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片付けばっかりしたくない!!

あけましておめでとうございます。

今色々と、自分の発信の仕方を見直していて、
noteのアカウント名を「マリッペラボ」に変更しました。
よろしくお願いいたします🙏


さて、お読みくださる皆様、年末年始はいかがお過ごしでしたか?

私は、年末は忙しく、年始はのんびり過ごしました。

年始に、子どもと一緒に大好きなムーミンのアニメを見ていました。
懐かしのアニメではなく、新しく製作されたCGの作品です。音楽がエモいです。

その中に「ママ、メイドをやとう」というお話がありました。
このエピソード、以下ネタバレですが、ここに書くこと以外にも、色々と感じるところがあります。

ムーミンママはフィリフヨンカに「家が汚いのは家族のためにならない。メイドを雇うべきだ」と言われて募集の広告を出す。それを見てムーミン屋敷にやってきたのは女の子のミーサ。どう見てもメイドの仕事に向いてないミーサだったが、ムーミンママは情にほだされて雇うことに。

https://www.moomin.co.jp/moominvalley-animation/story/story-438/

家事の戦力としてメイドを迎えるはずが、「どう見てもメイドの仕事に向いていない」ミーサがいることで、家の中はいっそうカオスになります。

ミーサははじめから自分がメイドの仕事に向いていないことを知っているけれど、クビになることも恐れています。

ミーサのことを思って暇を出すことができないムーミンママ。
家族の誰一人幸せではないメイドさんのいる暮らしを続けるムーミンファミリー。

「あなたは幸せよね?」とのママの問いに、ミーサは突然「お掃除なんて大嫌い!」と大声で泣きだします。。。


実は、私もちょっと前、ミーサと同じようなことを叫んでいました。
2021年は自分にとってしんどい年で、沈む→自分の思いを吐き出す→気が済んだら浮上、を繰り返しました。

その中で、私の中からも「片付けばっかりやりたくない!」という言葉が出てきていました。

綺麗にすること、片付くことは好きですが、決して得意ではありません。
そんな中で「片付けよう!」「片付けなきゃ!」と、過度なプレッシャーを与え続けてきました。

なんてかわいそうなことを自分にも子どもにも強いてきたのか・・・。
自分を縮こませるようなことをしてきたのか・・・。


自分の家だけではなく、もう何年も親の手伝い(というよりは親に代わって)で、祖父母の家、実家の片付けに取り組んできました。主導権もないままに。

数年前に経験した祖父母の家の片付けがあまりにも大変で、少しでも元気で体力があるうちに、とコツコツやってきましたが・・・

両親のあまりの他人事な態度と、時折吐かれる心無い言葉に、ついに心が折れ、しばらく訪れないことに決めました。

このお正月に、久しぶりに実家に寄ってみたら・・・

なんと!!
私が手伝わなくても!!
ちゃんと片付いているじゃあないですか!!
やればできるじゃあないですか!!

と書きたいところだけど、そんなはずありません。笑  


話を戻します。
ミーサの叫びを聞いたムーミンママは、

「散らかっていても楽しく暮らしていた」

すっかり目が覚めます。

そもそも、ムーミン屋敷が散らかっている(実際そうでもない)ことに困っていたのは、家族の誰でもなく、たまたま家を訪れたフィリフヨンカだけだったのです。

わたしの両親も、そんなに困っていないのかもしれません。

自分が良かれと思ってやってきたことは、フィリフヨンカのように価値観を押し付けているだけではないか?常に自問していました。


「ごみだらけでも好きなように暮らして、自分たちが死んだら業者に頼めばいい」。

母の言葉ですが、全て本音だとは思いません。

それが本音だとしても、それでいいとは私の気持ちは思いません。
少しでも快適に、安全に暮らしてほしい。

片付けのことに限らず、互いに思いを伝えて、歩み寄ることができればと切に思うけれど・・・ 


今までのように、先回りして未来を心配して、自分の心と体力を注ぎ込むことはもうしません。


私は私の人生を生きます。


気持ちは伝えた。
伝え方も試行錯誤し、心も配った。
手間も労力もかけた。 
やれることはやりました。

私はベストを尽くしたのだから、自分をきちんとねぎらって、この先はその時々に考えます。


いつのまにか41歳。
何歳が人生の折り返しとなるかはわからないけれど、自分のやりたいこと、自分の可能性に取り組んでもいい頃です。

家族のことで忙しいって、言い訳に使っている場合ではないのです!!!



あまり楽しい話題でもないので、新年最初の投稿としては迷いましたが、気持ちを新たに前進します。

お読みくださった皆様にとって、佳い年になりますように。
今年もよろしくお願いいたします。

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