芸術は案外楽しい

今年から小学生になった長女は大絶賛夏休み中。

去年までは保育園だったのでお盆休みが数日あったくらいだったのに、
今年は実に43日間、たっっっぷりと休みが与えられた。

昨今の猛暑を考えるとなるほど「夏休み」は必要だ、と思うものの、
開始一週間で母はすでにぐったりしている。


そんな母の声を受けて、というわけではないとは思うけど、
地域の教職員組合が主催する
「夏休み工作教室」みたいなものがいくつか開催されており、
事前に申し込んでおけば参加することができる。

「絵手紙教室」は保護者の参加もOKと書いてあったので、
暇つぶしにわたしも参加すべく娘と一緒に申し込んだ。


絵手紙は墨で輪郭を描き、
その後絵の具(本当は「顔彩」という専用のものを使うらしい)で
トントンと叩きながら色をのせていく。

筆の上部を指でつまむようにして書くので、
線はプルプルするし、ゆがむ。

絵手紙はその「ぷるぷる感」や「ゆがみ」が味であり、
そこがいい、とされているんだそうだ。


「ぷるぷるしてもゆがんでもにじんでもいい」


これはいつも「正解」を求めてしまう頭の凝り固まったわたしには
ものすごく衝撃的だった。

講師の先生のその言葉を聞いて嬉しくなったわたしは
長女よりも張り切って絵手紙を描いた。

出来上がったのがこれ。

ゆがんでるけど、いい感じにできたと思う!
(まさに自画自賛)


普段使ってない部分の脳を使った感じがして、本当に本当に楽しかった。
筆を使って絵を描くのなんて、中学校以来やってなかった気がする。

先生が「できるだけすぐに投函するといい」と言っていたので
東京の友人と北海道の友人にそれぞれ送った。

退屈な日は娘たちと絵の具でお絵かきしよう、と
心に決めた。


夏休みはまだまだ続く……


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鞠 ようこ

紀南地方(三重・和歌山)でライターをやっています。noteではさらさらと綴ったエッセイ的なものを更新します。

つれづれようこ

ライター/二児の母/脳腫瘍患者を兼任する鞠ようこのエッセイマガジン。家族のこと、日々思っていること、病気のことなどをつれづれなるままに綴ります。
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