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「真説・八正道」(大川隆法著『太陽の法』ポイント解説⑪)

この記事に目を通して下さり、本当にありがとうございます!

私の記事では、大川隆法先生累計3500回の法話3100冊以上の著書から、おすすめポイントを紹介しています。

現在、大川隆法著「太陽の法」のポイント解説に挑戦しています!

2024年、「何か一冊オススメ書籍は?」と訊かれたら、間違いなく『太陽の法』をおすすめさせていただきたいです。




「太陽の法」

(引用:公式サイト

『太陽の法』は幸福の科学の基本書かつ最重要経典です。

大川隆法先生は、1986年7月に大手総合商社を退社・独立後、わずか19日間で、自動書記にて、この『太陽の法』を書き上げたと言われています。

(自動書記とは、天上界の啓示を受けて、ひとりでに文章を綴っていくような状態です。)

つまり、この『太陽の法』こそが、華々しい経歴を誇ってきた大川隆法先生が、学歴や出世街道など、約束されたエリートとしての未来全てを投げ捨ててでも書きたかった、真理の一書、ということになります。

以後、『太陽の法』は当会の根本経典として、30年以上もの間、人々の心を潤し続け、世界23言語で発刊の大ベストセラーとなっています!

人類の永遠の疑問への答えを明確に説き明かした「太陽の法」。
その魅力の一端なりとも、このnoteにてご紹介できれば、この上なく光栄です。

この一冊と出逢うために、あなたは生まれてきた―。

その言葉の意味を噛みしめながら、このnoteで出会ったすべての皆さまに、愛をこめて、『太陽の法』との出会いを贈ります。

第6回目となる今回は、『太陽の法』第2章「仏法真理は語る」から、第10
節「真説・八正道」
をご紹介します。


「五官」を超えた世界

人間は盲目です。生きている人間は、自らの五官知だけにたよって生きてゆく方法のみをさぐり、その五官知を超えた世界には気づきません。

しかしほんとうは、私たちの五官を超えたところに、真実の人生の意義というものはあります

逆説的ではありますが、五官は、五官を超えたものを悟らしめるよすがとなりうるのです。

私たちは、真実の人生に対して盲目であることを単になげくだけではなく、盲目は盲目なりにしっかりと手さぐりをして、しっかりと五官をとぎすまして、真実なるものをさがしあてようではありませんか。

そしてまた、その努力のなかにこそ、真説・八正道は、その姿をあらわしてくるのです。

大川隆法著『太陽の法』

私たちは三次元の物質世界に生きていますが、真実の人生の意義とは、五官を超えたところにあります

つまり、この世では盲目の手探り状態で生きていることが多いけれど、その中で努力して真理を探し当てることに意味があります。

「五官」は目に見える世界のみを感じるきっかけにもなりますが、逆に目に見えない世界を感じるために研ぎ澄ませることもできるそうです。

「八正道」とは

八正道は、人間完成への道です。
自らのあやまった方向を修正し、正しい人生を生きるための知恵なのです。
人生とは、こう生きればいいといった模範解答があるわけではありません。
なぜならば、人生は疑問の連続であり、その疑問は、各自のおかれた環境、経験、知識、習慣によって、それぞれ異なった内容をとってくるからです。
その疑問を解決するのは、他人ではなく、ほかならぬ自分自身なのです。
道をふみはずしているのは、自分自身なのです。
自分自身で軌道修正しなくて、一体だれがその軌道を修正してくれましょうか。
そのためにこそ、ひとりひとりが、自らの生きているわくのなかで、「正しさ」というものを徹底的に追及する必要があるのです。

大川隆法著『太陽の法』

八正道とは、もとは仏教の釈尊によって説かれた教え。

現代においては、大川隆法先生が、現代人に分かりやすい「人間完成の道」として、真説・八正道を説かれました。

一人一人が、仏の心とは何か、正しさとは何かを探求するために与えられた、最高の「反省」法だといえます。


「正しさ」の基準とは何か

では、その「正しさ」の基準とは、一体なんでしょうか
何をもって、「正しい」とするのでしょうか。

それを答えるのが、真実の宗教指導者の使命であり、今世における私の使命なのです。

「正しさ」を知るとは、仏の心を知るということなのです。
仏の生命を科学するということなのです。

何が善で、何が悪であるか。
何が真で、何が偽りであるか。
何が美で、何が醜であるか。
それを決めるのは、仏の心なのです。

そして、仏の心を知るということは、仏の光のエネルギー体の性質を究明するということなのです。

すなわち、仏を理解するために徹底的に努力するということなのです。

大川隆法著『太陽の法』

「正しさ」とは何かを知りたければ、仏の心はどこにあるのかを知ること。

これは、「正しさ」とは何か?と常に考え続けている人にとっては、とても嬉しい答えなのではないでしょうか。

確かに、「何が善で何が悪か」を決めるのは、この地球を創られた神様なんですよね。

自分の力量では「正しさ」が分からない場合は、心静かに祈りて、神の御心に耳を澄ますことが、最善の策だと言えそうです。

これは、リンカーンやマザー・テレサなど、多くの偉人たちが取り入れてきた方法になります。

欧米圏ですと主にキリスト教になりますが、東洋圏で神と繋がるための反省法として、仏陀の説かれた「八正道」があるのだと思います。


本物の仏法真理―真説・八正道

私が、みなさんにお伝えしている仏法真理は本物です。

悪魔や悪霊に振り回されている人でない限り、それを読めば心は揺さぶられ、反省の涙がこみあげてくるはずです。

私の教える正しさを人生のヒントとしていくべきです。

その際に、つぎの各項目を反省の材料として、日々を生きていただきたいと思っております。

大川隆法著『太陽の法』

「私のお伝えしている仏法真理は本物です!」と自信を持って語る大川隆法先生。

カッコいいですね🥰

しかもこの時、まだ一人も読者がおらず、原稿を書かれている時にですよ!

(…すみません、個人の感想になります。笑)


正しさとは何かを知る。

つまり、仏の心とは何かを知る。

そのためにあるのが八正道です。


そして、大川隆法先生の説かれる「八正道」は、既存の仏教書で書かれているような難解さはなく、非常にすっきりと、現代人に分かりやすい形で真髄を教えて下さっているのが特徴です。

それでは、「八正道」を現代風の反省にすると、どのようになるのか、続きを見ていきましょう。(今回は、「八正道」の概要のみになります)




〈正見/しょうけん〉

一.

自分は正しい信仰に基づき、ありのままに正しくものごとを見たか。(「如実知見」)。

正しく人を観察したか。

仏のような心をもって、人々に接したか。

正しい世界観、人生観を素直に受け入れたか。

大川隆法著『太陽の法』

「正しく見たか」という反省になります。

そして当然ながら、仏の心を正しく見るには、第一に仏への信仰心が必要です。

「信仰心」とは、言い換えると、「神仏の世界を知る力」だと言えます。

私たちが皆、同じ主から創られた神の子で等しく平等だ、という考えを知ってから「正見」を行うと、見えてくる世界観が全く異なってくると思います。

私たちの目に映る世界は、神仏の創られた世界である。

そうすると、同じ同胞としての人々が、とても愛しく感じられると思います。

そして、「人を正しく見る」ということは難しいです。

客観的に相手を見るには、相手の立場に立って考える必要があります。

また、「心が変われば、環境が変わって見える」という真理があります。



〈正思/しょうし〉

二.

自分は正しく思ったか。

自分の修行の志は正当か。


心のなかにむさぼりや怒りや愚痴などの悪い想念を抱かなかったか。

他人に対して悪しき想いを抱いたり、害心を持たなかったか。

慢心したり、仏法を疑ったりしなかったか。

仏法に反する考えを持たなかったか。

また、正しく判断したか。

大川隆法著『太陽の法』

大川隆法先生は、「正しき心の探求」をテーマとして上げておられましたが、「正しき心」とはそう簡単に理解できるものではありません。

難しい、ということが分かったところで、正しい思いのチェックポイントとしては、
「素直さ」・「自助努力」・「謙虚さ」が挙げられています。

(参考:大川隆法著『真説・八正道』)



〈正語/しょうご〉

三.

自分は正しく語ったか。

自らの良心に恥じるようなことは語らなかったか(真実語)。

言葉で、他人を傷つけなかったか(悪口)。

悟りをいつわらなかったか(妄語)。

他人を迷わし、うぬぼれさせたり(綺語/きご)仲違いをさせ不安におとしいれるようなこと(両舌)を語らなかったか。

大川隆法著『太陽の法』

もし、一日が終わる時点で、自分がその日一日に語ったことが録音されていて、就寝前にもう一度それを聞かされたらどう思うか。

この辺りが、正語のチェックポイントになります(笑)。

口に出した言葉が、自分と他人の幸・不幸を創り出すということを、心して言葉を発していきましょう。



【正業/しょうごう】

四.
自分は正しく行為をしたか。

修行者としての戒律を犯すようなことはなかったか。

手や足やその他の身体器官が、法律に反する殺人・暴行・盗みや、性道徳に反する、不倫や、わいせつ行為、悪質な風俗営業での堕落した行為、ポルノへの傾倒などの罪を犯すことはなかったか。

あらゆる生命を尊重し、仏・法・僧の三宝には布施を惜しまなかったか。

大川隆法著『太陽の法』

「今日一日、正しい行為をしたか」。

「正業」とは、本来は「正しい行為」ですが、現代では「正しい仕事」という意味を持たせることもできます。

大川隆法先生によると、「職業における訓練・鍛錬・努力は、魂の進化に大いに影響している」そうです。

すなわち、仕事を通して指導力をつけていくことが、私たちの魂の修行としても必要とされています。

与えられた環境で、「最善」を尽くす努力をしたか

大きな目で見たときの、仕事の仕方はどうであったか。

日々、振り返りの時間をとってみましょう。



【正命/しょうみょう】

五.

自分は正しく身・口・意の調和のとれた生活をしたか。

酒やタバコ、賭博、麻薬などにまみれたよこしまな生活をしなかったか。


生活のなかに不平不満はなかったか。

足ることをしっていたか。

万物に感謝をしたか。

また、仏の下さった二十四時間を活かし切ったか。

大川隆法著『太陽の法』

「正命」とは、「正しく生活する」という意味になりますが、現代的に言うならば、「時間の生かし方」と「ライフスタイル」に当たります。

人は「時間」の下に平等ですが、その使い方によって世界が分かれていきます。

一日の時間をどう生きたか。
真理への貢献度はどれくらいか。

この辺りが、日々の反省項目になります。



【正精進/しょうしょうじん】

六.
自分は正しく仏法真理を学んでいるか。

修行の気持ちが薄らいでいないか。

一体どれだけ悪から遠ざかり、善の種をまいたか。

正しい努力を怠っていないか。

大川隆法著『太陽の法』

「正精進」とは、「正しく道に精進する」という意味です。

神仏に向かっての精進ができているか。
仕事の方向性が、ユートピア建設へと向かっているか。

この辺りを、毎日振り返っていく必要があります。



【正念】

七.
自分は心を落ちつけて、修行とユートピア建設に関する正しい人生計画を抱くことができるか。

自己実現の祈りは、仏の心にかない、悟りを高め、自らの人格をも高めるものか。

また、仏法真理を深く理解し、教えを正しく記憶しているか。

大川隆法著『太陽の法』

「正念」とは、「正しく念ずる」と書きます。

現代的に言うならば、「未来に対する心のあり方」という考え方に解釈することができます。

「反省」を過去に対する悔い改めにするだけでなく、未来を開くための積極的反省にしていく必要があります。

「正見・正思・正語・正業・正命・正精進」と進んで、この「正念」で、「反省からの発展」を目指していくべきでしょう。

そして、「念い」には力があります。

目標設定をし、「正しい念い」の力で、「未来のユートピア創り」を目指していきましょう。



【正定/しょうじょう】

八.
自分は正しい精神統一の時間を持っているか。

自らの過去の罪を反省し、その日一日をしっかりとふりかえり、守護・指導霊に感謝してから就寝しているか。

精神統一によって心の安らぎを得ているか。

大川隆法著『太陽の法』

心の安定」とは、思いのほか大事なことです。

心が波立っていて、幸福な人はいません。

水のように波立っている心を治めていこう」とする作業が、「正定」に当たります。

そして、「正定」の「正しい定に入る」とは、限りなく神仏と一体の境地を目指す行為です。

心静かに、天上界に心の針を向けて、仏の光を受けていきましょう。



右(上)にあげた八項目が、真説・八正道にして、今日においても、その価値を失わない、人間としての正しい生き方です。

そして、このように、毎日毎日を正してゆくことが、非凡な人生を歩み、仏の高みへと自分を押しあげていく力となるのです。

大川隆法著『太陽の法』より


〈まとめ〉

本日のポイントをまとめておきます☆彡

「五官」を超えた世界:真実の人生の意義とは、五官を超えたところにある

「八正道」とは:人間完成への道

「正しさの基準」とは:仏の心を知るということ

「真説・八正道」:仏教の「八正道」を元に、現代人に分かりやすく説かれた仏法真理

【八正道】
正見:正しく見たか
正思:正しく思ったか
正語:正しく語ったか
正業:正しく行為をしたか
正命:正しい生活をしたか
正精進:正しい精進をしたか
正念:正しく念じたか
正定:正しく精神統一できたか

8つの項目となると、忙しい現代人には難しい、と言う日もあるかもしれません。

そんな時は、週末にしっかりと振り返りの時間を取って、一週間の反省をしてみるのはいかがでしょう。

心がスッキリとし、次週へのエネルギーチャージにもなると思います。

忙しい日でも、特に正見・正思・正語だけでも、振り返ることができると、人生への取り組み方が変わってくると思います。

ぜひ、参考にしてみてくださいね♪


最後までご覧くださり、本当にありがとうございました🌷



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