テッサロニキからギリシャ中部の奇岩群メテオラへ。
途中オリンポスの山々を眺めながら、バスに揺られること3時間ぐらい。
あらためてギリシャは海だけでなく山も美しい風光明媚なところだと思った。
メテオラ観光の拠点のなるカランバカという小さな町に宿泊。

オフシーズンで閉まっているお店が多かったが、ホテル近くのスーパーマーケットの品揃えが充実していて、お土産や飲み物など購入。
ホテルのお部屋からはメテオラを臨める。
お天気が心配されたが、次の日は雨も上がりメテオラ観光日和。

段々と山を上がりながら（といっても標高数百メートル）、24あるという修道院の一部を車窓観光。今でも荷物を運ぶのに滑車を使ったりするらしい。

最初に立ち寄ったのがメガロ・メテオロン修道院。
14世紀にギリシャのかの有名なアトス山から来た修道士アタナシオスによって建てられた。現在残っている教会は16世紀のもの。駐車場から修道院の入り口まで300段の階段を上り下りしていく。
周囲の光景もあって、とにかく中世のおとぎの国へタイムスリップしたような気分になった。
教会はもちろんギリシャ正教会。イコンの他、フレスコの天井画が見ごたえあるし、修道院から望むパノラマも圧巻。お土産屋さんにはご当地ジャムやワインもあった。

次はアギオス・ステファノス修道院。尼僧院である。駐車場から歩いていけるのでラクだった。リニューアルしたばかりで教会内部は非常にきれいである。小さな博物館にはイコンや写本、僧衣も展示されており、お土産品も充実していた。

昼食のレストランからもメテオラを眺めることができ、メテオラを十分に満喫できた。やはり一度は訪れてみないとわからない良さがここにはある。