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マーケットピーク逮捕者9人❗️暗号資産+MLMは危険💥

暗号資産(仮想通貨)を扱ったマルチ商法をしている会社で
またもや逮捕者が出ました!!

最近、暗号資産を勧めるマルチ商法がとても多いですが
今回のニュースから、何が法律違反で、なぜ危ないビジネスなのかを知っていただければと思います。

【 ニュースの概要 】
今回ニュースになったのは『マーケットピーク(MARKETPEAK)』という会社。
本拠地がドバイにあり、独自の暗号資産「ピーク」を運用。
そこにマルチ商法を組み合わせた、投資案件を扱っています。

この投資案件で不正な勧誘をしたとして
合計9人が「特定商取引法」違反で逮捕されました。

彼らはSNSを通じて若者中心に

「2年後には100倍の利益になる!」
「儲かるビジネスだから!」

などと謳い

「日本円で140万円を支払うと20%上乗せした暗号資産「ピーク」を受け取ることができ、
さらに紹介した人が契約すると数十万の報酬が入る」

と言って勧誘をしていました。
結果、2,500人余りからおよそ7億円ものお金を集めていました。

その勧誘活動の中で、
契約時に契約書面などを交付しなかったり、
消費者のクーリング・オフ請求に対して「契約解除はできない」
虚偽の説明をしたりと違法な勧誘行為をした疑いがもたれています。



【 注目すべきポイント 】
これまでの特商法違反、暗号資産系マルチの事件と
今回のマーケットピークは共通点が多いです。

そもそも暗号資産がMLMになっているという時点で99.999%詐欺と考えた方がいいと思います😅

法律違反のポイントは下記4つ。
今後、同様のものに騙されないように、ぜひ頭に入れておいていただければと思います。

①金融庁の登録がない暗号資産の投資事業であること
⚠️金融庁に登録されていない会社は日本で営業できません。
『海外の会社だから大丈夫』ではないんです。
また、資格のない人は金融商品の営業活動はできません。
MLMという形をとって金融商品を勧めているので、被害者が加害者になるという恐ろしい事態がおきます。

②契約時に140万円分の「ピーク」を購入するという特定の負担と、
新規の紹介者には報酬が入るという特定の利益がある連鎖販売取引であるにも関わらず、
概要書面を交付せずに契約していた(特商法違反)


③消費者のクーリング・オフの請求に対して
購入後ではできないと不実の告知をしていた。

⚠️クーリング・オフを阻止するのは違法です。


④支払い能力が無いことを分かっていたのに
消費者金融からお金を借りるように指示し、
消費者に売りつけたこと。

これは適合性原則違反という立派な法律違反で、
過去にプレジデントがこの違反で行政処分を受けています。

そもそも経済能力が無い学生にこのような投資を勧めること自体が
この法律に抵触するにも関わらず、
本事件は昨年10月に消費者金融から借金した大学生から相談を受けて捜査が始まったそうです。


今回は、特商法違反での逮捕ですが
これは詐欺罪を問われてもおかしくない事件だと思います。
詐欺を立証するのは簡単ではないので時間がかかりますし
もしかすると、取り急ぎ特商法違反で逮捕したのかもしれない…とも感じます😔


こんなに違法なビジネスなのに
どうして参加する人がいるのか…
と思いますが

勧誘時に5人ぐらいで囲み、脅迫して契約させていたと言わざるを得ない状況をつくっていたそうです。

学生も多く
信用してる友達が言うから…というのもあったかもしれません。

でも、その友達が騙されてる場合もあるわけです。

自分できちんと調べて判断しないと
人生がめちゃくちゃになってしまうかもしれません。

22歳の女子大学生が借金におわれて自殺…
そんな悲しい事件までおこっています。

1人でも多くのかたが
もう同じような詐欺にひっかからなことを祈ります。

投資系+MLMは詐欺❗️

と思っておいて間違いないと思います。


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