田舎寿司がすき
ガシガシと歯を磨いていたら、口の中でざらつくものがあります。
しまったー!
せっかく2日前に治療が終わったのに、歯の詰めものがポロリ。
形あるモノは壊れるといいますが、それにしても、詰めものが外れて、嗽とともに流れてしまうとは。
詰めものがのいて、剥き出しになった神経、「痛っ」という刹那に生を実感しています。
古草に目もくれぬ猫グルメなり
(ふるくさに めもくれぬねこ ぐるめなり)
季語は「古草」で、萌え出した草に混じって残っている越年した草のことです。
猫のマール、せっせと草を食んでいますが、ちゃんと若草をチョイスしています。
グルメな猫やなあ。なんて、歯ごたえとか、好き好きなんでしょうね。
冬場とか草のない時期は、室内で猫用の草を育てたりもしますが、すぐに伸びてきます。なので最近は「おいし草(くさ)」とかいう、チューブ入りの猫草を食べてもらってます。
色んな種類のペースト状のおやつを買って、缶に入れてますが、欲しくなるとスリスリを始めます。
缶の蓋が開くと、イソイソとお座りをするのですが、その姿が愛らしい。動画に撮りたいのですが、もう一人いないと難しいですね。
春遊はいつもの店の田舎寿司
(しゅんゆうは いつものみせの いなかずし)
春遊とはピクニックのことです。なんてことない句なんですが、わたしは柚子酢のきいた田舎寿司が大好きです。
田舎寿司はあちこちで買えますが、そのなかでも、某おばちゃん手作りの田舎寿司が秀逸でして、日曜市で買うことができます。
父母が元気だった頃、市の近くに車を停め、ダッシュで田舎寿司を買いに走りました。
わたしの県はドドーンと太平洋に面していますし、後ろは山ばかりです。
だから、行き先は山か海か、それとも川か。人工物ではなくて自然ばっかりです。
ちなみに自慢の田舎寿司、たけのこの黄色、しいたけの黒、みょうがのピンク、そして、りゅうきゅうの緑など、色彩的にも美しくてその土地の食材を使って作られています。
ご賞味あれ~