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一陽来復 ~ 冬至占

早いもので本日は冬至ですね。 

冬至は 『一陽来復』 ともいいます。易経では『地雷復』
陰ばかりの中に陽がひとつだけ戻って来たカタチ。陰が窮まり陽となる、という事を冬至にあてはめたのですね。 
今迄どんどん日が短くなっていましたのに、冬至を境に今度は少しずつ日照時間が長くなって行き、再び太陽光が戻って来る日という事で、これからは陽気を取り戻して行きます。

そんな冬至の日は、生じたばかりの陽の力を養い育てる出発日ですので、新しく来る一年を筮を立てて占う日。得た卦は「心構え」「教訓」として受けとめますのでたとえどのような卦を得ても恐れる必要はないのです。

そんな私の冬至占は、何と地雷復の二爻でした☆

24.地雷復カードsmallest

冬至占で地雷復を得たのは初めてです。思い付きからのスタートで、紆余曲折しつつ今年作成し始めた作成中のものが、漸くおおまかな骨組、アウトラインが整いつつあり(良かった💧)、進め方のコツも掴めましたので💡、来年は持ち前の集中力を発揮し、素晴らしい影響を与えてくださる仁者(泉 麗香さん)に助けられながらエンジンをかけて(大震)流れに乗って私らしく突き進んで行きたいと思います。
益々易経が面白過ぎて時間が足りない⌛️ので暫くは没頭モードに入ります。
てなわけでSNSはどうしてもスローペースになっちゃいますがnoteはまた誰に向かってか知らないけど一方的に書き殴り方式でのびのび活動して参りますね☯️  この年になり、熱中没頭できるものがあるってとても幸せです✨

得た卦をこれからの一年、心構え、志としてしっかり胸に刻んでおこうと思います。来年の冬至には一年を振り返り、ひとり反省会をと思ってます。

皆様も冬至占、この機会にトライしてみては如何でしょうか?
お手持ちのコインでも簡単に立筮できます。占い方をご参考くださいませ。
偶に「コインやカード、賽子で占うのは駄目だ、筮竹を使って本筮法でお香を立てて云々」という考えの方がいらっしゃいますが、私の考えは基本、コインやカード、賽子、筮竹等はあくまでも易占いのツールであって、大切なのは占われるご本人の心構え、姿勢に尽きると思っています。(その昔、大先輩の女性易者さんが、真珠の粒を使って優雅に易占いをされていたのを拝見し、とても素敵な占い方、アイデアだと思いました。柳下尚範先生も、易が全くわからなくても誰もが簡単に占えるよう『6枚のコインで占う毎日運』という本を昭和57年に出版しています。恩師の高井紅鳳先生も『易占タロット』を作成されましたし、これまで易者達はこのように創意工夫して、少しでも易の面白さを簡単にわかって貰いたいと考えて来られたのだと思います。手前味噌ですが『星マリアのイーチンオラクルカード』も同じ思いで作成しましたし、現在その次のステップを行くものを作成中です☯️)

得た卦や爻は六十四卦の部屋マガジンにて詳細をチェックできます。(此方は有料ページとなります@只今絶賛加筆訂正中)

また、冬至の頃には「湯治」とかけてゆず湯に入る風習があります。ゆず湯にはお肌の保湿や風邪の予防など、この季節には嬉しい効用があるのですよね。語呂合わせで「 融通(ゆうずう)が利くように」という願いもあるそう。

その他冬至の頃に「ん」のふたつつく食品を食べると縁起が良い(ん=運がつく)、風邪を引かないなどという面白い言い伝えもあるようです。
冬至にはかぼちゃが定番ですが、かぼちゃ=なんきん といって、「ん」がふたつつきますし、その他、きんかん、れんこん、かんてん、うんどん(温飩=うどん)、にんじん、ぎんなんが、冬至七種といわれています。 滋養があり、身体を温める、今の季節には美味しいものばかりですね。

有難く頂戴致しましたサポートは、動物保護施設への募金及び易経研究の為に使わせて頂きます💓