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タロットカード、ワンオラクルで読むかスプレッドで読むか?


学習者あるあるを実用視点から考えてみました。

ワンオラクル(一枚引き)から一つの質問に答えるには質問を絞り込まないとよくわからない答えになることも。

例えば、幸せになるために必要なことは何でしょうと問いかけをして、答えがソードの3とかって読みづらくないですか。

もう少し絞って今幸せだとは感じられないのはなぜでしょう。その感覚の元になるものは?みたいにすれば、なるほどソードの3すね。別れの痛みや離れることの恐れかもな。と考えられたりする。

もちろん、ざっくりこの課題にはソードの3が関与する、テーマなのだと考えられるなら細かく設定する必然はないんですが。

幸せになるために、と問うてる段階で、今は幸せではないのか?と問い直す必然があり。それが課題を細分化して考えることにもつながり、解決方法を見つける糸口にもなるように感じるので。

例えばワンオラクルですと、大アルカナだけで占えば?という考えた方もあります。大アルカナはテーマが明確で、意味も色々あり、絵からもたくさんのことが読み取れます。

ただその場合もキーワードを丸暗記するだけでは、うまく読めないことが多いです。特にウェイト=スミス版は象徴や占星術対応、生命の木の知識も必要だと自分は思っています。

故に、ワンオラクルで考える時は、カードの意味や象徴を深く理解していたり、ある程度課題について客観視できるほうが効果的ではないか?と言う仮説を立ててみます。

同様に複数枚リーディングの場合。
たくさんのカードを読まなきゃいけないけど、カード一枚一枚よりストーリー性を見たり、数字やエレメントを考えたりできるので流れで理解できたり、一枚より多めの情報で判断しやすくなる利点があります。

あと私はカードを全部読みたい派ですが、重要なところだけしか読まない人もいます。
それは好き嫌いだと思います。

動画などでは、よくわからないから何枚も引くスタイルの人もいますが、視聴者からすればお得感満載なんですよね。出たカードだけで判断したいので、私はしないですが。

複数の場合つながりで見えてくるものもたくさんあるので、ダイナミクスが生まれて面白いです。

スリーカードもそうですが、特にケルト十字はポジションとカード、ポジション同士の関係性を読むと興味深いキーワードが出てきます。なので深く読めそうにも思います。

一枚一枚のぶつ切りのキーワードよりも流れを見たり、エレメントや数の知識があれば、このリーディングが一番思考を整理できそうです。

ただこの場合も注意したいのは、大アルカナ、小アルカナ、コートカードのそれぞれの性質です。
大アルカナは概念、小アルカナは具体的アドバイス、コートカードはそのカードが表す人物やその人のふるまいであるという設定をすれば読みやすいかもしれません。明らかに大アルカナが出たポジションが課題のキーになるため、そこを読み解くのは大事だと考えます。

ちなみに当たる当たらないよりも、どう解決に結びつけられるかを考える時におススメのやりかたです。

リーディング例は長くなりそうなので、次回!

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