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兆し4-1 導かれた先で繋がる

noteのための記事をひとつ書いた。
記事に書いた内容に沿って、行動をはじめた。すると、その行動の中に、出来事が現れ始めた。
私はそれを、「アルケミスト」パウロ・コエーリョ著(角川文庫)の中にあるような、noteの神様からの「兆し」と見立て始め、
そして兆しを追い始めた。

noteの神様から、そっと差し出される、
兆しを追う物語 ――――。

という体裁がようやく判明しつつある、この連載。

続くか否か、いつもギリギリまで不明なのですが、現在進行形でゆっくりお届けしています。

しかし今回は、直球ストレートでわかりやすい、感動の兆しがやってきました。

noteの神様、おうばんぶるまい。

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秋口辺りから、個人的に空前のイラストブームが来ていたので、
図書館で、たくさんのイラストの本、雑誌を手にとっては、眺めていた。

昔見た幻想的なイラストを見つけたり、
大好きな荒俣宏先生のイラストの本を発見し
ここでも!と嬉しくなってみたり。

(好きなことを追っていくと、必ず荒俣先生に出会うことになっている。
密かに指針の人。11歳の時から師匠である)

その流れで、12月の中頃、
illustrationという雑誌を手に取った。
女の子の絵の特集だった。

そこに載っていた窪之内英策さんの
絵、そして色に、すごく惹かれた。

すべて、手描きである。

その絵は、雑誌の中でも圧倒的に光っていた。

私たちは絵を見る時、
目に見えている作品そのものに、
感動したり惹かれたりしている。

と同時に、
そこにから放出されている
目には見えないエネルギーに惹かれている、
と私は思っている。

一枚の絵からは、

例えば
作者がこれまで書いてきた量や
目指してきた内容の、質の高みと軽み。
作者の費やしてきたもの。

それがすべて、
エネルギーとなってにじみ出る、
と思っている。

エネルギーとは、
光に似た性質のもので、
作品ならその周囲に、光のようなものが発せられているのがわかる。

これは、絵だけではなくて、
人も、本も、スポーツも、
ビジネスも、食物も、全部であって、
それぞれに、様々な色の光を帯びている。

ベストセラーになる本は、
たいてい本屋で光っている

道を究める求道者タイプの人の顔は、
同じように白い銀色っぽく発光している
(例えば、野球のイチローや、スラムダンク・バガボンドの作者の井上雄彦さんなどは同じ色だ)

ミランダ・カーなんかは、
金粉みたいなのがまわりに出ている
(これは磨き上げた質というのとは少し違うけれど)

絵画ならば、その絵から目が離れなくなる。

人は、誘蛾灯の蛾のようにエネルギーに寄っていくという本能にも似た性質があると思っている。

そういういう理由で、窪之内英策さんの絵から目が離れなかった。


4-2へ続く

※本文が長くて写真が多いために、自分のiPhoneで全文が開くまで、大変時間がかかったため、本編を分割しました。

※どこからでも単発で読めますが、続き物にもなっています↓





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