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田谷山瑜伽洞(田谷の洞窟)に行ってきた

一昨日、お彼岸のお墓参りの後、ちょっと寄り道をして、田谷の洞窟に行ってきました。

2021年3月13日放送の「世界ふしぎ発見!」で、「日本のカッパドキア」と紹介されたことに加え、見仏欲が高まっていたこともあり、行ってきた次第です。



1.田谷の洞窟とは

田谷の洞窟は正式名称は田谷山瑜伽洞(たやさんゆがどう)で、真言宗の定泉寺の境内にあります。瑜伽とはヨーガのことで、ここが修行の場であることを表しています。上下三段の洞窟内の壁には、鎌倉時代から江戸時代の行者の手で、数百体もの仏像が彫られてきました。パンフレットに「地質は粘板岩の巨大な一枚岩で幾度かの大地震にも見事に耐えている」とあります。

拝観料は2021年3月現在、大人400円、中高生200円、小学生100円です。小学生は、保護者同伴でのみ受付です。


霊場ですので、残念ながら洞内は撮影禁止です。内部の様子は、以下のサイトをご覧ください。


洞内はライトで照らされてはおりますが、仏様へのお灯明としてのローソクを手にしてめぐります。ローソクが消えてしまうので、あまり早く歩かない方が良いです。足元も整備されてはいますが、薄暗いので、もちろん注意しなければいけません。

この、ローソクと足元に注意しつつ、もちろん天井や壁の仏像に注目しながら洞内をめぐる、というのは、意外と大変でした。でも、何しろあれだけのものを彫っていった信仰心の強さと、各仏像の完成度の高さには、圧倒されました。

なお、田谷の洞窟はあくまでも修行の場ですので、静かな心でまわりましょうね。



「世界ふしぎ発見!」では、通風口越しに見える竜が紹介されていましたが、残念ながら普通にまわる時は、通風口は上から見るだけで、下の通路には行けません。

自分の備忘録として、アクセスを書いておきます。


2.田谷の洞窟へのアクセス

大船の西口バスターミナルから、神奈中バスの「戸塚バスセンター行」に乗り、「洞窟前」で下車します。ちなみにバスターミナルは駅から直行の通路がありますが、意外と改札から距離があります。

食事をしてから洞窟に行きたい場合は、洞窟前に直行してしまうと何にもありつけませんので、大船で食事を済ませるか、「田谷」で降りて「九つ井」の本店に行くかです。「田谷」には、他の路線でも行くものがあります。


私はたまたま「戸塚バスセンター行」が出たばかりだったので、他の路線に乗って「田谷」で降りました。大きな看板があるので、「九つ井」までは迷わず行けます。入口の焼き物色々が、良い味を出しています。

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仲良しお獅子


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ナス!


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鴨せいろそば

私は「鴨せいろそば」(税別1,900円)を頂きました。食べる前は、ちょっと少なめのように思いましたが、蕎麦湯をしっかり飲むと、お腹いっぱいです。なお、上の方にかき揚げが見切れて写っていますが、それは鴨せいろとは別ですよ~。


九つ井から田谷の洞窟までは、徒歩10分弱です。九つの井で地図を頂くと、分かりやすいです。



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