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商業出版への道のり④

・出版社へ企画書を送る

今の時代、出版社へ企画書を持ち込むことは稀だそうです。これまで多くの本を出版してきた著者であれば、持ち込むこともあるのかもしれませんが、素人が一件ずつ会社訪問するというよりも、メールやWEB応募が主だということです。

出版社へ直接企画書を送る以外の方法としては、
出版エージェントや出版プロデューサー、出版に関するセミナーや勉強会へ参加し、出版社の方と関わりを持ち企画書を見てもらうなどがあります。

私は、地方在住の上、医療関係者のため2月時点では都心へ移動することが禁止されておりました。故に、応募フォームで受付をしている出版社数社に企画書を送ることにしました。


企画を送らせていただいた出版社は以下の4社でした。

S社
A社
K社
N社

企画書を送った後、それぞれの会社から

【企画は編集部にて審査を行い、採用された場合、3か月以内に連絡をいたします】

という定型文のお返事をいただきました。


3か月。結果を待っても返事がないかもしれません。企画書を読んでもらうことすらないかもしれません。全国から企画は毎日のように送られてくるでしょうし、手持ちの企画書もきっとたくさんあるはずです。

送った企画書が1年後に見られて連絡が来たなんて方もいました。

送った後は、もう待つしかありません。運よく目を通してもらったとしても、連絡は6月頃になるでしょうか。うーん、待機時間が長い。私は、その間に、本が完成できるように原稿を書き続けることにしました。もし企画がすべての出版社でNOだとしても、kindle本を出そう。そう思っていました。

しかし、企画応募後の1週間後

N社から

「企画の詳細を送って欲しい」

という連絡がありました。
思わぬ進展に、少しは出版の可能性があるかと、心弾ませながら企画の詳細を送りました。名もなき著者の企画書を読んでいただけたことだけでもうれしかったです。そして、更に少しでも企画を検討してみようと思っていただけたことは、少しだけ自信に繋がりました。

ですが、不安な気持ちは変わりません。
そこで、私は不安を解消するために、商業出版を初めてされた方のブログやTwitterを検索し明るい未来を想像する作業にふけりました。

そして、そんな時、あるサービスに出会ったのです。


次回 出版支援サービスとの出会い

つづく

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