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【ガチ初心者】はじめてのNFT購入。ハードルありすぎ。けど高くはない話。

最近はじめてNFTを購入したのですが、とにかくわからないことだらけで、ネットの皆さんのお知恵を頼りにすることで、なんとか入手できました。
参考にしたリンク先をいろいろと掲載しつつ、つまずいた部分などを書いていますので是非ご覧ください。

1 なぜNFTを購入しようと思ったか

思い起こせば、仮想通貨がにわかに盛り上がりをみせていた2018年にはじめてビットコインやイーサリアム、リップルを購入し、その後の暴落で大損を抱えて全てを売却して以降、クリプト界隈には近づかないようにしていました。

しかし2021年になって、ツイッターを眺めていると、NFTなるワードがたびたび目につくようになりました。どうやらブロックチェーン技術を用いて、データに資産価値を持たせられるとのこと。(このあたりは私がフォローしているpajiさんのツイートやvoicyを参照するとよくわかると思います)。


ネット上では一攫千金系の話も非常に多いのですが、これは世界が変わる革命的な技術だと感じました。そんなときに、中島聡さんのツイートが目にとまったのです。


NounsDAOについては、私もその存在は知っていて興味もありました。Named Nounは、そのスピンオフのようなもので、一体一体に名前のついたキャラクター(Noun)を本家よりずっと安く売買できます。Namede Nounの購入=”Nouns ART Festivalへのクラウドファンディング”という趣旨も理解したうえで、購入したいと思いました。


2 まずは仮想通貨取引所に口座を開設する

①取引所を選ぶ

冒頭にも書きましたが、私は以前に仮想通貨取引を行っていたので、ここは楽勝・・・と思れるかもしれません。が、違いました。

簡単にいうと、取引所によって①仮想通貨の値段(買値と売り値の価格差であるスプレッド) ②取引や入出金の手数料 ③MetaMaskなどのウォレット(後述)への送金手数料が違うのです。ここは本当によく比較してほしいのですが、自分の使用目的に照らし合わせて最適な取引所を選ぶことが重要です。比較サイトは下記のものをはじめいろいろとありました。


正直、めちゃくちゃ迷いました。用語などを調べていたらもうこれだけで2時間ぐらいは経ちました。結局、③の送金手数料が無料であるGMOコインに新たに口座を開設することにしました(GMOコインのまわしものではありません)。


②口座を開設する

スマホ・運転免許証・銀行口座があれば、一般的な社会人であれば家にいながらすぐに口座開設・取引できます。ただ、土日対応しているかは取引所によってまちまちですので、お急ぎの方は要チェック。

私もスマホひとつでササっと開設できました。


3 NFT購入のためのウォレットを用意する

ネットで検索していると、NFTを購入できる場所としてOpenSea(英語)というサイトがメジャーであり、購入にはMetaMaskにイーサリアムを送金する必要があるとのこと。このMetaMaskこそ、仮想通貨のウォレット(※)と呼ばれるもので、いろいろ調べた結果、ウォレットは数あれど、イーサリアム系ならこれ一択っぽいです。
※ウォレットがないと、仮想通貨の保管・送受信ができない=NFTを買えない。取引所内で仮想通貨の運用をするだけであれば不要。

とにかくMetaMaskが必要なので、パソコンとスマホに入れることにしました。私は下記サイトを参考にしましたが、パソコンへのインストールを先に行って、スマホと同期させるのがよいと思います。OpenSeaでNFTを購入するのはスマホだけでも可能ですが、2022年5月現在ではパソコンからのほうが、使い勝手はよいように思います。


4 イーサリアムの購入とウォレットへの送金

①まずは取引所に日本円を入金する

仮想通貨の購入のため、取引所の口座に、自分の銀行口座からいくらか入金します。2021年5月18日現在、イーサリアムであれば1ETHあたり26万円ほどですが、0.01ETH(約2600円)というように少額から購入できますので、まずは「失っても惜しくない」と思える金額だけを入金するのが安全かと思います。


②取引でイーサリアムを購入する

日本円の入金が終わり、いよいよ仮想通貨を購入する際に注意していただきたいのが、販売ではなく取引で購入すること

手数料無料をうたう取引所は数多くありますが、「販売」の場合には買値と売値の差額が実質的な手数料となっています。例えば、買値が100円、売値が90円の仮想通貨があるとすれば、それを購入した次の瞬間に売るとした場合、10円の損が出る計算になります。これをスプレッドといいます。

一方、「取引」の場合は、自分の買いたい値段を提示し、その値段で売りたいという人がいれば売買が成立します。スプレッドという名の手数料をとられる「販売」に比べると、はるかにメリットが大きいと言えます。

口座の開設から日本円の入金の仕方、販売・取引での仮想通貨の購入の仕方まで、GMOコインの解説がわかりやすかったので掲載しておきます。


③取引所からMetaMaskへイーサリアムを送金する

取引所のサイトやアプリからMetaMaskにイーサリアムを送ります。方法は取引所によって違うので、例によってGMOコインの例を貼り付けておきます。

ちなみにMetaMaskの「アドレス」とは「0x」から始まるランダムな文字列のことです。これは銀行の口座番号のようなもので、覚えておくといろいろな解説記事を読む際に役に立つと思います。


送付に数分かかることがあるらしいので、はじめて送ったときは一瞬「消えた!?」と思うかもしれませんが、MetaMaskにきちんと数字が反映するまでがんばって待ちましょう。反映されれば、いよいよOpenSeaでの購入準備が整います。


5 OpenSeaへMetaMaskを接続する

いよいよあと一息!まずはOpenSeaの公式サイトにアクセスします。詐欺サイトもあるらしいので気を付けましょう。「https://opensea.io」が正しいアドレスです。

具体的な手順を紹介しているリンク先を貼っておきます。
リンク先記事には「メールアドレスの登録は必須」とありますが、現在ではそのようなことはなく、MetaMaskへの接続をもって登録が完了するようです。

私の場合、ここでは特段問題は起こらず、スムーズに連携できました。


6 そして購入へ・・・

① 基本的な購入方法の確認

いよいよお目当てのNFTを購入します。OpenSea上で検索をかけてもいいですが、基本的にはtwitterなどで公式にアナウンスしているリンク先から飛ぶのがよさそうです。というのも、OpenSea上にはニセモノが飛び交っているからです!うっかり間違えると大変なことに・・・

基本的な買い方は下記リンク先を参照してください。


② ETHの色が違う!

通常のNFTであればこれで買えるのですが、私の購入したかったものは以下のようにイーサリアムの色が紫色になっていました。

紫のイーサリアム・・・これは?

どうやら、OpenSea上では黒・紫・赤のイーサリアムがあるようです。
それぞれETH、polygon、WETHと呼ばれています。


結局、取引所で購入したイーサリアムはいわゆる黒ETHであって、今回は紫ETHに変えないと購入できないようです。これも変換の仕方がありました。この人の記事、ほんと神がかっています・・・


ちなみに黒ETH→紫ETHに変換する際に少々お金がかかります。これをガス代というそうです。

ガス代をかみ砕いていうと、高速道路の通行料のようなものです(だそうです・・・)。イーサリアムネットワークが混雑したときに、混んでいればいるほど高くなると思っていただけるとイメージしやすいかと思います。

ガス代は時間帯によって変動するので、お得な時間を狙うのポイントです。


③ オファーを出す

さて、ようやく紫ETHを手に入れましたが、欲しかったNamed Nounは、価格が設定されておらず、オファーを出す形式でした。
※NamedNounの適正価格を調査するため、初期段階ではあえて値段をつけなかったそうです

オファーする際の参考となるリンク先を貼っておきましたが、今回は、この中の「出品状態でない作品にオファーを出す場合」に該当しました。


出品者である中島聡さんが、日時を指定して締め切るという内容のツイートをしていたので、締め切りギリギリの時間帯はオファー合戦となりました(0.001ETH単位の激しい戦い)。

④ついに手に入った!!

結局、当初0.01ETHだったものが0.088ETHまで値上がりし、最終的に私が落札者となりました。それが私のプロフィール画像にも掲載しているNamed NounのMargaretちゃんです。


7 おわりに

伝わっていないと思いますが、正直、めちゃくちゃ達成感ありました。

自分で悩んで、調べて、手に入れたものは愛着があります。

たしかに購入までのハードルはたくさんありましたが、その一つひとつは決して高くありません

これからNFTをはじめて買おうと思っている人にとって、こちらの記事が一歩踏みだすきかっけとなれば嬉しいです。


8 ちなみに

これを機にMargaretちゃんをアイコンとして情報発信をすることにしました。

なにげに今回がnote初投稿です。

いろいろと勉強しながら、継続していきたいと思いますので、よろしくお願いします。


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