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災害支援と寄付

-令和2年7月豪雨-

九州の豪雨、馴染みの場所がまた水に飲まれていく光景に心が痛みます。
九州以外の地域にも大雨の被害が出てきていますし、今年は何よりもwithコロナで、支援物資を送ったりボランティアへ行ったりということが、これまで以上に困難になるでしょう。

私も遠くから被災地に思いを馳せることしかできないので、少額ですが寄付という形で被災された方々の役に立てたらと考えています。

と言っても、寄付を受け付けているところが色々あって、どこに寄付していいかわからないという人も多いと思います。全額そのまま被災者へ渡るということで「義援金」の方が良いという意見もあります。一方、支援活動を行うNPO・NGOなどの団体や、募金を請け負い分配する中間組織への寄付「支援金」は、人件費や手数料が引かれることもありますが、それは支援の専門家、資金分配の専門家、そういった専門的な支援を行ったり、十分に公的な手が届きにくい場所や人々へ資金を分配する専門家や組織が効果的に活動するための必要経費です。特に今回のような、感染症対策も必要な災害支援となるとより専門的な知識や技術が求められます。支援のプロや専門組織が、今後もやってくる災害に対応するための技術や物資を備え、組織力を上げるための助けにもなります。また、様々な理由から政府の支援対象にならないけれど困っている人への支援に使われるかもしれません。

「支援は団体戦」、難しく考えすぎずに、寄付のしやすい、もしくは共感が持てる組織や募金先へお金を届ければよいと思います。寄付を受ける側は透明性をしっかり確保する義務を果たし、社会全体に「寄付の文化」がもっと根付いていくことを願っています。

500円でも1000円でも、ボランティアに行ったとしたらかかっていた交通費分でも、無理なく出来ることから。

現時点での最終更新は2019年10月のようですが、下の記事がとても参考になります。

これまでに犠牲になられた方々のご冥福をお祈りし、これからの被害が最小限にとどまることを切に願うばかりです。

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