エンジニアがプライベートで勉強する時間を確保する方法と、集中のテクニック

「プライベートでは一切勉強したくない」と言っていた社員のことという記事が話題になりました。この記事に対しては賛否両論あると思いますが、

勉強しない人は勉強する人には勝てません

という部分に関しては否定する人はいないと思います。前に記事で書いたんですが、僕は新卒でSIerにエンジニアとして入社して、これまでの2年半で10個の技術系資格を取得しました。(プログラミングはほとんど未経験だったので、最初は基本情報すら持っていませんでした)

・1年目4月 基本情報技術者
・1年目7月 Oracle Certified Java Programmer Silver
・1年目10月 応用情報技術者
・2年目5月 VBAエキスパートスタンダード Excel
・2年目6月 Oracle Certified Java Programmer Gold
・2年目9月 Oracle Master Bronze
・2年目2月 LPICレベル1
・3年目4月 Oracle Certified Expert, Web Component Developer
・3年目4月 データベーススペシャリスト
・3年目6月 AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト

しかし、実は入社した最初の数カ月は全員一律同じ研修を受けていたので良かったんですが、僕はマジで人一倍怠け者である自信がある(自信を持つことではない)くらいで、その後はほとんどプライベートで勉強しない期間が続きました。その結果、記事にあるみたいに、同期の勉強する人と実際にどんどん差をつけられていったという思い出があります。

そんな中で、こんな怠け者な自分でも勉強できるような方法について試行錯誤を繰り返しました。そしたら徐々にプライベートで勉強できるようになって、資格等もコンスタントに取れるようになって、今に至ります。今回は、そんな試行錯誤の中で得た知見やテクニックを紹介していきたいと思います。時間のない人や僕のような意識低い系でも勉強できる方法です。またエンジニアに限らないことなのでエンジニア以外の人にも参考にしてもらえればと思います!

・スキマ時間を活用する
・通勤電車の時間を活用する
・お昼休憩を活用する

・最強の環境「会員制有料自習室」
・オススメの会員制有料自習室
・(おまけ)集中アイテム

スキマ時間を活用する

社会人は時間がないと思います。また、私のように自宅で勉強しない(しないというより絶望的な意識の低さによりできない)人もいます。普通に考えて、自宅でテレビ・ネット・ゲームといった色んな誘惑がある中で勉強できる人って悟りでも開いてるのかなと思います。僕は、しばらくは悟りを開く予定はないので無理です。そんな中でのオススメが通勤電車の中です。どんなに忙しい人でもこの時間だけは確保できると思います。(徒歩や自転車で通勤してる人はすみません)

通勤電車の時間を活用する

とは言ってもついついスマホを見てしまって、なかなか電車の中で勉強するモチベーションがわかないというのはあると思います。コツを教えます。「常にカバンに技術書2冊(もしくはそれ以上)を入れておく」です。僕は一緒にプライベートで使っているMacBookも入れているんですが、合わせるとなかなかの重さです。こんな重いカバンを常に持ち歩いてしんどい思いをしているのに読まなかったらアホみたい思えてくる(というか実際アホ)という原理を利用します。2冊にしているのは、行きはコード中心の本、帰りはそれ以外の本(開発手法とかデザインとか)みたいにしていると気分が切り替えられて良いからです。

また、僕は個人的に電子書籍よりも紙の本をオススメします。紙の本は読み始めるまでの動線がシンプルだからです。電子書籍だとカバンから取り出して、電源を入れて、アプリを立ち上げて、どの本を読むか選んで...と、その流れの中で他のアプリといった誘惑やその場で考えなければいけないことが多いです。その点、紙の本は「カバンに入ってる本を取り出してページを開く、以上」です。カバンに入っている本は決まっているので、その場で何を読むか考える必要もありません。(少なくとも2冊だと2択)

重要なのは、いかに良い行動に対するハードルを下げるか(または悪い行動に対するハードルを上げる)です。電車の中が混雑していて、本を読むのが難しいときはスマホを活用します。僕は英単語アプリをやったり、Qiitaの記事を読んだりしています。ここでもハードルの話は重要で、使うべきアプリを画面下に固定してすぐに起動できるようにしたり、LINEやゲーム等のアプリはフォルダの奥底にしまって起動するまでのステップを増やしましょう。

僕がいつも思っていることですが、電車の中で勉強している社会人なんてほとんどいません。たまに学生が勉強しているくらいで、だいたいみんなLINEかまとめサイトかソシャゲをやっています。ぶっちゃけこれはチャンスだと思います。仮に片道30分、往復1時間の勉強を毎日やったとします。これを1年続けると(年間240日通勤するとして)240時間になります。これってものすごい差だと思いません?そう考えると、スキマ時間ってバカにできないなと思います。

お昼休憩を活用する

スキマ時間の活用のもう1つですが、お昼休憩です。お昼休憩に本を読むのか?というと違います。動画です。食事中のことを思い出してください。手は当然ふさがっていますが、目と耳は使えます。だから動画です。本を読むほどしんどくないし、ながらでやるのにちょうどいいんです。

僕が見ているのがドットインストールと、AWSのBlack Beltです。

ドットインストール
AWS クラウドサービス活用資料集

特にドットインストールは入門レベルなので、ながらで見るのにちょうどいい難易度です。ドットインストールって素人向けのサービスちゃうん?って思っている人も多いかもしれませんが、意外とVue.jsやFirebaseだったり最近のトレンドも抑えていたり、マニアックな講座もあります。ただ、そういう講座はプレミアム会員限定になっていることが多いんで、お金はかかりますが。(たかだか月1000円とかですけどね)

また、イヤホンとしてAirPodsを圧倒的にオススメします。一般的なワイヤスレイヤホンと比べると少々値は張りますが、線が一切ないから快適度が段違いです。付けているという感覚がほんとに小さいです。iPhoneとの相性も良く、耳につけるだけでiPhoneと接続されたりします。

AirPods

お昼ぐらいゆっくりしたいわ!というのはわかります。僕もそうです。よくサボります。勉強したくないときは寝ましょう。お昼寝の効果はすごいですよ。

最強の環境「会員制有料自習室」

ここからはステマになる(ステルスになってない)のですが、もうひとつオススメなのが、会員制有料自習室です。外で勉強や作業となると図書館やカフェという選択肢もありますが、個人的に会員制有料自習室はあらゆる面において優れていると思います。各自習室によりますが、具体的には、

・机のスペースが広い、隣との仕切りがある、椅子が長時間の作業でも疲れにくいものになっている、WiFiが高速
・夜遅くまで開いているので仕事帰りに行ける
・有料かつ勉強や作業目的の人しかいないので、客層が良い
・事前にお金を払っているため行かないともったいないという心理が働く

環境面として考えたときに、そもそも自習室は、サービスとして長時間の勉強や作業に集中するために設計されているわけで、図書館やカフェよりも圧倒的に快適です。集中を阻害する要因もほとんどありません。

例えば、カフェは長居するのがなかなかしんどいです。飲み物1杯で何時間も粘れる鋼メンタルがあればいいんですが、僕は豆腐メンタルなので無理です。図書館は、閉館するのが早かったりWiFiが貧弱であったり、特にPCで作業したい社会人にとっては厳しい仕様です。僕が契約している自習室だと23時まで開いているので、例えば20時まで残業したとしてもまだ3時間も残っています。また、他のお客さんに邪魔されるといったことがほとんどないです。図書館だと無料なのでたまにアレな人とかいますし、カフェだと騒がしかったりします。(まあ、カフェは勉強するために存在しているわけではないので、当たり前です)

料金は、色々調べたんですが、「平日は夕方から夜、休日は全日」のコースで月1万円前後が相場です。高いと思われるかもしれませんが、モバイルWiFIを契約して月数千円を払わなくていいと考えれば、そこまで高くはないかと思いますし、やっぱり身銭を切っているということがモチベーションにつながります。しかも、カフェだとその場で払うわけで、行かなかったらお金はかかりません。一方、自習室は行っても行かなくても自動で引き落とされるので、行かなかったらアホみたいなのでつい行ってしまいます。(〇〇しなかったらアホみたいシリーズ)

実は自習室を契約して一週間程度でしかないんですが、既に効果が出始めていて、プライベートでコードを書くようになってきました。(お恥ずかしい話、本を読んだり資格は取っていたのですがコードを書くことはほぼなかったのです)全然まだまだではあるのですが、ようやくGitHubで草が生えてきました。

オススメの会員制有料自習室

オススメの会員制有料自習室ですが、これは人によって異なります。なぜなら、立地が重要だからです。理想としてはオフィスに近いところ、自宅とオフィスの経路にあるところです。自宅からもオフィスからも遠いとなるとなかなか行きにくいと思います。快適さについては実際に使ってみないとわからないと思います。完全に無音がいいとか、ある程度の音楽かかっている方がいいとか、人によってそれぞれありますしね。無料体験を行っているところが多いので、まずは実際に体験してみてから決めるといいでしょう。

また、自習室と言えば一昔前は暗くてジメジメとした場所というイメージがあったんですが、最近はオシャレなところもたくさんあるのでぜひ自分に合ったところを探してみてください!

受験シーズン、学生じゃなくても行きたいオシャレな進化系自習室

(おまけ)集中アイテム

会員制有料自習室という最強の環境を手に入れた僕にとって、今の集中の最大の敵は眠気です。そんなわけで、もう眠くて眠くて仕方がないときに使っているアイテムを紹介します。1つはミンティアです。まぁ、これは定番ですね。もう1つは知らない人も多いかもしれません。マツモトキヨシに売っているエナジードリンクゼリーです。

イトシア matsukiyo エナジードリンクゼリー 180g

こいつがすごくて、今までレッドブルやモンスターを飲んでいたんですが、値段が高いし、缶なので自習室とかだとこぼしてしまいそうで心配です。これは1つ120円くらいですし、昼に飲むと夜まで目がギンギンになります。何かヤバいものが入ってるんじゃないかと思ってしまうくらいです。ただ、エナジードリンクと同じで飲みすぎると健康には良くないのと思うので、ほどほどにしましょう。(あと夜に飲むと眠れなくなるので気をつけてください)

また、話は変わるのですが、ポモドーロテクニックも集中するためにオススメです。今回はポモドーロテクニックの紹介ではないので詳細は割愛しますが、すごいざっくり言うと25分の作業と5分の休憩を繰り返す手法です。

何かの脳科学の本で読んだんですが、人は「制限された時間の中でこれをやる」ということを意識すると脳の回転数が上がるらしいです。学校のテストが終わった後に脳が冴えている感じがするのはそれらしいです。個人的な感想としては、時間を区切るおかげで、ひとつひとつのタームの集中力が上がっている気がします。また、適度に休憩を取るので、頑張り過ぎも予防できますね。ポモドーロテクニックの標準としては、25分の作業と5分の休憩となっていますが、実際にやってみて自分に合った間隔に修正していくと良いと思います。下のリンクも参考にしてみてください。

今日から始める生産性アップ術。ポモドーロ・テクニック再入門ガイド

まとめ

・常にカバンに技術書を忍ばせ、通勤電車の中で読む
・増やしたい行動のハードル下げ、減らしたい行動のハードルを上げる
・お昼ごはんを食べながら動画を見る
・会員制有料自習室という最強の環境を手に入れる
・エナジードリンクゼリーで手軽に眠気を防ぐ
・ポモドーロテクニックを使って集中力を上げる

今回紹介したのはあくまで僕の自己流です。人はそれぞれ好き嫌いやモチベーションの源泉が違うのでこれが正解ということではないです。色んな人の勉強のコツやテクニックを聞いて実践していく中で、自分に合った方法に修正していくのがベストなのかなと思っています。

今回紹介したことがみなさんのお役に立てれば嬉しいなと思います。お互い頑張りましょう!

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

ありがとうございます!記事を書く励みになります!
17

マーキー

コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。