デジタルマーケティングにジョブチェンするときに勉強した書籍7選

実は私、入社した時は海外営業でした。海外営業といっても企業によってかなり違うと思いますが、2年間イギリスに駐在したり、後半の数年は海外営業の中で販促を担当したりしていました。各国の同僚と必死でどうやったら商品が売れるか考え続けるか考える仕事、大好きな仕事です。(思い出の海外出張時の写真。)

その中で触れる機会があった「デジタルマーケティング」について、本格的に仕事にしたいと思い、2年半前に社内転職しました。

今日はデジタルマーケティング界隈を勉強するにあたって、自分が勉強した経験をもとにおススメ本をいくつかご紹介します。本選びは転入先の上司が主にアドバイスくれたのですが、ポイントは、「ツールの使い方How To」ではなく「考え方の原理原則がわかりやすく書いてあるもの」だったように思います。

例えば、Google Analyticsがわかりやすい例なんですけども、画面のキャプチャをたくさん使って、使い方を詳細に丁寧にわかりやすく書いてくれている本、たくさんあります。
でも、どうせ画面が変わるんです!!(ここ、ポイント)
そして、どうせ画面が変わった際にはネット上の優しい人たちが使い方のコツをどこかにかいてくれます。一応GAの使い方マニュアル的な本も持ってましたが、私はほとんど使ったことないです。だいたい部門内とかネットの情報で見たほうが早いです。最初だけ1時間時間とってわかる人に教えてもらえば。ということでその観点で選んでいます。

●全体像を学ぶ編

Webマーケッター瞳シリーズ

私はイギリス駐在中に一番最初にデジタルチームに入れてもらった時はこれで独学することから始めました。(2012年当時)発表が2009年なので少し古くなっていると思いますが、上記のように原理原則はそこまで変わらないので、おススメです。ネットでも読めます。


新人IT担当者のための Webサイト 構築&運営がわかる本 

これ、めっちゃおススメです。ここまでコンパクトに全範囲網羅した本がなかなかないです。新米IT担当者のための、って書いてますが、IT担当じゃなくてマーケティング担当でも必読です。

●分野別編: 解析

現場のプロがやさしく書いたWebサイトの分析・改善の教科書

解析も上記のように、ツールの使い方じゃなくて分析して改善するための考え方を書いている本がいいと思います。この著者の小川卓先生は、解析界ではわかりやすくおススメな気がします。

●分野別編:SEO

10年つかえるSEOの基本

こちらもSEOの原理原則に特化していてとても分かりやすいです。SEOはSEOをやるときだけ必要…と思う人も多いかもしれません。が!知れば知るほどSEOはコンテンツを作ることやUXと親和性高く、勉強するときの優先順位高いのではないかと思います。あと、薄くてすぐ読み終わるところもいい所です。

●分野別編:SNS

SNSマーケティングのやさしい教科書

これは、これ自体が他と比べて良いかどうかはよくわかんないんですけど、私はこれで勉強してました。TikTokとかはありませんが、各SNSツールを網羅してくれている点がよいところです。
もし、「このツールの使い方がわからない」とはっきりしてるのであれば特化した本がいいかもしれないのですが、SNSについても細かい使い方とか仕様より、「ユーザーとどう近づきたいのか、どんな行動を取って欲しいのか」のツールの一つでしかないので、プランニングの仕方とかから書いてあって、各ツールについてはさっくり、の本から始めた方が結果としてはいいと個人的には思います。

●分野別編 広告

いちばんやさしいリスティング広告の教本

インプレス社がだしている「いちばんやさしい」シリーズは、本当にかなり優しく書いているのでおススメです。
デジタルで広告を出すときに、代理店はソリューションいれたさに「DMPでユーザーをしっかりターゲティングして広告出しましょう!」と激推ししたりしますが、個人的にオンライン広告(というか運用型広告)の全ての基本はリスティング広告(検索広告)にあるように思います。そういう意味でもおススメです。

●分野別編 コンテンツマーケティング

いちばんやさしいコンテンツマーケティングの教本

解析やSNSと違ってコンテンツマーケティングはやる人少ないと思うので必須ではありません。でも自分はオウンドメディア中心としたコミュニケーションデザインするときに貪り読みました。今も時々読み返します。

まとめ

私が集中的に勉強した時から少し時間が経ってますので情報が古い部分もあるかもしれません。でも、何度も書いたように大事なのは原理原則なので、使えるものが多いと思います。皆様のオススメもぜひ教えてください:)

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