このところ、若い頃に聴いていたブラジルの曲を懐かしく思い出し、探しては一人盛り上がり、嬉しくなり聴いています。便利な時代になりました。大昔のもう二度と聴けないだろうと思っていた曲が、今はネットですぐに見つかります。

ブラジルに住んでいた頃、何処へ行ってもかかっていて大好きだった曲、"Seu Espião" を、大音量で聴きながら年末張り切って大掃除をしていました。夫が「またその曲？」と呆れる程。そう、37年振りに掘り出した曲、ああこの曲凄く好きだった😂！と懐かし過ぎて大声で歌いながら踊りながらお掃除してたら手が異常に震えて翌日痛くなってしまいました💧

「何て言ってるの？歌の意味教えて。」と訊ねる夫に

「Seu Espiãoってね、あなたのスパイ、って意味で、彼氏が横で眠ってるのを見ながら彼女は色々考えるの。彼氏が眠りながらニコッと笑うと、え？どんな夢を見てるの？誰の夢見て笑ってるの？心がズキンとする、それは夢なのか裏切りなのか、何か手がかりが欲しい、嫉妬してるわけじゃないけど、だとか、でもだんだん彼女は不安になって、あなたには数えきれない程の私の知らない夢物語があって、私はその夢の中に入る事ができない、と嘆いて、終いには、あなたの気持ちを読ませてよ、あなたのスパイにさせて、誰かがあなたの心をコントロールしなければ、ってまで思っちゃうのよ。歌詞を改めて訳すとちょっと怖いけど（笑）だから曲が始まる前、一番最初にドキドキしながらそっとドアを開ける音の後に、彼女が悲鳴を上げるの。きっと彼の夢の中の扉を開けて、そこに見たくない彼を見てしまったから。」

と伝えました。

「Deixa eu ser seu espião🎶　（あなたのスパイにさせて）
Alguém tem que controlar o seu coração🎶　（誰かがあなたの心をコントロールしなければ）
って最後のサビの部分、いつの間にかポルトガル語覚えてしまった。完全に脳内BGM、イヤーワームになってる💦　そのうち猫たちも歌い出すんじゃないのか？」

と、夫が迷惑そうに言っていた年末。

そのような中、年が明け、夫が眠そうに朝、起きて来ると

「とうとう夢にまでに出てきた。初夢、お陰様で Seu Espião だったよ。
何かさ、最初はマリアが Seu Espião を歌ってて、次の場面でマリアが横で気持ち良さそうに眠ってるんだよ、で、思わせぶりに幸せそうに笑っててさ、誰の夢見てるんだ？誰と一緒にいるんだ？って思うワケよ。で、次に扉が出てきて、開けようかどうしようか迷っているうちに起きて、あ〜疲れた。」

と、完全にSeu Espiãoに毒されてしまって申し訳ないので、当分家事の際のBGMは違う曲にしようと思いました💧　ごめんよ、夫。その扉、開けなくて正解だったと思うよ💦

Seu Espiãoは37年前、私が17歳頃大人気だった曲、一番上⬆️の画像は当時のジャケットだけど、当時の動画は古過ぎて中々綺麗なの見つからないので此方⬇️ヴォーカルのPaula姉さん、2012年頃。Paula姉さんは夫と同じ年だから、この動画は姉さん50歳の頃。私もまだまだミニスカショーパン頑張ろ。

ブラジルと言えば、noteでご縁を頂きましたKikkoさんが26年住んでいらして、ブラジルの様子を発信されています🇧🇷　懐かしい風景やブラジルの風習、美味しそうなお料理等拝見させて頂けて、とても嬉しく思っています😊