戸などアサルトライフルの前には障害にすらならない
カノコ:銃弾がカノコの身体を貫いた。「グワーッ!」苦痛に叫びながら撃つ。BLAM!
クローンヤクザ:「グワーッ!?」
クローンヤクザ:だがすぐに応射が来る
カノコ:「グワーッ!」
クローンヤクザ:複数。いくつかわからないほどの

カノコ:遂に弾が切れた。カタナはどこだ。あの逃走中にどこかへ消えていた。飛び出し、ヤクザからドスダガーを奪う。
カノコ:それでヤクザの首を裂いた。
カノコ:「イヤーッ!」
クローンヤクザ:「グワーッ!?」
カノコ:「イヤーッ!」一人殺すために2発の銃弾を受けた。次の一人を殺すために3発。
ヤクザ:「テメーッスゾオラーッ!!」
カノコ:ついに殺せなくなり、カノコは部屋の奥へと転がった。
カノコ:ブラザーフッド。周到だ。ここまでやるか、ショーギ盤をひっくり返す、そのためだけに。
カノコ:私は死ぬ、ブラザーフッドの計画に考えなしに石を投げかけ、怒りを買った。インガオホー。
ヤクザ:「スッゾオラーッ!」
ヤクザ:再びヤクザが突っ込んでくる
ヤクザ:今度はドスダガーを構えて

カノコ:「……ふざけンな」
カノコ:確かにカノコは身体にもビジネスにも限界を感じていた。ミッド・キャットも死んだ。大口クライアントのタバカも死んだ。
カノコ:ブラザーフッドの誘いに乗り損ねた。ミオは撃たれた。優しいやつだった。でも撃たれた。遠目にも致命傷とわかる。カノコのせいだ。この部屋に戻って来たせいだ。関係を持ったせいだ。死んだのだろうか。
ヤクザ:「シネッコラーッ!!!」
カノコ:老い、ニンジャ、ブラザーフッド、出会い、別れ。死の悪魔は驚くほどの速さでカノコを飲み込もうとしていた。
カノコ:「ふざけンな」
カノコ:苛立ちが心を満たす。

カノコ:ダガーを投擲します。
ヤクザ:では、ワザマエでスリケン判定です
カノコ:OK
カノコ:at8
<BCDice:カノコ>:NinjaSlayer : (8B6>=4) → 4,5,5,3,5,1,6,4 → 成功数6

ヤクザ:「グワーッ!?」
ヤクザ:ドスダガーはヤクザの首に突き刺さり、壁に縫い付けた
ヤクザ:「スッゾ…!?」
ヤクザ:ヤクザに動揺が走る
カノコ:前に走り出す。思った以上に早く身体が動いた。
ヤクザ:「ザッケンナコラーッ!!」
カノコ:壁に刺さったドスダガーを引き抜き、並ぶクローンヤクザに斬りかかる。

カノコ:at5
<BCDice:カノコ>:NinjaSlayer : (5B6>=4) → 6,2,2,3,3 → 成功数1
カノコ:at4
<BCDice:カノコ>:NinjaSlayer : (4B6>=4) → 6,4,4,2 → 成功数3

ヤクザ:「アバーッ!?」
ヤクザ:斬撃はカノコが想像した以上にあっさりとヤクザを切り裂いた
カノコ:一歩進む。壁に手をつくと、赤い花が年季の入った壁に咲いた。
カノコ:二歩目は手をつかずとも前にでた。
カノコ:そのまま走り出す。

カノコ:射撃。マルチターゲット
クローンヤクザ:どうぞ!

カノコ:部屋から飛び出し、ドスダガーを投擲する。
カノコ:もうひとりいることに気がついて、苛立ったように腕を振った。
カノコ:血が重金属パーティクルを中心として固まり、スリケンとなった。
ヤクザ:「スッゾオラーッ!」

カノコ:at5
<BCDice:カノコ>:NinjaSlayer : (5B6>=4) → 5,5,1,3,2 → 成功数2
カノコ:at4
<BCDice:カノコ>:NinjaSlayer : (4B6>=4) → 5,3,4,4 → 成功数3

カノコ:「イヤーッ! イヤーッ!」
ヤクザ:階段を駆け上がってきたヤクザたちはチャカガンを構えることもできず死んだ
ヤクザ:額に、スリケンを受けて
カノコ:ニューロンは冴え渡っていた。心なしか、時間の流れはゆっくりに思えた。そのまま階段に向けて駆ける
クローンヤクザ:BLAMBLAM!!
クローンヤクザ:クローンヤクザの射撃
カノコ:階段を飛び降りるように走ると、銃弾の雨に迎えられる。

クローンヤクザ:at3
<BCDice:クローンヤクザ>:NinjaSlayer : (3B6>=4) → 5,5,1 → 成功数2
クローンヤクザ:at3
<BCDice:クローンヤクザ>:NinjaSlayer : (3B6>=4) → 6,6,3 → 成功数2 → サツバツ!!
クローンヤクザ:纏めて回避可能
クローンヤクザ:2ダメージです
カノコ:ev10
<BCDice:カノコ>:NinjaSlayer : (10B6>=4) → 2,4,2,5,6,5,6,1,5,6 → 成功数7

クローンヤクザ:「ザッケンナコラーッ!!」
カノコ:銃弾が身体をかすめる。痛みはない、恐怖もない。ただ鬱陶しく、苛立たしかった。

カノコ:まっすぐ進んでクローンヤクザに斬撃
カノコ:at9
<BCDice:カノコ>:NinjaSlayer : (9B6>=4) → 4,1,5,5,5,5,5,5,6 → 成功数8


クローンヤクザ:「ザッケ…!?」
カノコ:階段から飛び降りるとクローンヤクザの首を蹴り砕き、そのまま首からカタナを突き立てる。
カノコ:「ふざけンな」
カノコ:「ふざけンな……!

カノコ:行動
カノコ:Gツジギリを宣言
クローンヤクザ:ドーゾ!
カノコ:at5
<BCDice:カノコ>:NinjaSlayer : (5B6>=4) → 6,6,6,5,3 → 成功数4 → サツバツ!!
カノコ:SB
<BCDice:カノコ>:NinjaSlayer : サツバツ表(1) → 「死ねーッ!」腹部に強烈な一撃!
 敵はくの字に折れ曲がり、ワイヤーアクションめいて吹っ飛んだ!:
本来のダメージ+1ダメージを与える。敵は後方の壁または障害物に向かって
、何マスでもまっすぐ弾き飛ばされる(他のキャラのいるマスは通過する)。
壁または障害物に接触した時点で、敵はさらに1ダメージを受ける
。敵はこの激突ダメージに対して改めて『回避判定』を行っても良い。

カノコ:カノコは走り出すとそのまま途中のクローンヤクザにクローンヤクザの頭部をストンプし、それを踏み台に次のヤクザへと迫った。
クローンヤクザ:「アババ―ッ!?」
ヤクザ:「アイエ…ニンジャ…?」
カノコ:空中から飛び降りながら次のヤクザへとダガーを振り下ろす

カノコ:at4
<BCDice:カノコ>:NinjaSlayer : (4B6>=4) → 2,4,5,3 → 成功数2

クローンヤクザ:「アバーッ!?」
カノコ:ダガーは驚くほどスムーズにクローンヤクザを両断した。
ヤクザ:「ニンジャナンデ…!?」
カノコ:「アンタらの中にブラザーフッドの奴はいるか?」
カノコ:「……ニンジャ? アタシか。……そうかい」
カノコ:なるほど、これがニンジャか。

◆レッドハッグ(種別:ニンジャ/傭兵)
体力:7
精神力:7
脚力:6
カラテ:6
ニューロン:7
ワザマエ:8
ジツ:3(近接格闘)
近接ダイス:9
遠隔ダイス:8
回避ダイス:10
◇装備や特記事項
TNスーツ カタナ
【ジツ・スキル】
連射2 疾駆 時間差 マルチターゲット
●タツジン(ボックスカラテ) ●特殊近接ステップ
◉タツジン(イアイドー) ◉Gツジギリ ◉常人の三倍の脚力

ザグロウ本編2-4

ヤクザ:「ザ…」
ヤクザ:「ザッケ…」
カノコ:なんの感慨もなかった。ただムカついていた。目の前のこいつらにムカついた。今のこの状況にムカついた。ブラザーフッドにムカついた。バカな自分にムカついた。否応のない人生にムカついていた。
ヤクザ:ヤクザたちは目くばせをしている
ケイ:「ニンジャだろうとハチの巣になれば死ぬ」
ケイ:「殺せ。撃て」
カノコ:予習済みだった。ニンジャを殺すには面制圧。さきほどのイクサで見た話だ。
ヤクザ:「ザッケンナコラー!」「スッゾオラー!」

ヤクザ:ヤクザたちの射撃
ヤクザ:at3
<BCDice:ヤクザ>:NinjaSlayer : (3B6>=4) → 5,3,2 → 成功数1
ヤクザ:at3
<BCDice:ヤクザ>:NinjaSlayer : (3B6>=4) → 6,5,1 → 成功数2
ヤクザ:at3
<BCDice:ヤクザ>:NinjaSlayer : (3B6>=4) → 3,2,4 → 成功数1
ヤクザ:at3
<BCDice:ヤクザ>:NinjaSlayer : (3B6>=4) → 2,3,4 → 成功数1
ヤクザ:at3
<BCDice:ヤクザ>:NinjaSlayer : (3B6>=4) → 6,1,3 → 成功数1
ヤクザ:at3
<BCDice:ヤクザ>:NinjaSlayer : (3B6>=4) → 1,3,2 → 成功数0
ヤクザ:at3
<BCDice:ヤクザ>:NinjaSlayer : (3B6>=4) → 1,5,5 → 成功数2
ヤクザ:5ダメージ
纏めて回避可能
カノコ:ev10
<BCDice:カノコ>:NinjaSlayer : (10B6>=4) → 2,6,5,4,3,6,3,2,4,5 → 成功数6

カノコ:倒れいているミオが弾丸で辱められぬようにカノコは飛んだ。
ヤクザ:BLAM!BLAM!
カノコ:銃弾がスローに感じる。飛びながら腕を振る。血しぶきはスリケンとなった。

カノコ:マルチターゲット
カノコ:at4
<BCDice:カノコ>:NinjaSlayer : (4B6>=4) → 5,2,4,1 → 成功数2
カノコ:at4
<BCDice:カノコ>:NinjaSlayer : (4B6>=4) → 5,4,5,4 → 成功数4

ヤクザ:「グワーッ!?」
ヤクザ:「スッゾオラーッ!」
ヤクザ:ヤクザはドスダガーを抜き突撃!

ヤクザ:at2
<BCDice:ヤクザ>:NinjaSlayer : (2B6>=4) → 5,5 → 成功数2
カノコ:ev10
<BCDice:カノコ>:NinjaSlayer : (10B6>=4) → 1,5,2,4,5,3,2,3,5,5 → 成功数5

ヤクザ:「ザッケンナコラーッ!ニンジャがなんじゃい!!」
ヤクザ:「タマトッタル!!」
カノコ:笑ってしまうほど遅いドスダガーの持ち手を掴み、そのままヤクザの喉元へと進行方向を捻じ曲げた。
ヤクザ:「アバ…アババ―ッ!?」

カノコ:Gツジギリを宣言
ヤクザ:来い!
カノコ:at4
<BCDice:カノコ>:NinjaSlayer : (4B6>=4) → 5,6,5,1 → 成功数3
カノコ:at5
<BCDice:カノコ>:NinjaSlayer : (5B6>=4) → 1,3,5,1,5 → 成功数2


カノコ:カノコは横にステップを踏んで銃弾を躱し、フットワークで接近した。「シュッ!」短い息を吐き、ショートフックを繰り出す。「グワーッ!」脇腹を破壊。
ヤクザリムジン:ドルッ、ドルルル……
カノコ: 考えるのと同じ速度で身体がついてきている。ああ。実によく動く。 カノコは瞬時に次のヤクザのワン・インチ距離に踏み込む。そのままヤクザの首を折り殺す。
クローンヤクザ:「グワーッ!?」
ヤクザ:「アバーッ!?」

ケイ:「ふざけるな…!」
カノコ:そしてエンジン音が覚醒したニンジャ聴力によく届いた。
カノコ:なにが「ふざけるな」だ。
カノコ:こっちの方が余程腹が立っているんだ。
ケイ:「このタイミングでニンジャ化だと…!」
ケイ:ヤクザリムジンは急発進し、カノコに体当たりをかけた

ケイ:轢殺判定
ケイ:ダメージ1 回避Nです
カノコ:ev10
<BCDice:カノコ>:NinjaSlayer : (10B6>=4) → 2,4,6,3,3,5,6,5,1,1 → 成功数5


カノコ:カノコは飛び上がると車のルーフの縁を掴み、そのままフロントガラスを叩き割った。
カノコ:防弾だったようだがニンジャの腕力の前には関係ない。
ケイ:「グワーッ!?」
カノコ:そのままケイの首を掴み、引きずり出す!
カノコ:「イヤーッ!」
ケイ:「グワーッ!?」
カノコ:「アンタ。名前は」カノコは男を踏みしめ、屈み込んだ。「覚えておいてやる」
ケイ:「………ケイ」
カノコ:「ヒロキはどこに……口は割らない、そうだよね?」
ケイ:「…当たり……え…だ…!」
カノコ:「ああ殺すとも。どっちにせよ、ヒロキの居場所はすぐ見つける。いや……そうだ……ヒロキの "名前" は何だい。ケイ=サン。それぐらい教えてから死んでもいい」
ケイ:「………ウーサー」
カノコ:「ドーモ」

カノコ:at9
<BCDice:カノコ>:NinjaSlayer : (9B6>=4) → 3,4,6,4,2,4,4,5,6 → 成功数7 → サツバツ!!
カノコ:SB
<BCDice:カノコ>:NinjaSlayer : サツバツ表(6) → 
「イイイヤアアアアーーーーッ!」ヤリめいたチョップが敵の胸を貫通! 
さらに心臓を掴み取り、握りつぶした! 
ナムアミダブツ!:敵は残り【体力】に関係なく即死する。
残虐ボーナスにより【万札】がD6発生。
この攻撃を【カルマ:善】のキャラに対して行ってしまった場合、【DKK】がD6上昇する。

カノコ:カノコはケイの頭を踏み砕いた。

カノコ:そのまま彼女は血だまりの中で動かぬミオのもとまで歩き、抱き起こす。
ミオ:「あれ…カノコ=サン…?」
カノコ:この出血は助からない。
カノコ:「……」カノコはだまってミオを抱きかかえると、大通りへ歩いた。
カノコ:タクシーを止める。
カノコ:「乗せな」
運転手:「ドーモ、どちらまで」
運転手:「…アイエ」
カノコ:「決まってる、病院だ」
運転手:「は、ハイ…」
運転手:タクシーはしめやかに走り出す
運転手:「その……大丈夫ですか」
カノコ:「大丈夫に見えるかい」
運転手:「いえ……」
運転手:「最近……最近本当に物騒なんです」運転手は呻く

ミオ:「……カノコ=サン」
ミオ:ミオがカノコの手をとった
カノコ:握り返す。「ミオ」
ミオ:「わかるよ。ワカル。僕」
ミオ:彼の顔は紙よりも白い。笑おうとした
ミオ:「オキナワ…いけなくなったね…おかねためてたのに」
カノコ:「行けるさ。今すぐ行ける。向かってるよ」

カノコ:「そうやって、寝て、起きれば、オキナワさ」
ミオ:ミオは目を閉じた
「そうかあ」
ミオ:「カノコ=サンも?」
ミオは呟く
カノコ:「……」
ミオ:「カノコ=サンはずっと後でいいよ。ダイジョブ。ずっと後で」
カノコ:「ああ。気にしないでいい。ずっと後さ」
ミオ:「うん。…ずっとあとでね…やくそくだから…」
カノコ:「ああ、ダイジョブ。アタシはずっと……」
ミオ:ミオの全身から力が抜けた
カノコ:「…………」奥歯を噛んだ。涙は出なかった。出会いも別れも、いくらでもあったことだからだ。
カノコ:カノコはミオの瞼を閉じてやった。

◆◆◆◆◆◆◆


『ザ・グロウ 』本編ー3に続く!!!

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