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【競馬】Visual Basic で JRA-VAN DataLab. のサンプルプログラムを動かす

以前の記事で Visual Basic で JRA-VAN DataLab. のデータを取得する簡単な競馬ソフトの作り方を紹介しました。

Visual Basic 用の開発環境が整ったので、JRA-VAN SDK に含まれるサンプルプログラムもそのまま実行できると思ったらそうでもなかったのでメモしておきます。

作業手順

Visual Studio 2019 を起動し、[プロジェクトやソリューションを開く] をクリックします。

[JRA-VAN Data Lab. SDK Ver4.8.0.2] > [サンプルプログラム] > [sample1_VB2019] フォルダ内の [JVLinkSample1.sln] を選択し、[開く] ボタンをクリックします。

※ エクスプローラーで [sample1_VB2019] フォルダ内の [JVLinkSample1.sln] をダブルクリックして開いてもよいです。

プロジェクトが開きました。

[開始] ボタンをクリックします。

例外が発生します。これはターゲット CPU が 64 ビットになっているためです。

[デバッグの停止] ボタンをクリックします。

[プロジェクト] > [JVLinkSample1 のプロパティ] をクリックします。

JVLinkSample1 のプロパティ画面が開きます。

[コンパイル] 画面に切り替え、[32 ビットを優先] にチェックを入れます。

再度、[開始] ボタンをクリックします。

Sample1 Main Form が表示されたら、[データ取込み] ボタンをクリックします。

Sample1 JVLink Dialog 画面が表示されたら

  • ファイル識別子

  • データ提供日 FROM

  • 取得データ

を設定し、[データ取込み開始] ボタンをクリックします。

使い方は JRA-VAN がプログラミングパーツ・開発支援ツール提供コーナーページで提供している DataLab. 検証ツールに似ています。

ここでは例として

  • ファイル識別子 : RACE

  • データ提供日 FROM : 20230501000000

  • 取得データ : 通常データ

と設定しています。
※ データ提供日 FROM は日付を yyyyMMddHHmmss 形式で指定します。古い日付を指定すると処理に長い時間がかかるので、直近一週間程度にしておくと良いでしょう。

データのダウンロードと読み込みが正常にできていれば OK です。

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