知らないことは悪いこと? 〜マジック点灯から学んだこと〜
世の中、まだまだ知らないことだらけ。
「物事を知らないこと」は、いけないことなのでしょうか。
初めはみんな知らないハズ。
どこかで知るきっかけがあって、そうなのかーってなるのよね。
なので「知らないこと」が「悪い」のではないはずよね。
忘れもしない。
中学1年の遠足、バスの中。
男子軍がプロ野球の話で盛り上がっている。
アタシは、野球に全く興味がないので話半分で聞いていたのだけど、どうやらどこぞのチームにマジックが点灯した、だのなんだの。
「マジック点灯」
アタシの知っているマジックは点灯しない。
なんのことだろうと思い、そこにいた年長者である女担任Kに尋ねた。
「マジックが点灯したってどういう意味ですか?」
女担任Kは答える。
「え〜っ、男の子なのに、マジックも知らないの!?」
(知らねーわよ)
色々、ツッコミたい。
男の子なのに、ってなに?
男子全員知ってる前提なの?
まずはアタシの問いに答えて「問い」に。
で、その女担任。
マジックについて説明することなく、何事もなかったかのようにまた他の男子との野球談義に戻っていった。
以降、アタシはマジック点灯について未だに分かっていない。
結局なんなん、マジック点灯。
「物事を知らないこと」はいけないことなのでしょうか。
知らないことを訊くときは知らないことを訊いても「最初はみんな知らないよね」という考えを持っている人に訊こう、と思いました。
最初はみんな知らない。
この思いは忘れたくない。
最近、野球好きな男子と知り合い、聞いてみた。
「マジック点灯ってなに」
彼曰く、いやー説明難しいんすよ。
そうか。
あの担任も上手く説明できる自信がなかったのかな。
と、思うと学びも深くなる。
ま、かくいうアタシも「焼肉ライク」を知らない友人に「はぁ?」って顔してたかも。
反省。
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