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日記 20240217-20240218

怪奇! 白菜のミルク煮をひざに乗せて食う女




20240217 sat


舞台『HiGH&LOW THE 戦国』を観に歌舞伎町タワーのTHEATER MILANO-Zaへ。あのあたりにはほとんど行かないから、以前足を運んだときとだいぶ様子が変わっていて驚いた。建物に入ってから劇場まではエスカレーターでわかりやすい。

1月29日に幕が切られたこの舞台、ほぼ3週間経ってようやく観に行けた。先んじて観ていた後輩の反応もとてもよかったので期待していたが、結果として、大大大満足だった! いや〜〜〜、おもしろかったね…………。宝塚からキャスティングされたお二人も本当に麗しく、動きは洗練されているし声も素敵だし、それでいてハイローの世界観にしっかりハマってくださって、最高だった。

今回、2列目の通路側という信じられない良席で、しかもキャストが客席通路を使う演出がかなり多かったから、めちゃくちゃうれしい!!!!!の気持ちと、雑念!!!!!!!!!!!!!!!で脳内がめちゃくちゃになっていた。それでも演者がマジ中のマジということが全身から伝わってきたからこちらも全力で舞台に、物語に集中するよう努めた。

前方の席でよかったことはやっぱり目の演技が本当にたっぷり見られたことかなと思う。強い意志はもちろん、葛藤や逡巡、悲哀のひとつひとつが瞳にこもっていて美しかった。握りしめた拳に腕が震えているところも印象に残った。

それでもね……、物語が佳境に入るところで自分の席のすぐ横に玄武殿(RIKU)が立って体感15分くらい(たぶん実際2分とか?)演技をしていたときは、「RIKUが………………!!!」になってしまって、かなり雑念が大きかった。いやでも本当に、さすがにかっこよすぎて……………………。

そんな感じで、考えていたことがいろいろありすぎてうまく感想がまとめられないけど、物語の構成はさまざまな要素をこれでもかと詰め込みながらもわかりやすく、初見(&雑念)でもとてもとても楽しめた。夜には後輩と2時間近く通話して、すぐに熱を共有できたのもうれしかった。



20240218 sun


8時間半くらい寝た。土日とも8時間寝て、精神の安定を感じる。昼間は仕事をして、夜は練習に出た。自分のことに必死すぎてまだよさを味わえる段階にないが、とにかく一回ずつ集中してやれることをやるしかない。どうしても「作業」の部分が出てしまう。はやく音楽をやりたい。

合唱関連の企画を発案してくれた方がいて、とりあえず乗っかってみることにする。わたしはふつうに性格が終わっているので、ふだん歌っていない人たちと一緒に歌って自分がどういう感情になるのかあまり予想できなくて、気分的に無理そうならやめとこ、くらいのつもりでいる(申し訳ない気持ちもあるよ)。合唱には愛憎があり、ただ「好き」や「楽しい」だけではいられなくなってしまった。なんか知らんけど人生の結構な割合を捧げることになってしまったので。

心の一部がずっと大学生のころのままで、もういい歳なのにと思うことがこの頃とくに多い。「年相応」という実体のない言葉を意識的に排除したほうがいいかもしれない。30代になりたてですでにこの感じ、来るミッドライフ・クライシスは馬鹿にできないくらいおそろしいものである気がしてきた。は〜 自愛自愛。みんなもご自愛ね。


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