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幼児教育上、子供の保育はプロに任せ、親は仕事をするのも良いという

こんにちは、マリーです。

親が子供の面倒をみるという考え方は、やや古い考え方です。「親が子供を育てるのではなく、共同で子供を育てる」というのが適した教育法だと云われています。

元来、数万年もの間、人類の子育ては、共同保育だったといわれています。活発に働ける親が働き、手があいた大人や、歳を重ねて働けなくなった大人が子供たちを預かるという保育が、人類の社会的営みに適していたと云われています。

「子供の教育は親の責任」ではなく、
これからの時代は
「子供は共同で育てる」という意識が大事です。


幼児教育で「モンテッソーリ教育」を導入している保育所も増えましたが、言葉だけしっていて、内容を知らない方が多いように思います。

「モンテッソーリ教育」では、子供が興味をもつ知育玩具を多く用意しておき、自由に遊ばせて、能力を伸ばすという教育方法ですが、「モンテッソーリ教育」の根本的な理論は、玩具で遊ぶことで能力を伸ばすのはなく、環境により、子供の人間性や才能を豊かにすることにあります。

「モンテッソーリ教育」は孤児施設で行われた教育方針です。親も居ない、貧困地域の子供があつまった施設でしたが、心が豊かで博愛に満ちた大人に囲まれて育つ孤児は、心豊かに自信をもって育ちました。

「モンテッソーリ」教育では、子供を叱りません。あなたが子供を持つ親なら、子供を叱らず子育て出来ていますか。叱らず育てるというのは、誰しもが出来ているわけではありません。「モンテッソーリ」は、子供の親ではなく、教育者によって子供の才能を導くことが出来ることも記されています。

「小さい子供を預けて働きに出るなんて、かわいそう」と言う方もいます。そういう風潮が、色濃くある地域もあります。働く親世代の方の中には「子供は親が育てなきゃ」という意識が高い方もいらっしゃいますが、「子供は親と地域が共同で育てる」ことは、悪いことではありません。親とは違う人と接することで、子供の世界をを広げてくれます。

子供の教育理論は世界中で、日々、研究されています。日本の幼児保育の世界でも、昔ながらの集団行動思考ではなく、其々の子供に適した教育法を試みている施設もあります。

子供は親がいなくても、周りから学び豊かに成長することが出来ます。「モンテッソーリ」の試みの結果が、それを証明しています。保育へ預けることに罪悪感を持たず、働ける世代が、働きに出て社会経済に関わっていければいいと、そう思います。





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