稀人アカデミア、定時制高校で開催!そのきっかけと最高のゲストについて。

前回の投稿【稀人アカデミアの1年。名もなき物書きが始めたトークイベントの顛末。】の続き。稀人アカデミアを始めてちょうど1年となる今年6月1日、品川区の都立小山台高校の定時制に通う全生徒向けに稀人アカデミアを開催することになりました!!

きっかけは杉山ナッツさんがゲストの第4回稀人アカデミアに参加してくれたランニングコーチの細野さん。細野さんは独自のランニングメソッドで書籍を出したり、雑誌に出たりしている気鋭のランニングコーチで、仕事を通して知り合った。フェイスブックでつながっていて、僕が稀人アカデミアを始めてから、子ども向けになにかコラボできたらいいね、という話になり、手始めに杉山さんの会に来てくれたのだ。

稀人アカデミア Vol.4「元エリート会計士が作る究極のピーナッツバター。その味と、新時代の仕事論」 

僕の期待以上に杉山さんの会を楽しんでくれた細野さんは、自分の知り合いが同じような取り組みをしているから、と小山台高校の定時制の先生を紹介してくれた。ふたりは元リクルートの先輩後輩で、それぞれの分野で面白いことをしてやろう!と奮闘している仲だった。

先生はユニークな日本人ゲストを招き、キャリア教育の授業をしている。確かに稀人アカデミアに近い。その話のなかで、先生から「小山台高校の定時制には外国人の生徒が多いんですよ」と聞き、「それならキャリア教育の授業に日本で活躍する外国人を呼んだらどうでしょう?」と提案した。

外国人生徒にとって、日本人が語るキャリア論はあまりリアリティがない気がする。日本に縁が深く、日本文化にも通じ、日本で活躍している外国人を講師にしたら、日本人生徒も外国人生徒も興味を持ちそうじゃない?

公立高校の先生とは思えないほど柔軟なその先生は「それはいい!」と喜んでくれた。偶然か、必然か、ちょうどその頃、僕はユニークなキャリアを持つ日本在住の外国人7人を取り上げたNewsPicksの連載「日本で働くということ」を書き終えたところだったので、人材には事欠かなかった。

先生に、こういう人がいるよ、と何人かの略歴を伝えると、ぜひ!という流れに。そして先生が学校で僕の提案を通してくれて、6月1日に開催することになったのであった。(先生、剛腕!)

僕にとっては、稀人ハンターとして記事を書き、その記事をきっかけに稀人アカデミアを開催する、という理想のサイクルである。

今回のゲストは、日本在住の中国人起業家、ドン・ルーさん。
ドンさんは中国の大学を中退、日本語ゼロで日本に語学留学し、怒涛の勢いで言葉を学んで埼玉大学に入学。卒業後は、ゴールドマン・サックスに入社するも、社会起業家を目指して退職し、スタンフォード大学に留学。

MBAを取得後、中国で2社起業し、1社を成功させて売却。2015年、子どもが生まれたのを機に再び来日し、訪日外国人の飲食予約・決済サービス「日本美食」を立ち上げて、飛ぶ鳥を落とす勢いで事業を拡げている。

ドンさんとは、「日本で働くということ」の取材で初めてお会いした。西麻布のホテルでお会いしたドンさんはとてもオープンで、情熱的で、盛りだくさんの個性的なエピソードにどんどん引き込まれた。

ドンさんの記事【第二の故郷、日本で起業。「スマホ×日本食」で地方創生に挑む】記事の反応も、とてもポジティブだった。

中国、日本、アメリカ、中国、日本とダイナミックに渡り歩いてきたドンさんの人生はとんでもなく熱くて面白い。中国、日本時代の苦労と挫折は、間違いなく定時制に通う外国人生徒の心に響くだろう。スタンフォード大学での学びや中国、日本での起業と奮闘は、日本人学生にも刺激になるはずだ。

最高の素材をどう切り取り、調理するのか、そこは僕の腕の見せ所。重圧はあるけど、楽しみだ。定時制高校の日本人、外国人どちらの生徒にも刺激になる最高の授業をお届けします!!


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