「虎に翼」が面白い

「虎に翼」の主人公のモデルとなった三淵嘉子さんは1914年生まれとのこと。
すでに亡くなっているが私の祖母は1917年生まれ。ほぼ同世代である。

祖母は、法学ではないがやはり勉学の道に進み、最後は都内の某女子大学で教鞭をとった。

その間、私の父と叔父の2人を女手一つで育て上げた大変な苦労人である。

生前聞いた話で覚えているのは、二・二六事件のときちょうど溜池辺りを歩いていて、反乱軍兵士に出くわした、ということ。

いまネットで祖母の名前を検索すると、過去の著作物や翻訳物の名前が出てくるが、いずれも「女性の自立」をテーマにしているものであった。

これからは、主人公に今は亡き祖母を投影させ、祖母が生きぬいてきた時代を、このドラマを通じて知ることになりそう。

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