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ライリエル(Lailiel)、始動。〜solo PJ始まります、の話。〜

ご無沙汰してます。マリエ映茉です。

この度、2021年3月まで4人体制バンドで活動していた「花散るライラ」を個人の音楽プロジェクトへ移行し、

「花散るライラ」改め「ライリエル(Lailiel)」として活動を開始します。

といっても、企画ライブが終わった4月から構想を始め、5月には制作を開始していたのですが、ライスワークに忙殺されたりもありながら(早く流れを変えたい)、やっと皆様にお披露目できるに至りました。

新しくつけた名前について少しだけ。

「ライリエル」は前の名前の一部を受け継ぎつつ、新たに踏み出すためにつけた名前です。

ライリエルは天使の名前らしく、「懐妊を司る女性的な天使」とされている一方で、別の伝承では「男性的な天使」「悪魔的な存在」とみなされることもある、という、なんとも変なやつ。またの呼び名をライラ、レリエル。

性別、善悪の線引きの間を自由に動き回るこの子に倣って
「音楽とそのまわりの芸術の境界線を自由に飛び越える」ことをやっていきたいなと思っています。

※当初「レリエル」にしようと目論んでいたのですが、とてもエヴァンゲリオンには勝てないので、「ライリエル」に決めたのでありました。


やろうと思っていること


大きくふたつ、まずは宣言を。

1,  様々な芸術の境界をまたぐ、音楽作品づくり


◆芸術作品をもとに、自分の音楽を作る

ふと自分の過去を振り返ったり、心躍さられた体験を思い出すときに、
自分にとって一番大切で最愛の存在は間違いなく"音楽"なのだけれど、
それだけではなくて、"舞台芸術"だったり"映画"だったり"美術作品"だったり、様々な芸術に育てられて、救われて生きているなと、最近特に思うのです。

それに、私が好きな音楽家たちの作品の背景には、いつも"影響を受けたもの"や思想や物語があって、それをきっかけに新たな出会いや発見が生まれて、自分の世界が広がってきました。

だから私も、狭い枠の中にいるのはもうやめて、もっと自分が思いつくままに自由に、芸術の海の中に溺れてみようと思うのです。

そんなわけで、しばらくは「絵画」だったり「映画」だったりをモチーフにしながら、そこから自分の音楽を生み出してみる試みをしようと思います。


それが、誰かが新しい発見をするきっかけになったら嬉しいし、
何より自分にとって、「素敵だ」と心から思うもののエッセンスを拝借して、そこから自分の物語を重ねたり広げりたるすることが、とても心躍る行為だし、きっと性に合っているような気がしているのです。


◆自分の音楽と他芸術の"掛け算"で作品を作る

例えば映像、絵画、ダンスや演劇。
自分の音楽を作る上で、それらからインスピレーションを受けるだけでなく、実際にそれらと一緒に作品を作ることもやっていきたい。

一緒に作品を作ったり、すでにある作品に音楽を掛け合わせたり、
色々な芸術と融合した作品や空間を作ってみたいと思っています。
(すでに目論んでいるものもあったり。)

ぜひ何か一緒にやってみたい方、お声がけください。
もちろん、音楽×音楽も。


ちなみに、「コラボして作品づくり」といったような大々的な取り組みじゃなくても大歓迎です。「曲に合わせて絵を描いてみました」とかも、とても喜びます。(前に自分の曲をテーマに絵を描いて送ってくれた方や、自分の作品もとに創作をしたいと言ってくれた方がいて、とても嬉しかったし、そこでまた生まれる"掛け算"がとても面白いのです。)


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なんか、ここまでを総じて言うと、音楽をはじめとした"芸術"全般が大好きで、その一部に自分がなりたいし、それらをもっと広めたいというか生かしたいというか、自分の身をもって貢献したい、そんな気持ちなんです、最近とても。



2.  自分の人生の伏線回収と、その続き作っていく


なんか仰々しいことを書いてますが。

今まで、様々な理由で、自分の過去だったり背負っているものをあまり見ないように蓋をして、逃げるようにして生きてきました。
そのために東京に来たし、前しか、自分しか見ずに、音楽をやろうとしていた。

でもここ最近、幼い頃だったり過去に触れてきたものたちが、違う形でまた目の前に現れたり、今魅力を感じるものにつながっていることに気づいたりすることが多くて、
ここまでの過去や背負っている現実を、ポジティブに見れるようになってきました。歳かな。

だから、そういうものたちとしっかり向き合って、過去に存在している「点」を拾い集めて、自分の手でこれからの物語を作っていく。伏線回収をしていこうと思います。

例えば前述の通り舞台芸術や美術だったり、クラシック音楽だったり、
アウトサイダーアートに関わる活動も、いずれしていきたいと思っていたり。
詳しくはまた、追々書いていきます。


なんでこんなことを書いたかというと、
私は芸術作品そのものと同じくらい、それを生み出した人の「生き様」や「その作品をとりまく物語」に惹かれるしそこから生きる力をもらっていて、

自分もそんな存在になろうなんてとてもおこがましいけれど、
どこかで似たもの同士の誰かが、私の物語を見て少しでも何かのプラスが起きたらいいなという思いもあって、自分の物語も少しずつ表に出していこうと思っている所存です。


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なんだか思いの丈をつらつらと書き連ねてしまいましたが、
ここまで読んでくれているあなた、ありがとう、きっと似たもの同士ですね。


こんな感じで、ソロですが「一人でやるんじゃい!」という気は全くないです。
姿を変えながら縦横無尽に動けるように、よりプライベートなことも含めていけるように、そしてよりこだわって作品を生み出せるように、
ひとりになることを選びました。

音楽面でもそれ以外の面でも、これから色々な人と、化学反応を起こしていけたらいいなと思っています。


そのためにもまずは、「作品を作る」作業をまずは全部自分でやってみる、というのが今回の1作目のコンセプトです。


▼1作目についてのnoteはこちら


そしてそれを、音楽や芸術を愛する、ちょっと変わった「似たもの同士」のあなたのために届けたいと思っています。

音楽や芸術は、はぐれものたちのためにあると信じてる。


信じるものを心に、進んで行ってみようと思います。
ついてきてね。


2021.9.10  マリエ映茉

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