見出し画像

Day2:イノベーションの源泉を組み合わせる

INDEX
1)アイディアを絞る3つの視点
2)具体的にアイディアを絞っていくプロセス
3)「学びをインスタ」アイディアの背景

アイディア発想マンダラシートで大量のアイディアを出してみたのちに、
次に行ったのは、イノベーションを生み出す3つの源泉と掛け合わせられないか?
と考えていくことだった。

具体的には

「技術シフト」「ビジネスシフト」「視点シフト」

世界的なスタートアップのトレンドともなっている、これらの要素と組み合わせて、アイディアを実現できないか?
という観点で、ひとつひとつのアイディアを見つめてみることに。
チェックした結果を、エクセルシートの列を追加して記載してみた。


※新しいフレームワークでは、3つのシフトをより具体的に考えられるよう、4つのシフト「P2Pシフト」「顧客体験シフト」「技術シフト」「価値観シフト」に進化させています。詳しくは最新のhint講座にて。


●アイディアを絞る3つの視点

さて、このように生まれて初めて、集中して160個ものアイディアを生み出し、今まで得たことのないような達成感を感じていたのも、つかの間のこと...

斉藤さんから
「この中から、5つに絞りましょう」
と、言われた。

もともと、出していたアイディアの中で、気に入っているものにはLikeをつけていたが、そこから更に絞っていくとなると、なんだか切ない気持ちにもなった。(笑)

上述したイノベーションの源泉との掛け合わせも、どのアイデアも何かしらとは組み合わせられるような気がしていて、どうやって絞っていいの分からずにいると、ヒントを教えていただいた。

テーマで絞るポイントを、3つの視点で考える。

1)Why Me?
どうして、私が解決する必要があるのか?という視点。

私が解決するべきかどうかを知るためには、「自分が心から欲しいものか?」という問いかけをするのが有用。
自分が心から欲しいものであれば、お客様になり得る人の生活や気持ちも想像しやすいし、その事業に取り組む情熱が続くから。


2)Why Now?
どうして、今である必要があるのか?という視点

この事業を手がける時期が、早すぎたり遅すぎたりしないか。
早すぎても、技術が追いつかず実現困難だったり、形にするのに費用が掛かりすぎたりするし、遅すぎても代替品に溢れてしまっている。


3)Make Happy?
やっていて楽しいか?という視点

これは、3つの中でも特に大切な視点だと思った。
事業を作っていく過程においては、様々な壁が立ちはだかったり、一筋縄にいかないことも多いと思う。しかし、それでも諦めずに形にすること、サービスを広めていくことを続ける火種となるのは、自分自身が楽しい、という気持ちを持てること。
「これを作れたら、絶対にお客様が喜んでくれる」それを想像するとワクワクする。そんなポジティブな感情がなくてはならない。


●具体的にアイディアを絞っていくプロセス

まず、「心から欲しい!」と思うもので、一番浮かぶ分野が、ダイエット・美容系だった。
私は万年ダイエットをしているし、多くの女性と同じように、「キレイになりたい」という理想と、「太った姿の自分は嫌だ」という強い痛みを抱えている。

この中のアイディアとして、例えば、

「綺麗な人たちだけが実践している秘密などにアクセスできる場所」

でも、これはもうすでに、多くの芸能人や美容家が、幾つものメソッドを書籍などに発表しているし、専門でもない私が参入するのは難しいのではないか?

そんなアドバイスを斉藤さんからいただいた。


次に、本好きな私がずっと思っていたこと

「紙の本と、電子書籍がいっぺんにお手頃に手に入る仕組みがあったら」

でも、これって三原さんが手がけるべきことなのかな?
Amazon社にやっていただくことなのでは?

そんな風にして、斉藤さんの意見もいただきながら、
そして上述の「3つの視点」を踏まえてアイディアを絞っていった結果、

●学びをインスタする
●ベリーダンスドレスをネットでレンタルする
●パフォーマンスを撮影してくれる装置
●感謝や幸せを記録するオンラインノート
●あなたのいいところを伝えるトランプラブレター

選ばれたアイディアはこの5つとなった。


さていよいよ、この中から、今回hintメソッドに準じて事業化を進めるものを1つ選ぶ。
最後のひとつに絞るのはとても難しかったものの、

ベリーダンスに関しては、ちょうどインストラクターの仕事で頭がいっぱいだったので、別でベリーダンスにまつわる事業を立ち上げることは、ピンと来なかった。

感謝や幸せの記録も、トランプラブレターも、
捨て難いけれど、少しくすぐったい感覚のあるアイディアであった。

そこで最後に残ったのは、
「学びをインスタする」というアイディアとなった。


●「学びをインスタ」アイディアの背景

私は、読書や音声、YouTubeなどで学ぶこと、情報をインプットすることがとても好きなのだが、そのインプットの量の割には、きちんと定着できていない、ということに課題を感じていた。

例えば、一冊の本を読んで、気づいたこと、感じたこと、明日からこんな風に自分に取り入れていこう。ということを、その時は思うものの、記録しておかないことがほとんどのため、忘れてしまう。

一方で、「よし、しっかりノートに書き留めておこう!」と気合いを入れ過ぎてしまっても、楽しいはずの読書が、そのあとのまとめ作業のことを考えると重荷にさえなっていた、という経験もあった。

せっかく時間とお金を使ってインプットしたものを、もっと、「サクッと」アウトプットする仕組みがあれば・・・。そしてそれを整理し、一元管理することで、まるで自分の学びコレクションのように、成長を振り返る機会にできないか。そんな風に考えた。

さらには、インスタなどSNS投稿をおしゃれにプロデュースするのも、デザインに自信がない私が自身でやろうとすると大変だけど、本当は、斉藤さんのhint講座みたいに、見ていてワクワクするようなデザインにしたい。
洗練された読書アカウントなどを作っている方がとても羨ましかったのだ。
そんなデザイン面も解決できないかな〜。
など、サービスのイメージも少し膨らんでいた。

最後に、事業の構築に関することも含めて、これからますます学びの機会も多くなることもあり、ずっと抱えてきたアウトプットの悩みを解決するサービスができたら、私自身が、とても嬉しくて心地よい気持ちになれる、と思ったのだ。

「自分が心から欲しいか?」Make Happyの視点が入っているか?
というところを、しっかり満たしていると思えた、この事業にトライすることに決めた。