皆さんこんにちは。
今日は写真の話をしたいと思います。
そう…カメラではなく写真です。
日頃、SNSでは聞かれない限りはあまりカメラや機材の話はしません。
本当は書いた方が盛り上がるんですけどね。
でもぼく自身はもっと”写真”の話をしたい。
これを音楽に置き換えると”オーディオではなく音楽の話がしたい”です。
だからカメラの話を書くよりもやはり写真に関することが多くなります。

でも逆に用途をマガジン別に分けられるnoteにはカメラのこともオーディオのこともガッツリ書いています。フィルムカメラやヴィンテージオーディオはストーリー性や個々の魅力があって愛着が湧きますから。
それと使ってみたい…という方へ向けて少しでも参考になればという思いもあります。

ぼくの好きな写真家・嵐田大志さんの『カメラじゃなく、写真の話をしよう』という本。

https://twitter.com/Taishi_Arashida

すごく好きな方だけに、強く影響を受けてしまうことを恐れずっと読まずにいました。
昨年ようやっと読んだときは…「あぁどうしてもっと早く読まなかったんだ！」と後悔しました。
これまでに読んだ写真関連のどの本よりも一番腹落ちしました。そして今でも繰り返し読み返すのはこの本だけです。

毎日のようにSNSで繰り広げられる写真やカメラに纏わる諸々の不毛な論争に辟易としている人は多いのではないでしょうか？ぼく自身は他人の価値観にとやかく言う趣味も興味もないので全てスルーしています。
そうした事柄も含めて嵐田さんの本は言いたかったことを代弁してくれています。しかし一方的に突き放すのではなく理論的且つ冷静に解説されています。この辺りは嵐田さんの人間性が色濃く出ていてとても好感が持てますね。
また、音楽バカの自分にとっては音楽での例え方も共感できました。”グルーヴ感”の話が登場するんですが、ぼくは以前instagramのプロフィールに「写真にグルーヴ感を」と謳っていたくらいです。

あくまでも”手段”であるカメラや編集に関する諸々の事柄。
レコードブームの記事でも書きましたが、”本質”を見誤るとおかしな方向へ向かってしまいます。

好きでやっている写真。
毎日楽しい気持ちで撮り続けたいものです。

それではまたお会いしましょう。

#カメラじゃなく写真の話をしよう #写真 #カメラ #嵐田大志