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#10、一念五百生(いちねんごひゃくしょう)

わずかに一念の妄想を浮かべたものは、五百生の長い生死にわたってその報いを受けるということ。

広辞苑第五版

「報い」自体は仕返しなどの他に、「その労力にふさわしいお返し」という意味もあるらしく、それは長いこと思い煩っておるなぁという印象。

好きな気持ち、共に過ごした人、動物、もの、建物、場所、他にもたくさんの情というものがあると思います。

対象を暖かく思う気持ちを一時抱けば、意思のある生命としての営みになると思います。

一念五百生流るるは月足夜に咲く花夢か現か

藤川麻里佳

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