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2拠点生活のすゝめ

墨田区京島エリアに仮住まい

以前『これからの10年へ』という投稿をした。節目と意識して暮らしていることもあってか、上半期は少し焦るような気持ちとともに"何かしよう"と思っていた。

それに関連して5月中旬から墨田区にあるゲストハウスに仮住まいしている。なんで仮住まいしているのかはこちらにも書いたので見ていただけたら嬉しい。

いわゆる2拠点生活を計らずともしている状態で色々と気づきがあるので少し記録も兼ねて書こうと思う。

町工場や商店街、八百屋やお肉屋さん、いわゆる下町っぽう人情みのあるこのエリア(京島エリア)を私はすっかり気に入ってしまった。

ゲストハウス1階
近くの商店街

仕事の同僚でもある通称・サチエ氏のおかげで到着2日目くらいで徒歩10分圏内に住む若い作家さんやクリエイターさんや店長さんなどを紹介してもらい、会えば『やぁ!』と挨拶する様な事も日に日に増えてきた。日の浅いなか近所のシェアカフェ分館が主催した演芸会にも顔を白塗りにして飛び入り参加した。

にわかキョンシーファンの公開リサーチというテーマで

これまでは出張でよく東京に来ていたはずなのに、2拠点となるとこんなにも違うのか…と割と目から鱗が落ちている。早くやってればよかったのに、と多少の後悔する気持ちさえある。

目的ありきの2-3泊の出張で隙間なく予定を組んでホテルを手配して訪れる事と、拠点を定めて予定のない日も含み数日間腰を据えている事はこんなにも感覚が違うのか、と。多動な割に2拠点はしてこなった事自体割と自分でも意外で、10年目にして初めてのチャレンジでもある。

やはりお店(スナック)の運営があること、家の管理(草が伸びてる)など、遠野の様変わりする自然の変化を見逃す残念さ、など家をしばらくあけるのに躊躇することがいくつかあって、想像すらしてこなかった。今後は不在の日程と目的をある程度早めに定めて告知もさせてもらい、隔月10日間は東京という様なサイクルを作れると良いな〜と思っている。

環境と人付き合いをスイッチすること

偶然の再会、東京にいるからこそいただけたお誘い、駅の広告で見つけた展示にふらりと行ったり、急な買い出しを思い出して駅に自転車を走らせたり。やはり利便性が高い東京だからこそ恩恵を受けられることを感じる。

地方に住んでいると目的地まで1-2時間車でかかることもあるので、何かをしようにもヨイショっと気合いを入れる必要がある。私の様なめんどくさがり屋は遠くてだるいな〜という理由から外に出ることを日々何度も諦めていたりする。

少しギアを入れて取り組みたいこと、情報を得たいことがある時に2拠点生活することは集中力を高めるのに良い手段だなぁと感じている。これがメリハリかぁ〜!!!

何より私が今お世話になるゲストハウス隅田長屋さんの居心地が最高に良い。1階はお茶と焼き菓子のお店・torinosさんが入っていて、準備中にはあまぁい匂いが建物中に充満する。

torinosさんのお茶andお菓子

オーナーご夫婦も気さくな方々で問題なく暮らせてるかを心配してくれつつも、そっと遠くから見守ってくれている感じの距離感がありがたい。

建物の隙間から常にスカイツリーが見える。とてもシンボリックだ。

富士山を見るときと似たような気持ちに

徒歩15分くらいの自転車屋さん・千輪で自転車を借り、足を手に入れたので買い物の際は自転車を走らせて近くのスーパー・グリーンマート立花へ。外食ばかりに頼らず、少しは自炊をする為の食材もゲットして、穏やかに暮らしている。

千輪で借りた赤い自転車

間も無く東京滞在も終わりを迎えようとしている。6月7日には遠野に戻る。東京にいると遠野の景色や家が恋しくなる瞬間があって、自分でもなんて欲張りなんだろう、と思ったり。笑

戻ったら戻ったで遠野の馴染みな人達との時間も楽しみだ。次の2拠点ライフは7月末に10日間ほどを予定してるので、またどうぞ宜しくお願いします。



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