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ネガティブをを原動力にすること

やる意味あります?この作業。

仕事中、こう思ってしまうとダメだ。
例えば同じような表を何個も管理して、全部更新をするような時。二度手間な上に効率が悪く、ミスにも繋がる。誰も幸せにならない。良いことが一つも見当たらない。

だから私は、こうした二度手間や工程がやたら長い作業をなるべく簡略化しようといつも考える。実際に活用してきたのはエクセルのマクロ。細々やらないといけない繰り返し作業は全てプログラミングで一発処理にする。

今思うとこの精神は間違っていなかったと思う。私のマクロのスキルはどの職場でも重宝された。「今度これをどうにかしてほしいんだけど…」よく、そういった相談をされた。

今まで作ったのは、例えばこのようなツールだ。

  • 数千件のデータをシャッフルして、10ファイルに分割する

  • ボタンを押すと、異なるフォーマットでもファイルAからファイルBへとコピペしたい項目を転記することができる

  • 毎日同じ宛先に同じようなメールを送る時は自動作成する


特に1つ目のデータ分割は、普通にやったら2日ぐらいかかる作業時間を1分に縮めたのだ。完成させた時は、我ながら自分よくやった!と思ったので、褒められる前に色んな人に見せびらかした。努力は人に見せておくべし。

そもそもマクロと私の出会いはどこにあったのか?
新入社員の頃私は一般事務で、職業柄周りにはIT系の分野に強い社員が多かった。
ある日、エクセルを使っている私を見て先輩が得意げに言った。
「マクロって知ってる?できるようになると効率いいよ!」
データを多く取り扱う営業事務と違い、一般事務の私にはそこまでマクロは必要でなかった。でも先輩がそんなことを言ってきたものだから「マクロって何やねん!」と思うようになった。
独学をしたというよりはまずは試しにいじる程度。「次はこれをやってみたい」「こういうことはできないのかな?」と、一つずつ調べてはできるようにしていった。

与えられた仕事に対してネガティブな感情になった時「なぜやるのか?」「違うやり方はないか?」を考える。
お給料をもらう以上、よほどおかしな依頼でなければ、やらない選択肢はない。でもやりたくない。そんな時はショートカットできないかと考える。

効率の良い方法が見つかれば、その分他のことに時間を費やすことができ、新しいアイディアに繋がる可能性もある。
みんなハッピーじゃないか。

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