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「復讐」の物語『ファイアーエムブレム風花雪月』

『月の裏側―無双クロードは「何だったのか」』そろそろ「おわりに」をまとめています。5/5東京ビッグサイト東7ホールC44bスペースで発行するよ~ 現場でお求めの方にはちょっとしたオマケもあるよ

「クロードとレスターの話」ってわけじゃないので今回の本に入れるかは未定なんですけど、今回の本を書いて『無双』の意味合いについて考えたことで、いわゆる「本編」について新たにわかったことがあったので書き留めておきます。

「本編」は本編だけで美しく完結していたのに、『無双』がその完成を無粋に壊してきたひどシナリオであったと評されることも多いですね。しかし『無双』をよくよく見てみると「本編」と『無双』の関係は「本体とファンディスク的オマケ」というわけではなく、ほとんど平等な「それぞれのカメラ」なところがあります。

つまり、基本や正道のように見えていた「本編」もまた、相対化されることで見えてきたものがあったということです。

『ファイアーエムブレム風花雪月』本編は、復讐の物語であると。

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4,343字

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