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しゃべって!しょうじろう⑥好き傾向編

前回の⑤シルヴァン編までで、おおむね照二朗の人生のテーマと旅立ち(タロットでいうなら戦車アルカナだ)までをしゃべれたので、今回はそんな生い立ちや人生テーマから形成された性癖(オタク語)の話を……。

〜照二朗小学校卒業くらいまでのあらすじ〜
没落悪役令嬢のお祖母さまに育てられた悪役令息の照二朗。邪悪なお祖母さまを反面教師に、リシテア的文学才女の母の蔵書に囲まれ、「本当に格好いい、美しいこととはなにか」を考えて一時はガリガリの正義委員長に。
しかし、いろいろあって正義委員長に限界を感じた照二朗は思い切ってやわらか戦車を目指すことにする。やわらか戦車は柔よく搦手から制すってことだよ〜(ファイアーエムブレムifのツバキの口調で)
〜あらすじここまで〜

ふたつの方向

現在の照二朗のオタクとしてのスタンスは基本的に「箱推し」ですが、特に思い入れるキャラクターにはずっと二本の柱があります。「自分に似たもの」「生きられなかった自分」です。
全部自分やんか

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