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やまもと式S&E療育プログラムインストラクター認定講座が開催されています。昨日が2日目、本日最終日。
昨日から実習も含め、実際に子どもたちの様子を見てもらいながらの学びが続いています。本日も引き続き実習ありの最終講座。

初日に脳の発達や脳科学について学んでいただき、昨日は初日に加えての脳の学びでした。
種に、最近の研究による脳についてと小脳の働きについて

療育の考え方としては脳の感受性期に取り組む事が良いとされているため「早期発見早期支援」と言われています。
その傾向が強い日本では感受性期(おおよそ9,10歳まで)は公的な療育は行われますが、その後はところてん式に押し出されて子どもたちは行き場を失います。
結果として、「放課後デイサービス事業所」が受け皿とならざるをえなくてそこでの「療育」が必須となってきました。けれど、放課後デイサービス事業所で専門的なスキルと経験を持った療育士はほとんど存在しません。そうなると子どもへの発達援助は途切れてしまい、下手をすると発達が後退するということも日常的にあります。
感受性期を越えても療育的な発達援助は必ず必要です。
それは、人間の脳は環境に合わせて発達し続けるからです。
決して感受性期を越えたからやらなくても良いのではありません。
私たちも生きていくと言うことはその課程でいろんな学びをし続けていくと言うことですから。

仮に子どもに知的障害があったとしてもその子に合った療育的、かつ教育的な学びの継続は必要です。年齢に応じて学びの種類や質が変わっていくからです。知能だけがその子の生きる環境を決めるわけではありません。様々な経験が知能、脳へ影響を与えていきます。その結果、生きやすくなることは大いにあります。

諦めることなく、継続的な発達援助やまなびの機会の創出を行っていきたいですね。

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