見出し画像

「伝えること」をしたいけど、「伝えようとしない」ことで「伝わること」があるということ

昨日のnoteは、占い師をしていることについて書きました。
「え、webライターじゃないの?」と思われてしまいそうですが、webライターもやっています。
なぜ、ひとつに絞らずいろいろなことをやっているのかというと、「伝えること」がしたいからです。

高校生の頃は漫画家を目指していた

高校に入学して、漫画同好会を作りました。自分たちでなにかやりたいと思い、友達が漫画好きだったのが理由です。
活動を始めると漫画を描くことにハマってしまい、「漫画家になろう!」と決意しました。

詳しく書くと長くなるので、超省略しながら書きます。

その後、漫画家になることを断念。元々、物語を創ることが好きだったので、モノカキ(小説家)を目指すことにしました。
ビギナーズラックだったのか、投稿した2社から出版のお話をいただきました。ところが、ここも超省略しますが、出版の話は流れることに。

そしてバイトをしたり社員で働いたりしながら、出版社への投稿を重ねることになります。

創作しているのは「伝えたいことがあるから」

最終選考まで残ったり、入選して掲載されたりしたこともありましたが、道は開いていかない。

そこで考えました。「私はなんのために小説を書いているのかな」って。

「伝えたいことがあるから」と、こたえが出ました。受け取ってきたものたちに支えられて助けられてきたから、恩返しの想いも込めて、自分が発信側にまわりたい。

伝えたいなら投稿を繰り返しているだけでは、誰にも何も伝わらない。伝える手段は小説だけではない。ほかの伝える手段も試してみよう!

思いついたことはすべてやってみる

やってみなくちゃわからないから、思いついたことで実現できることはやるようにしてきました。サイト運営もインタビューも占いもwebライティングも、私にとっては「伝えること」につながっています。

友達から、
「漫画家になるって言ってみたり、小説書いてみたり、今度はインタビュー? 一体なにがやりたいの? ブレてない?」
と言われたことがあります。

私は伝えることがやりたいのです。そういった意味で、自分の中では少しもブレていません。

「伝えないようとしない」ことで伝わること

先日のインタビューの中でのやり取りです。

「(ジンバブエの伝統楽器の師匠の)シンボッティは何も求めていないし、何も意図していないし、世界を平和にしようとかも思っていない。ただ大自然って、こういう在り方をしてるよって、こういうふうに宇宙の摂理は動いてるよって、地球ではこういうことが起こってるよって描写しているだけ。目的がないんです」
――何かを伝えなくてはいけないという使命感もない?
「そう、使命感もない」

すごくないですか? 伝えようとしていないのに、演奏を聴いているだけで確かに何かを受け取れるんです。受け手の内部で、何かが起こるんですよ。

伝えようとしないことで伝わることがあるんだと思いました。

考えてみたら、想いを込めて発信しても、受け手はそれぞれの感性で解釈しますよね。思いもよらぬ解釈をされること、ありますよね。発信手には、その解釈をコントロールできないですよね。

「伝えること」をしていくけれど、「伝えようとしない」ことで「伝える」こともしていきたい

これからも、より良く伝える方法を模索しながら「伝えること」をしていきます。

そして「伝えようとしないことで伝えること」もしていきたいなと思っています。

それぞれの感性で自由に受け取っていただいて、それが心地よいものになるのなら最高♡


物語、イラスト、演奏、編集:私です。
よろしければご覧ください^^

↓手作り豆本(写真の色がくすんでいる……)

Copyright(C) MOON VILLAGE. All rights reserved.

ご覧いただき、ありがとうございます!楽しんでいただけたら、スキしてもらえると、テンション上がります♡