2024年3月、米国カリフォルニア州アナハイムで開催されたナチュラルプロダクトエキスポに行ってきました。
コロナ禍で2年間キャンセルになり、昨年からまた再開しました。今年も大盛況、参加者65000人、展示ブース3300以上と世界最大級のお祭りのような展示会です。

アメリカのトレンドは？

かれこれ2005年から毎年のように訪問していますが、ここ5～6年の傾向としては”食品”部門が拡大しています。
食品は、ヴィーガン、オーガニック、プラントベース、代替食品、ケトジェニック、乳製品不使用などがキーワード。
ドリンク類も多く、アルコールフリーカクテルやノンアルビールもよく見かけます。
また、マッシュルームを加えた炭酸飲料、コーヒーなど機能性ドリンクもかなりのトレンドです。

カロリーゼロの甘味料として、ステビアやモンクフルーツは最近当たり前になってきましたが、新しい甘味料として”アルロース”も注目を浴びています。ギルトフリーの甘味料はスタンダードになりつつあります。
砂糖は家には置いてないよ～という人も、私の周りにも多い。買い物時にはラベルをみて甘味料の種類をチェックする人も多く、砂糖＝悪が定着しつつあるため、製品作りにも上記のカロリーゼロ甘味料を使用する製品がほとんどです。

ラーメンのブースをいくつか見かけましたが、なかでもimmiという台湾＆タイ出身のオーナーのブランドに人だかりができていました。プラントベースのラーメンのようです。

CBD関連はどうなっている？

CBD関連のブースは今年はめっきり減ったような。。。大手のシャーロットウェブ、Medterra、その他は小さいブランドが数ブランドといった感じです。プロテイン関連は減ってたかな。でも、コラーゲンがまたまた復活していたのと、電解質ドリンクあたりが増えてきているような感じです。

そしてサンプルを気前よくばらまくあたり、アメリカの景気が反映しているかもしれません。

まとめ

展示会会場には3日間行きました。1日平均18000歩歩きました。
日頃、なんとか意識して頑張って8000歩なのですが、この3日間はもらったサンプルを担いで歩き回ったので、足というかヒップが痛くてヨロヨロでした。
でも、なんだかんだ毎年訪問したくなるようなお祭りのエキスポ。来年は、どこかのブランドのお手伝いでブース出展側にまわってみたいです。

米国進出をサポートします

日系企業の出展も以前より多くなっています。
円安が続くなか、輸出にシフトしている企業も増えてきています。米国進出をお考えの企業様のサポートもおつなぎしますので、ぜひお問合せください。