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Day3:ユーザーに深く共感する

INDEX
1)ユーザーに共感するためのペルソナ設定
2)インタビュー(利用者の話を傾聴する)

●ユーザーに共感するためのペルソナ設定

さて、hint講座の第3日目は、ペルソナを設定し、
その人に深く共感するワークを進めていった。

斉藤さんにペルソナについての講義をしていただいた時、
よく、多くの人に愛される歌は、実は「たった一人の誰か」に向けて書かれた歌だ、なんていうけれど、
ぼんやりと、このことを思い出した。

ビジネスも同じで、万人受けするようなものを作ろう、ではなくて、
たった一人のお客様を決めて、その方の痛みを解決したり、欲求を満たすようなサービスを考える。

私の場合、今回は、自分視点で「心から欲しい!」と思うアイディアを選んだので、
ペルソナについては、自分自身をベースに、属性の似た友人のことなども思い浮かべながら構築していった。

なので、属性など各項目や、インサイトなどを考えるのは、
やりやすい面もあった。

「会話や行動」に関して、そしてその裏に、
どんな「思考や感情」があるのかを、もう一人の自分がいる事をイメージして、
俯瞰して、客観的に分析する。

更にその深い部分で、どのような「価値観・インサイト」があるだろう?
というのは、このワークを通して、書き出してみて初めて認識できたこともあった。
(自分自身に問いを投げかけるというのは、やはり深い気づきをもたらすのだな・・・としみじみ思いつつ。)


例えば、インプットしたことを、充分にアウトプットをできていない自分に不満を感じていることは自覚していたものの、
なぜ、それに不満を抱えているのか?
というところまでは、自分でさえも考えたことがなかったのだ。

この質問に対しては

・せっかく時間とお金を投資したことを、未来の自分に活かしてあげたいから
・自分の成長を感じたいから。それは、自分のことが大切だから

といった答えが出てきた。

   
もし、ペルソナを自分以外の人に設定する場合は、きっと自分が俳優/女優だったりして、その人物の役を演じるための役作り・・・という場面を想定すると、
人物像を描きやすいかもしれない。

そうして、ペルソナ像を設定したら、いよいよインタビューに入っていく。


※ご参考までに、私がワークにて作成した「ペルソナ」「インサイト」はこちらからご覧いただけます。(スプレッドシートに飛びます)


●インタビュー(利用者の話を傾聴する)

まずは、インタビュー者を設定する上で、考えたのは
ある程度、頭の中にサービスの形がぼんやりあるものに対して、
「誰だったら、喜んで使ってくれそうか?」という事だった。

そこで、今回は下記のような条件を挙げた。

・読書や学びなどを積極的に行っている人
・それを何かしらの形で、定着させるところまで求めている、向上心のある人
・アウトプットの重要性を感じている人
・自己を成長させるために、時間とお金を投資できる人

これらの条件に当てはまりそうな人を、
自分の知り合いの中で探そうと思ったとき、5名の顔がすぐに浮かんだ。

ちなみに5名という数字は、ヤコブ・ニールセン氏の実験から
インタビューを投入することで80%の問題が抽出される、
もっとも投資効果の高い人数と言われているようだ。

誰にインタビューするか、は迷うことはなかったが、
今後どうなっていくかもわからない新規事業についてのインタビューのため、
時間をもらうのは、ちょっと心苦しいな、、と思う側面もあった。
ただそこは、
(必ず、彼らの問題を解決するようなサービスを作って恩返しをしよう。)
と、考えて、勇気を出してLINEで連絡した。


ー電話で10分でいいのでインタビューさせてもらえないでしょうか?


幸いなことに、5名とも快く、承諾をしてくれた上に、
自身のインプット→アウトプットの課題を語ってくれ、大変参考になった。


ちなみに、自分以外の他人の課題を集中して聞くことは、とても興味深かった。
例えば、
「夏に向けて痩せなくては・・・」とか
「長期で旅行に行きたいけれど、休みが取れなくて・・・」
という課題は、本人も自覚しているし、わかりやすい悩み・痛みだったりするため、日常生活でも周囲の女性たちからよく聞く。

一方で、「インプットを効果的にアウトプットできない事を課題に抱えている」という悩みは、実際これまで、一度も聞いたことがなかった。

そのため、本当に自分と同じ事を課題に思っている人がいるのだろうか?
まずはそこから不安だったのが、正直なところだった。

けれどインタビューを終えてみると、5人中5人が、
言われてみれば、アウトプットに課題を抱えていて、
インプットしたものを、取りこぼしているように感じている、という気持ちを口にしてくれた。

中には、読書をする際に、1回目は内容をインプットするため、そして要点を書き出すために、2回目を読むことにしていて、もはや1日掛かりの作業になっている、という痛みを話してくれた人もいた。

そのような痛みに加えて、自分以外の人が、どのような手段でアウトプットしているか(それは、ノートだったり、手帳だったり、手元にある紙切れ、職場の人に話す、だったり)
といった、課題を解決するための代替品も、複数人のインタビューを通して知ることができた。

まさにこれが、「机上と現実の違いを学ぶ」ということだと思った。
自分の頭の中だけで、ユーザーがどんなことを考えているのか?
と、思いを巡らせるよりも、直接ユーザーの声を聞いてしまった方が、
得られる情報量ははるかに濃いものになる、ということを知った。

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三原 真理子

私の中にある情熱を、事業構築に注ぎ込んでいく様子を記録しています。 Start Business × Well Being
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