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2 坤為地(こんいち)

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2. 坤為地カードsmallest

~ 大地の包容、受け入れる、育む、穏やかな牝馬の如く柔軟に一歩さがって進む時 ~

- 受容の象 = 女は弱し、然れど母は強し。強さとは即ち柔らかさ。
乳房も臀部も心も柔らかに神々しく母なる大地の如く -

☆卦辞:坤、元亨。利牝馬之貞。君子有攸往、先迷、後得主。利西南朋得。東北喪朋。安貞吉。(こんは、げんていり、ひんばのてい。《こんはおおいにとおる、ひんばのていによろし》くんし、ゆくところあり、さきんづればまよい、おくるればしゅをう。せいなんにともをえ、とうほくにともをうしなうによろし。ていにやすんずればきち。)

☆彖伝:彖曰。至哉坤元、萬物資生。乃順承天。坤厚載物、徳合无疆、含弘光大、品物咸亨。牝馬地類、行地无疆。柔順利貞、君子攸行。先迷失道、後順得常。西南得朋、乃與類行。東北喪朋、乃終有慶。安貞之吉、應地无疆。(たんにいわく、いたれるかなこんげん、ばんぶつとりてしょうず。すなわちじゅんにしててんをうく。こんはあつくしてものをのせ、とく、むきょうにあう。がんこうだいにして、ひんぶつことごとくとおる。ひんばはちのるい、ちをいくことかぎりなし。じゅうじゅんりていは、くんしのおこなうところなり。さきんずればまよいてみちをうしない、おくるればじゅんにしてつねをう。せいなんにともをうるは、すなわちるいとともにおこなう。とうほくにともをうしなうは、すなわちついによろこびあり。ていにあんずるのきちは、ちのかぎりなきにおうず。)

☆大象伝:象曰。地勢坤。君子以厚徳載物。(しょうにいわく、ちせいはこんなり。くんしもってとくをあつくしものをのす。)


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*八純卦  消長卦 十一月の卦  成卦主は二爻

☆序卦伝:「有天地,然后萬物生焉。(天地ありて然る後に万物生ず。)」天は乾の卦であって六十四卦最初の卦です。次にこの、地である坤の卦があります。天と地があって、はじめて万物が生じます。

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