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Day4 :対話を通じてアイデアを磨く

Day3でも少し触れたが、この回ではCPFインタビューについて、具体的に振り返ってみようと思う。

インタビューと言っても、漠然と時間が過ぎてしまっては、せっかく貴重な時間をいただいた協力者の方々に申し訳ない。
そこではじめに、このインタビューの目的を忘れないよう、自分の頭の中で明確にしておいた。

(1)潜在顧客が抱えている課題を特定すること
→ 今回は、「インプットをしても、満足にアウトプットできていない」という課題があるのではないか?という仮説を検証すること
(2)ユーザーが利用する既存の代替品を特定し、それに関する課題を聞き出す

この2点を心に留めながら、事前に質問項目を用意して、インタビューに臨んだ。

①インプットの傾向/何をインプットすることが多いか
→ 私の発想だけだと、本、音声、YouTube、誰かの金言など、偏りが生まれそうなので、自分の思い込みを外すため
②どのような手段でアウトプットしているか
→ 代替品を知るため(2)
③現状の、アウトプットのやり方に満足している?障害を感じている?
→ 課題があるのかどうか(1)、具体的に代替品に対する満足度や不満などを知るため(2)

結果的にこのインタビューでは、「インプットをしても、じゅうぶんにはアウトプットに落とし込めていない」課題があるという仮説を、5名中5名、検証できた。

しかも、このインタビューを終えて聞くことができた言葉として、「三原さんと話していて、時間を作りたいと思っていたけど、全然アウトプットできてない事実に気づいた」という風に仰った方がいたのが印象的だった。
これはもしかすると、顧客がまだ言語化できていない課題とも言えるのではないか?と。事業化の可能性に少し希望が見えた。


●面白かったこと

予想通り、「インプット」の定義に関しては様々で、私がイメージするような本や音声にとどまらず、下記の意見が出てきた。

・映画
・美術館や舞台鑑賞など
・人と話す中での気づき、学んだこと
・講演やセミナー
・旅の途中に感じたこと

学び、インプットといっても、該当するものは人それぞれ。インスタサービスも、色々な種類のインプットに対応できるフォーマットを作ろうか。

そんな風に、インタビューを通して、まさに「アイデアが磨かれていく」感覚を体感できた。


そして、代替手段に関しても、

・手元にあるメモに即座に書き留める
・職場の人に教えたり、話す
・市販の「読書ノート」といったものを活用
・手帳に書く
・気が向いたらSNSにアップする

など、私が自分ではやらないような選択肢を知ることができたし、それに対する課題も詳細に聞くことができた。


●難しいと思ったこと


Day1のアイディア発想シートで、「学びをインスタする」というアイディアを書き出した段階で、「なんとなく、こういったサービスの形になっていくかな」ということをぼんやりと描き、それを持ったまま今回のインタビューに臨んだ。

そのため、今回インタビューで、ひとつのアイディアに引っ張られて「こういうのがあったら欲しいですか?」ということを聞いてしまいそうになった。
ただ、このインタビューの目的は、あくまで潜在顧客の抱えている課題を特定することだから、まっさらな状態で、インタビューをすべきだったのだろうか。と悩んだ。

このことを斉藤さんに相談すると、「全く自分にアイディアがない状態で、課題フィットインタビューをすることを想像してみて」と言われ、そう考えてみると、道に迷い、迷わせる可能性が大いにあるな・・・と理解できた。つまりこの時点で、ある程度アイディアベースで、サービスを頭に思い描くのは間違っていない、ということだった。

●CPFインタビューの評価

・顧客が十分に痛みを感じている課題を特定できた。顧客がまだ言語化できていなかった潜在的な課題を発見できた。

→ S. 検証を通じて、事業化可能性の高い課題を特定

・課題に対して賛同してくれない顧客セグメントを はずし、最も強く賛同してくれる顧客セグメント を特定できた。

→ A. 必要十分なインタビューを通じ、初期顧客を特定

・ユーザーが利用する既存の代替品を理解できた。 また代替品はどのような問題を持っているかも 特定できた。

→ A. 必要十分なインタビューを通じ、代替品と問題を特定

このインタビューは、総合評価 S:SAA 。
なんと、幸先は良さそうな結果・・・!
そう思えたけれど、まぁ、この先は一筋縄ではいかないのであった。

この続きは、またhintゼミDay4以降で。

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三原 真理子

私の中にある情熱を、事業構築に注ぎ込んでいく様子を記録しています。 Start Business × Well Being
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