見出し画像

観音崎・浦賀周辺の神社巡り①(走水神社編)

昨日は友人と、横須賀の観音崎・浦賀周辺の神社巡りをしてきました。思いがけず盛沢山になってしまったので、一社ずつご紹介します。


まずは走水神社です。

画像1


京浜急行の馬堀海岸駅から京急バスで「走水神社」下車です。乗る電車やバスを決めたのは私なのに、ぼんやりしていたため、堀ノ内で降りそこない、新大津まで行ってしまいました。焦って引き返しましたが当然遅刻で、乗ろうと思っていたバスがちょうど出る時間に、駅に到着(^-^;

バスが遅れていたら間に合うかなと、ダメもとでバス停に行ってみたら、待っていた方に、「まだ来ていないから大丈夫」と言われました。別に道路も混んでいるように見受けられないのに、結局バスは8分遅れで到着。この後も、京急バスの遅れには悩まされ、かつ結果的に助けられることもありました。


走水神社の走水は、「古事記」や「日本書紀」にも出てきます。日本武尊の一行がこのあたりから上総に渡ろうとした際、海が荒れたので、海神の怒りを鎮めるために弟橘姫が海に身を投じた伝説で有名です。

弟橘姫というと、どうしても私はスーパー歌舞伎で市川春猿(現・河合雪之丞)さんが演じた姿を思い浮かべてしまいます。市川段治郎(現・喜多村緑郎)さん演じるヤマトタケルをねちっこく愛し(←褒めているつもり)、海に身を投じる時は、「海神の妻になれるなんて幸せ!」と、虚勢を張っていました。でも可愛かったなぁ、


ともあれ、走水神社です。


画像2

狛犬、吽形。何か可愛いです。


画像3

狛犬、阿形。


画像4

手水舎のお水は、富士山から来ているとも言われるそうです。雄大! 寄進者の方々のお名前は、加工してあります。


画像8

本殿。変な角度のものしかなくて、失礼。


画像9

本殿の彫刻。「ワン!」って、感じ。


画像10

正面の彫刻もすごい。


画像11

こちらも、「ワン!」。


画像5

碇の碑。「弟橘姫の崇高な行いにあやかり、航海の安全を願って国際婦人年(昭和五十年)を機に」建てられた、ということです。一瞬、納得しそうで、でも何か妙な文章に思えるのですが……。

なお国際婦人年については、以下の記事でも触れています。


画像6

露国機械水雷って……。日露戦争の時のお土産でしょうね。これ、結構なサイズで、当然重いでしょうから、持ち帰るだけですごい手間のような気が……。


画像7

本殿脇の水神社。悪さばかりしていたのに、それを反省し、地震の際の津波を防ごうと堤防を作り、その堤防を守るために命を落とした河童たちを祀っているそうです。


画像16

左から順に、諏訪社、神明社、須賀社です。


画像12

晴れていたので、沖合にうっすら房総半島が見えています。日本武尊一行は、あそこに渡りたかったのね。


画像13

飛行機雲と一緒に本殿を撮ろうとしたら、彗星か何かが落ちているようになってしまいました(^-^;


画像14

御神木のひこばえを1つにまとめた模様。なかなか斬新です。


画像15

海まで一直線です。


この後、お昼を食べに、また京急バスに乗り、観音崎京急ホテルを目指しました。なお、もともとバスに乗りまくることは想定内だったため、「三浦半島1DAYきっぷ」を購入したのですが、いやー、乗り倒しました。いろいろ含め、多分千円くらい得をしたと思います。お勧めです。




この記事が参加している募集

旅のフォトアルバム

記事の内容が、お役に立てれば幸いです。頂いたサポートは、記事を書くための書籍の購入代や映画のチケット代などの軍資金として、ありがたく使わせていただきます。