見出し画像

強さと弱さを目の前で見た日 6月2日ハマスタ

先発が揃ってからが本番。
ようやく、東くんに勝ちが続いて、今永は相変わらずエースで、上茶谷くんが完封して。先発に揃っていい流れがきていた今日。
さて、デーゲームが苦手な濱口……残念ながら良くなかった日だったみたい。

試合開始1時間前に座席に着いた時、今日のヤクルトの気合いの入り方が昨日とは違うと感じた。

大引がヒーローインタビューで言っていた。
「今日は勝てそうな気がしていた」
やっぱりそうだったんだ。

シートノックの入念さ、先発メンバーの入れ替え、バレンティンの4番。
1回表に2年ぶりらしいロペスのエラーもあって、完全に流れが悪くなった。若き主砲候補の5番を三振にした後、バッターボックスに向かう大引を見て「あ、今日は村上よりも大引の方が嫌だ」と直感的に思ったのは正解だったみたい。
どっちが連敗中なんだろう、そんな雰囲気。

8回裏のチャンス、ここで追加点をあげていれば9回で追いつけるかもしれない。打順と流れを必死に組み立てていたとき。

結果はソトの見逃し三振。

今日の球審だったらしょうがない。けど、ソトには振ってほしかった。
これで決まってしまったんじゃないだろうか。


一方、同時刻0-7で負けていた広島は満塁のチャンスを迎えていた。ソトの見送り三振でハマスタがため息に包まれていた頃、広島は田中のヒットで点数をあげていた。
悪送球も絡んで2-7になっていたみたい。その後も、野間のヒットで4-7、5-7まで……。足があるチームは守備のチームも焦るよね、多分。

大差がついて「今日は勝てそうだ」と見ている誰もが思っていても、ピンチを迎えた時に一気に心理的に追い込まれる。
きっとこれが首位にいるチームなんだろう。実際、そういう広島は何度も見てきた。そのまま阪神が逃げ切っていたけど、緊張するだろうな、そんな試合。

国吉が肩が出来ていない中粘っても、藤岡も砂田も三嶋も石田も、みんな頑張っていたし、あっさり負けずにチャンスも作った。
それでも、打ってほしいときに打ってほしい人が打てなかったし、追いつけるとも思えなかった。
いい試合だった。でも逆転できるイメージがどうしても持てなかった。やっぱり負けるってめちゃくちゃ悔しい。
さて交流戦、普段見られない選手達を見られるのは楽しみだなあ。最低限でも3勝は出来ますように。

サポートありがとうございます!旅、写真、文章に大事に使わせていただきます◎