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ハワイアンタイムの文化に身を置いて、日本人の私が思うこと。

東京は日常のすべてが便利なもので溢れていて、みんなシャカリキに働き、キュッ!と引き締まった空気が流れています。

東京生まれ、東京育ちの私にとって、それはごく自然で当たり前の風景でした。

しかし、初めてハワイでのロングステイを終え、東京へ戻り山手線に乗ったとき。 「なんか…みんなめちゃくちゃ忙しそうなんですけど…」と感じたことに驚きました。

…といっても2日もすれば、すぐにバリバリの東京モードに戻るわけなのですが(良いのやら悪いのやら!)

ハワイアンタイムの文化に身を置いて、日本人の私が思うことを書こうと思います。

そもそもハワイアンタイムって何?

南国のリラックスした時間の流れに身を任せる。時間に対して自由なこと。
大雑把ではありますが、時間に縛られない感覚や価値観を指す言葉のようです。

具体的に遭遇したシーンを挙げると分かりやすいと思うので、経験したことをいくつか。

バスがなかなか来ない。
日本は山手線、2分遅れただけでも謝罪のアナウンスがかかります(!)

配達などの時間指定枠が超広いことが、よくある(9:00-15:00とか!笑)
日本では大体の配送業者が2時間刻みの時間指定枠なので驚きました。

あとよく耳にするのは、パーティーの開始時間を伝えても開始時間ピッタリに来る人は、ほとんどいないとか。笑

あとは状況を問わず人と人のコミュニケーションを大切にする人が多いなぁというのも頻繁に感じます。

例えば、主人といて感じるのは買い物でもビーチでもご飯でもコーヒーショップでも。 会えばHey!broとハグし、日常のお話からパーティーのお誘いに至るまで止め処なく会話がスタートする。
時には後ろに人が並び始めても御構い無しといった具合で盛り上がっているところを見ると「アメリカよのぉ…」と感じる完全に日本人な私…。
いつの日か私もこんな風にお友達を作れるくらいになりたいものです。

日本だと毎日スーパーやコンビニで会う店員さんでも会話を交わすことは、なかなかありませんよね。

けれど日本も決してドライなわけではなく「後ろの人が並んでるから、早く順番を回そう」という気遣いからくるものですし、言葉に出しはしなくても温かさを感じる独特の習慣や文化がありますよね。

ハワイにも日本にも、それぞれの良さがありますし、私はどちらも好きです。

今ハワイでこの記事を書いていますが、やはりハワイアンタイムに触れるたび感じるのは【自分自身や、大切な人と過ごす時間を大切にしよう】ということ。

時間に縛られることが当たり前の現代ですが、ときには時間という概念から解放されることも人間として生きていくうえでは大切なことなのかもしれません。

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