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音を楽しむ人

今朝、ポストに待っていたものが。

東京から盛岡へ、「音楽」が届いていた。

楽しみにしていたんだ、「もりおか」をイメージして作った曲もあると聞いていたから。余計におしゃべりをする人じゃないから。きいてみたかった。どんな曲なんだろう、わくわく。

6曲目に入っていたその曲。一度聞いて、もう一度聴き直した。星みたいな、水面みたいな。わたしにはそんな風にきこえた。


保育園でピアノを弾いてこどもたちと一緒に歌を歌う(今はとんぼのめがね)んだけど、なかなか「楽しめてる」ってはいいきれない、現状。間違えないように弾くのに必死で…。

曲もさ、童謡だけなのかなあ、こどもに届くのは。そうじゃないと思うんだよな。と、もやもや。

そんなときに、この人をライブでみて、「ああ、音を楽しむってこういうことか」って腹落ちした、そんなピアノだった。目を閉じて、音を丁寧に、そう、「奏でる」ということばがぴったりの、音。

この人の音は大事にされているなあ、いいなあ。こどもたちに見せて、聴かせて、「音楽ってこんなふうに愛せるんだよ」と話したくなるような。

「盛岡、いきます。また近々」とメールにあったから、また会えるかな。そしたら聞いてみたいことがいっぱいあるな。ありがとうも会えたらもう一度言いたいし、曲の話もたくさん聞きたい。

もう一度、あの曲を聴いて、眠ろう。

おやすみなさい、またあした。



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