#3、ふわり
特別、「形容詞」とか、そんなことは書いてないのです。そこが良い。御託は申すなシンプルイズベスト。
意味を見ると、まぁ、空中に浮いているさまなんだけど、専ら、風に乗るとか、空中に一時留まるみたいなものを言うのかもしれない。
「ハルが二階から落ちて来た」的なイントネーションを感じる。
きっと下から轟々と風を舞い上がらせて体を浮かせるのは「ふわり」ではないし、パラシュートで降りてくるのも違う。あくまでちょっとそこまで感を醸し出さないと、ふわりには遠ざかるのかもしれない。
桜の花はふわりと浮くし、薔薇ははらりと落ちるんだなぁ。
こういう、ニュアンスを言語化するものは、母国語の方がやりやすいんだろうな。私の場合は日本語。アメリカの方は英語で表せば、きっとりんごが木から落ちるのはふわりではないよね。
ぽとりなのか、ストンなのか。
飛び猫という写真が随分前に話題になった。「飛び猫 写真 五十嵐さん」とかで検索してちょ。それもまたふわりとは違う、もっと力強いものを感じますね。
空飛ぶ猫という絵本もあるらしい。メモメモ。
ふわふわしててもふわりとはしてないもんなー。わたあめとかそうですよね。やっぱり、空中に一時止まって飛んでいることという、かなり限定された語句ですね。
みなさんのなかのベストオブふわり、なんでしょう。(問いかけていくスタイル)
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