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世界一周してよかったこととmoreなこと

こんにちは。
2022年6月〜2023年5月の333日間、パートナーと世界一周をしてきました!30ヵ国を訪れました🌏

帰国したてのホヤホヤで、日本もけっこう物価上がってるな〜とか、外国人観光客がめっちゃいる!とか、この1年での日本の変化にびっくりしています。

世界一周、行く前は行くかどうかものすごく悩みましたが、結論やってめっちゃよかったです。いい旅だったしいい時間だったな〜と思います。あとパートナーと2人でできてよかった。

1年間「世界一周」というものをしてみて、長期間海外を旅してみて、よかったこととmoreなことを記録としてまとめようと思います!

世界一周してよかったこと

自分が何を幸せと感じ、何を嫌だと感じるのか意識するようになった

素敵な街並みや自然豊かな場所に住むと、毎日気分がいい。海があるとなおgood。お部屋に日光が入ると幸せ。暑くてうるさいところ、ごちゃっとしたところは好きじゃない。寒いのは意外と好き。街並み、建築よりも自然に魅力を感じる。
自分が心地良いと思う環境で暮らすことが大事。

1人の時間は自由で気楽で楽しい。けど、誰かと体験を共有できるともっと楽しい。ずっと誰かと、ずっと1人はどちらも嫌。

旅は楽しいけど、旅し続けるのはちょっとしんどい。家って大事。

旅は選択の連続で、何を見るか、どんな環境で過ごすか、自分で選び続ける必要がある。
そして、本当にたくさんの社会や文化、暮らしに触れるから、無意識に他の場所と比較することになる。「こういう場所が好き」「あっちの方が好きだった」っていう感覚がどんどん蓄積するから、自分が幸せだと思った瞬間に気づきやすくなるし、合う合わないに敏感になる。

これからどんなことをしたいか、どんな風に暮らしたいか見えてきた

自分が何を幸せと思うのかがわかるようになってきたら、これからの人生をどう過ごしたいかも自然と見えてきた。

・好きなときに好きな場所にいって好きなだけ滞在できる
・せかせか焦らず、時間と気持ちにゆとりを持って他人に優しくいられる
・完璧主義を捨てる
・好きな人たちとのつながりをちゃんと大事にする
・自信を持てる自分でいる、そのために努力している

世界中のすばらしい景色を見たり体験ができたりした

海、雪山、氷河、滝、大地、星空、朝日と夕日。息を呑むような絶景をたくさん見た。

すばらしい景色を目の前にすると、今健康でいられること、旅行ができる環境にいること、今の私を形づくった人々、出来事、社会、あらゆる要素に対して感謝の気持ちが生まれる。
目の前の絶景を生み出しているのは地球。この景色を自分の子供にも見てほしいから、地球にやさしくしようって自分ごととして思える。

たった1年では世界中をまわり尽くすことはできない。
けど、世界を少しだけでも知ることができたことで、世界中に好きな場所、また行きたい場所、会いたい人、まだ行ったことない次の行きたい場所ができた。世界一周を達成して終わり、ではなく、これからの人生の楽しみができた。

最後まであきらめず世界一周を達成できたことが自信につながった

正直、楽しいことばかりじゃなかった。つらいことも、もう1人で帰ろうか悩んだことも本当にたくさんあった。環境が合わなくて体調を崩しまくったこと。パートナーと喧嘩して未来に絶望したこと。
けど、負けず嫌いだから、1度始めたことはやり遂げたい。もしここで辞めたらきっと後で後悔する。歯を食いしばって涙をこらえて過ごした数日間もあった。

あのときやめる、帰ることを選ばなくて本当によかった。つらいときを乗り越えたからこそ、途中でやめなかったからこそ、見れた景色やできた経験がたくさんあるし、つらいときの乗り越え方もちょっとだけ分かったし、やり遂げた!っていう自信が得られた。やめてたら全部得られてなかった。

たいていのことはなんとかなる。

大事な人を大事だとより実感できた

パートナーと24時間365日ずーっと一緒にいると、どうしてもぞんざいに扱ってしまうこともある。
別行動をして1人旅の期間が合計2ヶ月弱あったことで、いつも隣にいてくれてそれだけでその場がもっと楽しくなるパートナーの存在のありがたさ、そして一緒にいてくれることやお互い好きでいることは当たり前でないことに気づけた。

どうしても人との関わりが減る。1週間、1ヶ月、パートナーとしか日本語を喋らないってこともザラ。
前から一緒にお仕事してる人たちが、久しぶりに顔を出したらあたたかく迎えてくれること、画面越しに雑談して笑うことが生きるエネルギーになった。SNSをいつも追いかけてコメントをくれる人がいて本当に嬉しかった。
好きな人とお仕事できるありがたみ、見守って応援してくれる人が実はたくさんいることのありがたみを知った。

日本はいい国だと思えた

社会のシステム、ホスピタリティ、物価、環境、食、あらゆる面で日本はすばらしいと思えた。

物価が急激に上がりすぎてホームレスがめっちゃいる、仕事が適当すぎる、野菜やまともな食事が全然食べられない、そんなシーンばかりだった。

日本はまじですごい。メディアが煽るから「日本オワコン」みたいなのばかりネットでは目にするけど、それだけを信じて暗い気持ちになるより、世界を見ることで日本の好きなところをたくさん見つけられたのはうれしい。

諸外国と比べた課題ももちろん肌で感じる。働きすぎ。年功序列で実力が評価されにくい。政治に不満があっても文句言うだけで行動はしない。etc
海外で同じような課題がないor解決している国を知った上だと、そういう課題もより自分ごととして認識できる。

Moreなこと

英語は話せなくてもいける。英語を話すのが怖くないかどうか。

英語力よりはコミュ力の方が大事だなと感じた。英語が間違っていたり通じなかったりしても、伝えようという気持ちがあれば意外とコミュニケーションは取れる。

けど、英語を話すことに自信がないから、世界の人と交流するチャンスを逃してると思うことは多かった。
話せなくはないけど、間違ったことを言うんじゃないか。通じなくて相手を困らせるんじゃないか。そう思っていると無意識に会話を避けてしまう。実際は、英語が下手でも相手に否定されることや怒られることはないのに。

人と交流することで旅はぐっと深まるなと感じたからこそ、英語を話すことへの怖さをなくしたい。自分が「いける!」と思うレベルまで英会話を練習すると決めた。

旅が長いとマンネリ化する

これは人によると思うけど、私たちにとっては1年の旅は長かった。もちろん5年間旅し続けてもずっと楽しい!帰りたくない!っていう人もいるけど、私たちはいつも「早く日本帰りたいね〜」って言ってた笑

良くも悪くも慣れて、非日常だったはずの旅が日常になる。すると観光するモチベが上がらなかったり、次の目的地に行くこともこなしている感覚になったりする。
もともとは心から行きたかったはずなのに、いざ来てみると気分が上がらないっていうのはもったいないなと思った。

「世界一周をやり遂げる」ことも一つの大きなテーマだったから途中でやめる選択肢はゼロだったけど、6ヶ月くらいでよかったかなとは思った。

旅してみたいな〜という人へ

旅ってお金もかかるし時間もかかるし、未知なことばかりだし、「旅したいけど迷う」って人は多いと思います。

けど、世界一周してみて思ったのは、意外と簡単ってこと。「海外旅行を連続でする」みたいな感じで、それならできそうって思いませんか?
もちろんアクシデントとか大変なこともあるけど、きっと助けてくれる人もいるしどうにかなります。死ななければ大丈夫だし、死ぬことはそうそうないでしょう。

旅していろんな気づきがあったり思い出ができたり、本当にたくさんのものが得られて、やってよかったな〜と思います。
だから迷うなら行っちゃおう!お試しで短期間・近場からでもいいからやってみよう!と伝えたいです。


(サムネの写真は一緒にアメリカ横断したりょうちゃん📸)

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