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好きなものに素直になったら幸せになれた

最近、自分のやってきたことが嫌になってしまった。
高校生の頃からプロジェクトに参加したり、大学時代はNPOで頑張ってきたんだけど、なんだか馬鹿らしくなっちゃって。
卒論をそのテーマで書いて断片的だったものを一つにまとめたら、無力感と共に日本社会というか世界のシステムに絶望してしまった。
テレビをつけてニュースを見るだけでいろいろ考えちゃって心が痛くなるし精神衛生上良くないなって思って、ちょっと距離を置くことにした。

”やらなくちゃ”っていうものから距離を置いたことで、ここ1か月くらいで気づけたことも沢山あった。
大雑把だけど、じぶんに素直になれたんだよね。

ハングリー精神とは付き合い次第

好きだってことはわかってたけど自分にとって何になるの?やって意味あるの?って思ってたことにも、何も考えずに心から”楽しいなぁ”って思えるようになったというか。
人間として生きる上で身近なところにある幸せと喜びを気づけたような気がしてるんだ。

小学生・中学生の頃に好きだったけど、お金もないしできなかったこと。
大学生って、あの頃に比べたらそれができる期間だったんだよね。

自覚してるけど、私は向上心だけはやたら強いし、ハングリー精神の化け物みたいなところがある。
劣等感が強くて自己肯定感が低い反動から来てるからこそ、何か自分の武器になるようなことに時間を使わないとって躍起になってしまってた。

いくら頑張ったって自己評価の低さや自分への自信のなさが大事なところでにじみ出ちゃうし、それをいろんな場面で指摘されて。
指摘されるごとにもっと頑張らなきゃって自分の心も押しつぶして壊れちゃう手前くらいまでやりすぎたこともあった。

自分の性質がわかっているなら、それにうまく付き合っていくしかない。
社会人になったら競争社会の構図に組み入れられるんだろうけど、そこで今ここで気づいたことを思い出したいものだ。

自分の”好き”が自分を幸せにできる一番の魔法

気づくのまじで遅いと思うんだけど、好きな服着てメイクして、自分を鏡でみて”可愛い”って思えるように仕上げるだけで、自己肯定感があがるし幸せになれる。
誰になんて言われても良いから、周りの流行じゃなくても自分が可愛いって思えればそれで良いって思えてからさらに幸福度合いがあがった。

想えば中学生の頃から愛読書はZipperだったしラフォーレ原宿に入っているような服や原宿系といわれる服が大好きだった。
高いけどお年玉をはたいて服を買ったのも懐かしい。

流行に合わせた服を着るよりも自分が良いって思える服を着る幸せを知ってたのに忘れてしまっていたのかも。

そして、大好きだった音楽も大学生になって4年間全然やってこなかった。
3歳からピアノやってて、自分の中高の思い出の大きな部分を占めるのに、「やっても自分の役に立たない」ってきっぱり切り捨ててしまってた。

2月くらいから好きなJ-popの曲を弾きだした。
そしたら、時間を忘れてしまうくらい熱中してて、「私ってこれが好きなんだ」って改めて気づけた。

過去の私の努力のおかげで、ぷりんと楽譜で上級に分類されるような曲でも練習すれば弾けるし、指も動いてくる感覚がある。
過去にやってきたものにブランクはあっても、ゼロからのスタートじゃないってすごく励まされる。

自分が好きなことを考えている瞬間って本当に幸せ。
素直になれてよかった。

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