奈良の寺社巡り③(東大寺編)
白毫寺と新薬師寺だけで、結構疲れ果てていたものの、当初の予定通り東大寺に行きました。とはいえ参拝の前に、まずは疲労を癒すため、ぜんざいを頂きました。
なぜに奈良で「東京庵」? 美味しかったのですが、ちょっと薄かった気も。
東大寺はもちろん見どころ満載ですが、時間の都合もあり、二月堂も三月堂もパス、東大寺ミュージアムもパスで、大仏殿だけ行きました。本当は大仏殿脇の指図堂が素晴らしいらしいと、帰ってきてから知りましたが、それはまた次に行った時のお楽しみということで。
しかし東大寺、呆れるほどの激混みでした。皆さーん、東大寺も良いけど、白毫寺とか新薬師寺なら、もっと空いていますよー。
南大門の金剛力士像、吽形。
阿形。
ものすごーく不思議だったのですが、私たちが行った時、なぜか皆さん金剛力士像は素通りだったんですよ。写真を撮らないだけではなく、目もくれないという。教科書に載っている、あの金剛力士像ですよ? 運慶・快慶作ですよ? 国宝ですよ? 檻に入れられている(?)から、気づかないのでしょうか。
鹿さん。何か以前より奈良公園周辺の鹿が増えたように思うのですが、気のせい?
大仏殿と桜。
八角灯篭。
美しい!
大仏殿の軒下の朱の色が結構剥げているのが、印象的でした。
盧舎那大仏。
中門の方を臨む。大仏さんがご覧になっている風景。
虚空蔵菩薩。大仏さんの印象が強すぎ、こんなに大きな脇侍がいらしたことを認識していませんでした。
脇侍でも、こんなに大きいのです。
広目天。
多聞天。
もう御一方の脇侍である、如意輪観音。
大仏さんの横顔。
賓頭盧さん。年月及び皆さんに撫でられまくったせいで、枯れています。何かちょっと即身仏のような迫力がありました。
中門と桜。人が多いです。
中門から、大仏殿を振り返る。
中門。ここで、衝撃の出会いが待っていました。
兜跋毘沙門天! 『見物記』で兜跋毘沙門天の存在を知り(正確には『炎の蜃気楼』の調伏の際の真言、「南無兜跋毘沙門天」で音としては知っていましたが)、一度見てみたいと思っていたのですが、こんな所で出会うとは!
兜跋毘沙門天を支える地天女。
餓鬼も何だか独特です。
持国天。
いやー、兜跋毘沙門天を見られただけでも、東大寺に来た甲斐がありました。
せんとくん。何か着ぐるみ的な生々しいせんとくんでした。「お隣にどうぞ」と言われても、ちと遠慮しておきます。
ちなみに、せんとくんにぐんにゃりと抱えられているシカのゆるキャラ、お名前は何かと思ったら、「しかまろくん」でした。
この日は私のガラケーの歩数計によれば、17,161歩でした。よく歩いたものです。
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