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私の授乳ヒストリー

2019年に第一子を出産しました。その後生まれてから1ヶ月半くらいは混合育児をしていましたが、哺乳瓶拒否などもあり生後2ヵ月前には完全に完全母乳に。そこから11か月位まで完全母乳を続けて1歳前に卒乳しました。
今回はそんな第一子の授乳ヒストリーを思い返してみます。


産前のケア

初産あるあるだと思うのですが、産前、おっぱいマッサージは一切行なっていませんでした。産後の授乳のイメージがまるで掴めてなく、自分の乳首を触って刺激するのが単純に怖いと思っていたからです。
一度妊婦健診で乳首の様子を助産師さんに診てもらって、「吸いにくくはなさそうだね!」と言ってもらったけど、「はぁぁ…そうなのね…」という感じでした。

入院中の生活

出産日当日。
カンガルーケアをしてもらい、早速生まれたてのわが子に加えさせてみますが、当然母乳出ず。今でも覚えてるのですが、自分の乳首を赤ちゃんが加えるという行為に、その時非っ常ーーーーに違和感を感じました。
赤ちゃんがここから液体を飲むのって変なの〜って思っていました。

産院は普通に母乳推奨派。初日は体を休めて、2日目から授乳を開始。扁平乳首で、高さが足りないため、助産師さんの判断で乳頭保護器を付けることに。
使用したのはメデラの乳頭保護器、Mサイズでした。

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ただ、当然ながら母乳はほぼ出ず、この日はミルクを20ccを2回補充しました。
産後3日目あたりから、胸の張りを強く感じるように。しかしまだ赤ちゃんも上手く吸えず、でも母乳の生産が始まったため搾乳を開始。
産院はメデラ信者だったのか、搾乳器もメデラのものでした。慣れない授乳に加えて、搾乳した初乳を哺乳瓶で与えるという任務が始まります。
入院生活中は、3時間おきの直母授乳(と言っても乳頭保護器をつけた乳首を赤ちゃんに吸わせるだけ)→搾乳40(なければミルク40)をひたすら繰り返していました。

今思えばまだ吸う力が少ないから当然なのですが、直母の後に搾乳やミルクを与える行為が非常に煩雑で、睡眠時間が削られてとても辛かったのを覚えています。なにより器具の洗浄やミルクの調乳がまじめんどくさい!
3時間ごとだけど、1回の授乳に1時間以上かかり、またその後すぐに寝付く訳でもないので、入院中はほぼ完徹状態になることもしばしば…
でも搾乳を地味に頑張ったおかげで充分初乳を与えられたのでそこは満足しています。

まさかの乳腺炎

退院後も同様に直母→搾乳もしくはミルクを3時間ごとに与える生活が始まりました。が!!退院2日目にまさかの乳腺炎に!!

この頃は、とにかくおっぱいが張って張って、どこを触っても痛くて熱を持っているような状況でした。(今思えば正常ではないのだが、知識も経験もないので、こんなものなのだろうかと思っていた)
退院2日目の夜、突如として身体中に悪寒が。熱を測るとなんと40度!!
里帰り中だったが私の親は当時2人とも働いていて、次の日仕事があったのですが、あまりにも身体がしんどかったので母に子どもと一緒に寝てもらい、一晩休息をとりました。
(この時は誰1人乳腺炎とは思わず、わたしも風邪を引いたのだろうと思っていた)

40度も出してるので当然なのですが、全身がとにかく熱く、しかし大量に汗をかいたと思ったら突然ありえない程の寒気がおそい、頭の痛さも半端じゃなく、本当につらい一晩でした。

翌日、少し熱が下がったので休んだのが良かったんだと解釈し、普通に子どもの面倒を見ていました。が、その翌日のお昼から、またしても頭痛と高熱が。ここでようやく、もしかしたら乳腺炎かもしれないと考え始めます。
悩んだ末出産した産院に電話し、結局退院後わずか数日で産院に戻ることになりました。。。

診察の結果、ふっつーーに乳腺炎だろうと。助産師さんに軽くおっぱいマッサージをしてしぼってもらいました。あちこちの乳腺が詰まって熱を発していたようです。

乳腺炎時の状況

☆とにかくおっぱいが張って熱い
☆ひじで測る体温と脇で測る体温が違う
(脇で測った方が極端に高い…これは、風邪等と乳腺炎を見分ける重要な要素らしい)
☆頭痛、悪寒等があるが咳くしゃみ鼻水はない

以上より、乳腺炎と判断され、抗生剤が処方されたのでありました。。。

よく、出産後の産後うつに気を付けてといいますが、この頃は体調が悪すぎて普通にメンタルを病んでいました。とにかく授乳だけして、ミルクの調乳、あげるの、沐浴などほかのお世話は旦那および実家の家族に頼りまくり、抗生剤を飲んで安静にすることに努めていました。
その結果、翌日にはかなり症状が和らぎ、翌々日にはほぼ完治という状況になりました!

母乳外来

結局産んでしまうと産院にはいつまでも頼るわけにもいかず、乳腺炎は治ったけど、自分から母乳がでているのかよくわからず、授乳の度にミルクは搾乳を足す日々、、、
ずっとこのままでいいのだろうか、何かきっかけを作らねば!と、近所にあった桶谷式の母乳外来を予約。
そこで、助産師さんに母乳の出をチェックしてもらったところ、十分出ているからミルクを足す量を控えましょうといわれました。
おっぱいマッサージで乳腺の通りをよくしてもらい(吹き出ててびっくりした)、また今後の方針を教えてもらえて本当にありがたかった記憶が。

生後1ヵ月半で、二回目の乳腺炎に

授乳生活が軌道に乗ってきたところで、私も気を抜いたんですよね、妹が買ってきてくれたかりんとうを一袋丸々食べたんです…。あと普段つけないのにブラトップ着ちゃったんです…。
この2つが原因(と思われる)で、2回目の乳腺炎に。
案の定熱が39度出ましたが、これは乳腺炎だと確信を持てたので、ソッコー通いだした母乳外来に電話し、その日のうちに詰まっている母乳を出してもらいました。
詰まっているところからすごく黄色い母乳が出てきたのが印象に残っています。
今回は自己責任のためさんざん家族にも小言を言われましたがw、対処も早かったので重症化せずに終わりました。
みんなも母乳育児中に熱が出たらまずは乳腺炎を疑って母乳外来に行こうね。

生後2か月前には母乳外来終了

結局母乳外来に3回通いましたが、「もう軌道に乗ってるから来なくてよいよ!」とお墨付きをもらい、めでたく母乳外来卒業となりました!
ここから完全母乳となります。
とにかく子供が今何gなのか(一週間でどのくらい体重が増えているのか)を目安にして、授乳量が足りているかを判断することが大事なんだなと学びました。
結果として私はそこまで母乳が出ない方ではなかったので、最初こそ苦戦したものの、生後2ヵ月なる前には自身の授乳スタイルを確立できました。

完全母乳で育てた感想

冒頭に書いた通り、ここから11ヵ月ごろまで完全母乳で育てました。
私自身は赤ちゃんが元気に育てばミルクでも母乳でもどっちでもよいかなと最初は思っていたのですが、いざ、母乳育児が軌道に乗ってしまうと、母乳の方が楽すぎて今からミルクに戻れない、、、と思ったのが正直なところ。
哺乳瓶の消毒、調乳、ミルクのストック管理など、ミルク育児でつきまとう物品の問題を、赤ちゃんを育てながら多分私には対処できなかったんではないかなと思います。
母乳育児は、おっぱいあげればそれでおしまいなので、ラク!!!!
ずぼらな私には圧倒的に母乳育児の方が向いていたかなと思います。

ちなみに母乳だと夫が育児に参画しづらいのではと思ったりもしましたが、赤ちゃんが母乳「のみで」栄養を取るのってまじほんの一瞬。
あっという間に生後5ヵ月になり離乳食も始まるので、母乳育児だから母親ばかりに負担が行くというわけでもないんじゃないかな、結局はどう夫がかかわっていくかなんじゃないかなとも思ったり。

ただ、これはまた別記事にしようと思うけど、個人的には1歳前に完全卒乳させて大正解だったなと思っています。
これから2人目を出産するけど、可能であれば同じように早めに卒乳させたい。
色々見ていると、年齢が高くなるほど卒乳、断乳のハードルが上がっている気がする。授乳という行為が母子の愛着形成に大きく関わるから、あげられるなら3歳までは授乳すべきなんて意見もあるようだけど、おっぱいに執着する前にとっととやめた方が多分親は楽なんじゃないかなと思います。
実際預け先の問題もあるよね。1人目は丸1年育休を取っていて、特に生後5~6ヵ月までは預けることなく過ごせたから必要なかったけど、その頃どうしても預けなきゃいけなくて、哺乳瓶拒否、完全母乳だと多分結構大変。。。

次に書きたいこと

長くなったので、次は卒乳のことについてを書いてみようと思います!

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