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歯が痛くて気付いたアイデンティティ




食べずに帰るのは仙台に失礼だ!と思い、
日帰りの仙台出張でドタバタの中、
牛タンランチをかき込んだら、
突然、右奥歯あたりに痛みが走った。



あーもうこれ完全に
牛タンのアレで顎をアレしちゃったやつやん、
最悪や。痛ぇ・・・



元から顔丸いから
顎外れて腫れてるかとかも分かんないし、
とりま最悪や。病院行こ・・・


となり、
帰京してすぐ行った歯医者で

虫歯ではなさそうです。
おそらく20代女性に多い顎関節症かと。

と言われ、ハッとした。






そうか、私は20代女性だったか・・・




この間、
おばあちゃんの葬儀のときに、
従兄弟のジュンちゃん(2個上のお兄さん)と
我が父親と、3人で話す時間があった。



確か「ジュン、お前彼女は?」みたいな話から、
結婚とか性とかの話に発展していって、
気づけばLGBTの話になっていた。



父親は海外で働いているのですが、
その海外オフィスでトイレを新設する際に、
男子トイレ、女子トイレの議論になったらしい。



心は女なのに、外見が男だったら、
男性用トイレを使用しなくてはならない?


でも女性用トイレに男性がいたら
それを違和感、嫌悪感と捉える人もいるよね?


あのマークや色分けの意味って、なんだ?
ユニバーサルって、なんだ?




個人的にはナチュラルな話題だったし、
ジュンちゃんも父も抵抗なさそうだったが、


じゃあどれほどまでの日本人が
このトピックを当たり前として捉え、
議題の一つとして挙げるだろうか?と考えたら


そもそも、
その角度での議論は生まれない事の方が
よっぽど多いだろうな、と感じた。




世間一般で見たら
私が20代女性であることは間違いなく、
赤いワンピースを着たピクトグラムの方に
吸い込まれていくことを、誰しもが疑わない。




確かに自分は20代であり、
女という姓を授かって爆誕した身であり、
日本国籍であり、長女であり、あり、あり。


でもそういうナショナリティやレーベルは、
意識し過ぎるものではないと、最近感じる。
肩書きに、どこまでの意味があるのかいね〜?



性の話は、センシティブ。
と意識し過ぎてしまっているから、
構えの体制に入っちゃうんだと思う。
だから、一向に進まないんだと思う。


みんなもっとオープンに
セクシャルな話をしようよ!とか
そういうことではないんだけど、


27歳OLという肩書きは、
使いやすいシーンもあれば、
厄介なことを引き起こす時もあるなって思う。


し、
何歳になっても、どこにいても、
自分は変わらず「みぞまり」として
生きていたいなって思う。


し、
自分も人を肩書きだけで判断しないように
注意していきたいなって思う。


し、
とりま顎関節症は
早く直したいなって思う。






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