他愛もないラクガキが
できる時間がスキかもしれないと
ふと見まわすもしかしたら
あの頃夢見てた生活が
いつのまにかここにある
のかもしれない気付いてないだけで

ささやかな時間

見上げる空には
うっすら夕焼けに染まる
かわいらしい雲たち浮かんでいて
あれにいつか乗ってみたいなと
ふわふわ漂うわたしを
想像してみる

そんな時間

何かの用事に追われることもなく
どこかへ行かなくてもいい
電車にも乗らなくていい
人と会う約束もない
何もしなくてもいい
何をしていてもいい
そんな時間を空間を
もてるひととき

ピアノ弾いてもいいし
本読んでもいい 読まなくてもいい
寝ててもいい
音楽きいてもいいし きかなくてもいい
他人に合わせなくていい

なんというぜいたく！

そんな時間

背中に潜む不安は
うまく隠して

隠れていよう
しばらくは