ランジェリー解体新書 Vol4「コスプレとファッション」

こんばんは、イタリアランジェリー専門家 JUNです

今日もよろしくお願いいたします。

今日は「コスプレ」と「ファッション」を取り上げたいと思います。ざっと流れを書きますが、僕はコスプレイヤーでも何でもないですし、コスプレに詳しいという訳でもないです。ここで触れるコスプレは色々な衣装を装う事とファッションとしてお洒落をする事、何が違うの?という事を少し意識的に捉えていきたいと思っております。ランジェリーも触れます。 ランジェリーもコスプレ要素とか絡めると絶妙な心理や意識を垣間見れて面白いから。

さて、いきましょう。

先月ですか?ニューヨークでメットガラという催し、やっていたの。名前聞いた事ある方も多いと思います。あれは何?という所ですよね、僕が知るところの美術系のアカデミー主催の催しだった気がします。ファッションと芸術性を魅せる感じですよね。グラミーやオスカーのレッドカーペットだけでなく、スーパーレッドカーペット。。みたいな感じですよね。メットガラを見てて、ファッションだけど、テーマがあって、皆んな楽しんでるのでコスプレ要素も少しあるなあ〜と思います。

僕の定義、コスプレとファッションの違いを見極める時に参考にしているのは「自分で着ている」か「着せられている」かの違いです。これ、めっちゃ今色んな局面で大事だと思います。 どっちが良いとか駄目とかではないです、少しでも今どんな局面に自分があるのだろう?ということが分かれば、意識的な部分でアクションする内容も変わってくるからです。

ガラ自体、テーマがまずある事と色んなプロが関わっている事で着せられている、という判断です。

レッドカーペットは、自分で用意する人と用意してもらった人がいるからなかなかまとまりの無い感じになりますよね。日本でももう少しレッドカーペットとかそういう類増えたら良いのにな、、と思うんです。インスタグラムでどこの誰に買ってもらった高価な品を見せびらかしてマウントを取るよりも、プロが関わって1つの作品を作ったものを着た著名人が集う会がある方が、芸術的にも夢があるかなあ〜最近はテクノロジーの発展など味気ないものが先行していたので、どうしてもビジネスの面だとそっち寄りになるのは仕方ないけど、生きる事を楽しむことも大事で美しいものや個性的なものを見る、最近美術館も人気で世代問わずアートを楽しむ方も増えた今こういう楽しみがあっても良いのかなと思ってます。

それに対して、ファッションは自分が好きなように服を着るということです。着せられてる事に対して着ている。インスタグラムで皆んな着ているのは要素としてはファッション。 僕もかかわらせているグラビアや衣装はコスプレですね。ドラマや映画のイメージに合わせて作り上げる1つの作品でエンターテイメントです。勿論多くのプロが関わった1枚と、自撮りの1枚は表面的には同じ人が何かを着てる事には違いないのですが。僕前回でも言いましたが、今最も重要なのは「ストーリー」、プロの1枚はそこにストーリーが存在します。「インサイドストーリ」です

僕は神戸出身なので、サッカーは友人のチームも勿論応援していますが地元のヴィッセルを応援しています。イニエスタが神戸大丸でお茶してる写真UPすると、ほんと、神戸にホンマにイニエスタいるのかなあ〜、合成ちゃうかな〜って思ったりしてました。 その、神戸の活動の面白いところは、ユーチューブでインサイドというのをUPしておりまして、それがとても優秀で面白いです。サッカーの試合だけでなく、様々な角度でファンが楽しめるようにと、サッカーって週に1回もしくは2回の試合しかないので、野球のように毎日は楽しめない、試合がない時でも楽しめるようなアプローチが本当に毎日工夫していて関心しております。つまり、ストーリーを作っているんですよね。

今グラビアをさせて頂いて思うのは、毎日週刊誌で出るグラビアの撮影裏話とか撮影のインサイドストーリーとかオフショットはそれはそれで価値があるので、タレントを敢えて撮らずに、準備の段階とか撮影前の心境とかそういうのを切り抜いたら紙媒体がより立体的になって面白いなあ〜と。紙からデジタルに移行する必要がなくて、紙を活かすためにデジタルを使うイメージでやれば面白いのかなと、、

自撮りが価値が無いという事ではないです、それはそれで自分で色んな考えの元に構成して行くので、そこにもストーリーは存在していると思います。

一番の違いはプロの1枚は価値の対価としてお金が発生している事、自撮りの投稿はお金という価値が発生しないものが多いですよね。この違いだと思います。


さて、ここからは、ランジェリー専門家ですからランジェリーの事にも触れていきたいと思います。必ずファッションや時事を最初に持ってくるのはランジェリーを漠然と書いてもなかなか取っつきにくいかなと思ったので、比較する事でイメージしやすいかなと思って色々書かせて頂いております。


ランジェリー、、ファッションとコスプレ。。

そうですね、、、

難しいんですよね、ランジェリーwどっちもあるから。本当に都合の良い媒体ですよね。間違いなく言えるのは、ランジェリーの要素の中でごく最近に出来たのがファッション要素です、僕はその時代と現場に居続けてきたので、これは間違い無いです。何が?というと、ファッションってイタリアだと「モーダ」とか「モード」だね。という事で表現されます。 ランジェリーが成り立ってからランジェリーの表現って「可愛い」か「セクシー」しかなかったんです。それに初めて「モード」というのを取り込んだのが、たまたま僕がやらせて貰っているイタリアのTWINSETというブランドのランジェリー部門にいたデザイナーさんなんです年齢は今年で70歳になるのかなあ〜その人が80年代終わりにランジェリー業界に革命を起こして初めて、ランジェリーとファッションを組み合わせたのが「モーダランジェリー」の始まりです。

なかなか、最初、ファッション要素を取り入れてもランジェリーの業界は面白いってなるけど、ファッション業界からは認められなくて、凄い難しいっていつか言うてました。僕の会社の根幹はファッションとランジェリーの融合というのがあるので、さっきの定義でいうと、女性が好きなランジェリーを自ら着れる時代になるのと、そういう事に寄り添った女性が楽しめるアイテムを目指していたのがこの方々なので、それはどのブランドもそうですが、まだまだファッション業界に対してランジェリーから向こう側の壁は厚いのかなと、、

でも、今の僕がイタリアから引っ張ってきた、TWINSETはファッションブランドの中のランジェリー、ファッションの人間も関わって作ってるランジェリーの未来。可能性はめっちゃあるんですよね。

そうですね、女性はもしかしたら嫌がるかもしれないですがランジェリーと女性が本当に解放される時って、ランジェリー売り場というのが無くなる日だと思ってて。下着売り場とランジェリーが別れてランジェリーはファッションの中に入ってお洋服と一緒に混在するのが普通、、洋服と同じくフィッターも要らず自分がストレスなくそして気に入ったものを自由に着れる、誰にも邪魔される事なく。そんな革命があればいいなと。。相当世の中がうまい具合に変わらないと難しいでしょうけどね。

そして、こう1つコスプレの方はランジェリーは意識的な部分があるので、さっきの自他の意思でなく、「何かになりきる要素」としてコスプレ要素が何割かあります。僕が扱っているようなランジェリーと、ペンギンの量販店で売ってるセクシーランジェリーは要素が違いますね。縫製も何もかもですが、意識的な部分ですと100パーセントなりきり要素ですよね。現にコスプレコーナーの一角に置いてありますよね。

まだ書くには早いですが、去年くらいめっちゃウーマナイザー流行ったので大人のおもちゃとか、パリのランジェリー展に長年行って面白かった事とか山程あるのでいつか書けたらな、、ww

パリのランジェリーのショーとか構成や魅せ方めちゃくちゃ面白いですね、意識的なイノベーションが至る所に存在していて。

3000文字超えてしまったので今日はこの辺で。あまり長いと読んでくださるのも大変でしょ?

あと、最初の言葉の話してた時にコルセッテリアの話をしたと思うのですが、イタリアでコルセッテリアは本当に高級ランジェリーの時に使っていて、ランジェリー大国なので色々ランジェリーが身近にあるのですが、だいたい「ランジェリー」か「インティモ」というのがもう少し砕けた表現になります。インティミッシミさんはイタリア国内に山程あり、イタリアランジェリーのZARAですね。ランジェリーに憧れる女の子達が手軽にランジェリーのお洒落を楽しみたいときに買っています。メンズもあって、僕も留学中にお世話になりましたね。今はメンズあるか?わからないですけど。

大分日本も世界中のランジェリーブランドがありますし、ワコールさんとかPJさんとか国産の下着ブランドもあるのですが、楽しむという方向性がまたちょっと違うんですよね、インティミッシミさんとかHMさんとかはさらにカジュアルですが、それこそ、ヴィクシーさんが入ってきたらインティミッシミの意図や狙いが浸透するんですけどね、ヴィクシーって絶対日本に入ってこないですよね。めちゃ聞かれますよ、この話、何人も引っ張ろうとするんだけど失敗していて。多分、都市伝説と思ってくださいね。おそらく、ヴィクシーさんがきたらPJさんとか日本の下着の売れ行きが大変な事になるんじゃないか?という事とやはり輸入ですから、インティミッシミさんもだと思いますが、みんなのイメージの価格で中々出来ないという事ですよね。これ僕もインポートしているので痛いほどわかるのですが。ランジェリーってサイズ展開もそうですし、ファッションの中で、ランジェリーと靴だけは手を出すな。って言われてた時代ありましたからね。

、、、、どんどん話が止まらなくなってきましたので、この辺りで。最後の方はテーマとちょっと関係ない話になりました。失礼しました。


JUN

サポート有難うございます、専門クリエイターとしてnoteから書籍化に向けて頑張って行きたいと思います。