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観光コーディネーターという仕事26

大槌町の大きなイベント、岩手大槌サーモン祭りの準備をしていた6月はあっという間に後半となり、5月の記憶がすっかりなくなっています。
というか、最近では、1週間前、3日前、前日の記憶も喪失してたりして、やばいやばいと思っている今日この頃。

かがり火の舞2023スタート!

スケジュールを見直すと、祭り準備以外はこれからの物事の打ち合わせばかりで、これといったトピックがないのですが、眼に見える大きな動きといえば、「三陸大槌町郷土芸能かがり火の舞2023」。
5月27日に始まりました!

今年で3年目になりますが、大槌町といえば「郷土芸能」「かがり火の舞」とだいぶ認知されてきたように思います。

5月14日に、郷土芸能保存団体連合会のみなさんと一緒に、会場・小鎚神社様の倉庫の大掃除をして、初日を迎えました。
昨年まではJRのキャンペーンとして実施していましたが、今年は自主開催。
JRキャンペーン用の鑑賞手形が使えないので、あらたにつくることに。
ただのチケットではなく、鑑賞の記念になるようにと、
協会メンバーで考えて、今年は出演団体のポストカード(2枚)を鑑賞手形にしました。
地域おこし協力隊のカメラ男子・北浦くんの写真で、協会のきっしーがデザインしました。

雨が心配なこの時期。
「大槌町郷土芸能かがり火の舞」は、雨の場合小鎚神社から徒歩で数分の大槌町役場横「多目的会議室(体育館)」で実施します。
できるかぎり神社で開催したいと、関係者は毎回天気予報と睨めっこして、ギリギリまで粘っております。
けれども室内は室内でじっくりと観られるので、悪くないですよ。
雨かもと諦めて来られなかった方、次回は雨でもぜひお越しください。
下記写真は、室内開催のとき北浦くんが撮ってくれた写真です。

DX報告会

DX=デジタル・トランスフォーメーション。
横文字に弱い私でも覚えている、いまどきのこのワード。これから観光を盛り上げていくためには、デジタルデータによるマーケティングが必須といわれてからずいぶん経ちます。
焦るけれど、お金のない観光協会レベルではどうすればよいか?と途方にくれていましたが、三陸DMOによるDX報告会のお誘いがあり、行ってきました。
結果ターゲットや観光客の行動から見える「求めている」ものが見える化していて、とても効率的に誘客の戦術・戦略を立てられてもっともっと活用すべきツールだと、あらためて実感しました。

が。
ここ3年のコロナ禍期間のデータだったのと、調査スポットの選択の是非(大槌町の調査スポットは「大槌駅」だったので、大槌に関してはあまり有益なデータは拾えませんでした。かといって、大槌町で観光客の動きを見るとなると、道の駅もお土産屋もなく、どこになるんでしょう???)など、いまのデータでは不十分であり、これから継続して調査をしていただきたいですが、これまたお金の問題が。
県に継続してやってもらいたいなあと、小さな町の一観光事業者としては思うわけです。

教育旅行受け入れ研修@おらが大槌夢広場

まだ歴史の浅い「大槌町観光交流協会」。
協会が立ち上がってすぐにコロナ禍に入ったりと、「観光客」「教育旅行」の誘客や受け入れ、コーディネートについては、ずっと手付かずでした。
ようやく今年度から「観光チーム」ができたわけですが、
私以外のメンバーは、ほぼ初めての仕事です。
ただ、「教育旅行」に関しては、震災後おらが大槌夢広場さんが受け入れをしており、定評のある「震災学習」ほか、希望する学校には、町内の他のプログラムも合わせてコーディネートをしています。
コーディネートの大先輩がいるではないか!
ということで、観光チームメンバーに時間があるときは手伝いに行って勉強してきてほしいと言っていますが、
やはり日々の仕事に追われてなかなか行けてません。

そんななか、おらがさんが毎年受け入れをしている「新渡戸文化小・中学校」は、震災学習だけでなく、おおつちのあそび&ジビエさん、吉里吉里国さん、吉祥寺さんのプログラムに分かれて実施。
おらがさんがすべてをコーディネートしています。
勉強するのにこんなよい機会はないと、6月27〜29日の新渡戸文化小学校の教育旅行の受け入れにみんなでサポートに入ることになりました。
5月6日には、学校の先生との全体打ち合わせがあり、そこから参加しました。
学校には、明確な「学習目的」があり、その目的に合わせてどのように内容を考え、コーディネートするか、学ぶところいっぱいの打ち合わせでした。

大槌町合宿・学習旅行補助事業の受付開始

3年目となるこの事業。
今年の申し込みもいいペースで入ってきています。
今年は、大学のゼミ合宿や研修旅行が多いのが特徴で、コロナが明けたんだなあと、思わぬところで実感しています。
このペースで行くと、今年も早めに上限に達しそうですので、
合宿(スポーツ、ゼミ、文化活動)や研修旅行の予定がある方は、ぜひ大槌町へ!

おおつち里海ダイビング2023のその1

昨年からはじまった里海ダイビング。
今年は運営リーダーを観光チームの古屋さんにバトンタッチして、1回目を実施しました。
詳細は、

古屋さんががんばって、陸でのおもてなしは、だいぶこなれてきたと思います。私も牡蠣蒸し焼き職人として、頑張りました!(笑)
ダイビングについては、
大船渡の「ダイビングリアス」さんにおんぶにだっこで、
本格的な受け入れは、まだもう少し先ですが、
イベント的な形で回数を重ねて実績を積み上げ、
大槌町の代表的な体験プログラムにしたいと思います。

そのほか

●6月のサーモン祭りの企画・運営・準備、広告
●6月の地引網、里海ダイビングの企画・運営サポート
●6月の教育旅行受け入れ準備(2校受けている)
●これから始動する東北のあれこれの打ち合わせ
などなど、書けば長いけれど、細かなことになるので、割愛します。

そうそう、田植えをしたのも5月でした!
毎年参加している浜千鳥さんの酒造り体験の初回です。
これから、稲刈りや仕込み体験などが続きます。楽しみ〜〜〜。
田植えを始めると写真が撮れなくなるので、浜千鳥さんのブログをご紹介します。

※トップ画像は、美魔女会で出た六串商店さんの豪快すぎる舟盛り

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